今回の演奏は、以前のステージや音響機器での演奏よりずっと思索的でありつつ人間の存在についての基本は暖かく以前のイアンさんより声に緩やかさと幅が増した気がした。声楽家としての鍛錬、芸術家としての成長、年齢の持つ意味を考えた。その美声と繊細さと強靭さが交互に輻輳的に表われる音楽に心を揺さぶられた。「戦士の予感」のGute Nacht のピアニッシモ、「Atlas」の壮大な構図、「漁師の娘」の美しい旋律、「DopperGenger」の恐ろしい静寂、「鳩の便り」の”あこがれ”、どれも素晴らしかった。(ドレイクのピアノは時にキンキンしてやや違和感があった。)

Beethovenももちろん素晴らしかった。Schubertの曲との違いがくっきりとしていて驚いた。Ianは天才、すばらしい芸術家だ。

Ian Bostridge, “Schwanengesang” 

programme

当日のstage

photos

ほりっぺ(堀 朋平)san 美学・音楽学(福岡在住)▼住友生命いずみホール音楽アドバイザー:最近の表現主義的な傾向からすると、すごくマイルドに声を使ってた。でも深まった中音域の肌理時に瞑想的なまでの緩いテンポが愛の孤独もえぐる。

Taimama san: 今日のホールはよく響いた。繊細且つ雄弁な表情、身振りと共に美声に乗って全身から苦悩や喜びが飛んで来る。

竹内一樹さんComposer/作曲家:イアン・ボストリッジ、シューベルト「白鳥の歌」拝聴。音楽が自然に浮き立ち、弱音での引き寄せ方、言葉に寄り添った音楽、イメージの膨らまし方から一人芝居を見ているかのように世界も色も変わる。内側に引き込まれて、いつの間にかその世界の中にいる感覚。

室田尚子さん:NHK-FM「オペラ・ファンタスティカ」レギュラーパーソナリティ。 オペラを中心に執筆やレクチャー:「リート」、つまり詩の内容を音楽で表現することの可能性の最高峰を聴いたと思う。一体どうしたらあんなことができるのか。異次元の凄さとしか言いようがない。早くも今年のベスト1かもしれない。I agree with her!

木村元さん:2019年以来、5年ぶりのボストリッジ様〜 私の大好きな美声健在で、それどころか益々素晴らしかった。心待ちにしていたボストリッジとドレイクのリートリサイタル。シューベルトの「白鳥の歌」を半分に分けてベートーヴェンの「遥かなる恋人に」を挟む構成。Doppelgängerに極まる緊張と恐怖。それと対局に最弱音から無音に至る息を飲む美しさ。ついに夢が叶いました。横浜まで来てよかった!

「ボストリッジがシューベルト「白鳥の歌」を歌う。英国のテノール特有の繊細な響きで陰影豊かに彫琢するドイツ歌曲。魔女研究で博士号を持つ彼のアカデミックな探究心も音楽を支えるやや表現のディテールにこだわりがちだった旧盤と比べて、13年後の新盤の語り口はけっして大袈裟でない自然な息づかい。前掲書で彼は、言葉と旋律の関連づけに関してクラシック歌手はもっとボブ・ディランやビリー・ホリデイ、シナトラらの歌の説得力に感化されるべきだと説く。その柔軟さに潜む凄み!宮本 明(ぶらあぼ2023年11月号より)

(ブログ di Lunaさん 第一曲を歌い始めたボストリッジは、以前のように体を大きく揺らしながら歌う独特のスタイルが健在でした。ある意味うろうろと不安定に体を動かす感じで、時にはピアノにもたれかかることすらあります。一見こんなにうろうろする感じだと、歌に悪影響がありそうなのですが、それが全くなく、むしろその表現にピッタリとあっているようにすら見えるのが毎回不思議です。ボストリッジの歌は、まず言葉が明瞭です。以前はすこし「籠る」ところもある、と書いていましたが、今回聞いた限り、あまりそのようなことは感じられず、とても美しい綺麗なテノールです。確かに、イタリア的なのびやかさではありませんが、きれいに広がる歌で、最初のレルシュタープの詩による歌曲は、美しく、軽やかで、スタイリッシュな歌唱がとても見事です。
 続くベートーベンの「遥かなる恋人へ」は、6曲からなる連作歌曲ですが、曲の切れ目もなく、全部で1曲とも聞こえる不思議な作品です。 ベートーベン的なしっかりした構成ですがでも甘さにみちた曲で、これは、ボストリッジのような全身で歌う歌い方にふさわしいかもしれません。 ここまでも素晴らしいのですが、この後のハイネの詩による歌曲が、とてもコントロールされていて見事です。このハイネによる作品は曲としても見事ですが、ボストリッジの歌は、本当に美しい声で、ささやくようにも聞こえるピアノと、会場も割れんばかりに深く響くフォルテの響きのダイナミズムが非常に明確で秀逸です。特に、ボストリッジのフォルテは今回初めてその真髄を聞いた気もしますが、テノールですが、本当に深く「割れる」ような響きも伴う深い声。 「アトラス」のように激しい曲でも見事ですが、これは特に「彼女の肖像」「海辺で」「影法師」のように、ピアノ(弱音)との組み合わせで展開されるフォルテが、実にすばらしく、全宇宙をも包み込むような広大な世界を作り出していました。

アンコールが3曲(曲選びでのピアニストとの親密な話しぶりが笑いを誘った。)


1.「さすらい人の月に寄せる歌」

シューベルト:さすらい人が月に寄せて · Dietrich Fischer Dieskau · Gerald Moore

Der Wanderer an den Mond

Ich auf der Erd’,am Himmel du,
Wir wandern beide rüstig zu:
Ich ernst und trüb,du mild und rein,
Was mag der Unterschied wohl sein?

Ich wandre fremd von Land zu Land,
So heimatlos,so unbekannt;
Berg auf,Berg ab,Wald ein,Wald aus,
Doch bin ich nirgend,ach! zu Haus.

Du aber wanderst auf und ab
Aus Ostens Wieg’ in Westens Grab,
Wallst Länder ein und Länder aus,
Und bist doch,wo du bist,zu Haus.

Der Himmel,endlos ausgespannt,
Ist dein geliebtes Heimatland;
O glücklich,wer,wohin er geht,
Doch auf der Heimat Boden steht!

2. F. Schubert: Das Zügenglöcklein
(弔いの鐘) Op.80-2 D 871シューベルト作曲 Wigmore Hall Live

Das Zügenglöcklein, D.871「弔いの鐘」

Kling’ die Nacht durch,klinge
Süßen Frieden bringe
Dem,für wen du tönst!
Kling’ in weite Ferne,
So du Pilger gerne
Mit der Welt versöhnst!

Aber wer will wandern
Zu den lieben Andern,
Die voraus gewallt?
Zog er gern die Schelle?
Bebt er an der Schwelle,
Wann Herein erschallt?

Schubert: Im Abendrot, D. 799 「夕映えの中で」

3. Im Abendrot (Karl Lappe)夕映えの中で

O wie schön ist deine Welt,
Vater, wenn sie golden strahlet!
Wenn dein Glanz herniederfällt
Und den Staub mit Schimmer malet,
Wenn das Rot, das in der Wolke blinkt,
In mein stilles Fenster sinkt!
Könnt ich klagen, könnt ich zagen?
Irre sein an dir und mir?
Nein, ich will im Busen tragen
Deinen Himmel schon allhier.
Und dies Herz, eh es zusammenbricht,
Trinkt noch Glut und schlürft noch Licht.

 おお、なんと美しいのだ、御身の世界は、 父よ、世界が金の光を放つ時!
  また、御身の輝きが降り注ぎ、  ほこりを微光で色づける時、
  雲の中でちらついている紅が  私の静かな窓辺に沈み込んでくる時!

Im Abendrot, D. 799 · Christa Ludwig · Geoffrey Parson

Song and Self: A Singer’s Reflections on Music and Performance (Berlin Family Lectures) (English Edition) Kindle版

Award-winning singer Ian Bostridge examines iconic works of Western classical music to reflect on the relationship between performer and audience.

Like so many performers, renowned tenor Ian Bostridge spent much of 2020 and 2021 unable to take part in live music. The enforced silence of the pandemic led him to question an identity that was previously defined by communicating directly with audiences in opera houses and concert halls. It also allowed him to delve deeper into many of the classical works he has encountered over the course of his career.

As a performer reconciling his own identity and that of the musical text he delivers on stage, Bostridge unravels the complex history of each piece of music, showing how today’s performers can embody that complexity for their audiences. As readers become privy to Bostridge’s unique lines of inquiry, they are also primed for the searching intensity of his interpretations, in which the uncanny melding of song and self brings about moments of epiphany for both the singer and his audience.

ソング&セルフ: 音楽と演奏をめぐって歌手が考えていること 単行本 – 2024/1/25

ジェンダー、人種、死……
歌と自己が混じりあい、音楽は啓示となる。
英国を代表する世界的テノール歌手が音楽の「隠された歴史」にせまる! 「自分はこれらの曲を演奏すべきなのだろうか?
自分にははたしてそんなことをする権利があるのだろうか?
自分自身のアイデンティティは、ことばや音楽になって提供されている数多くのアイデンティティにどのようにつながっていくものなのだろう?

また作曲家や詩人のアイデンティティにどうつながるのだろう?」(本書第2章より)  歌をうたうとき、歌い手の自己はどのように変容するのか──。「音楽の解釈者のなかでももっとも才能ある文筆家」(アルフレート・ブレンデル)と評される英国随一のテノール歌手イアン・ボストリッジが、「ダフ・クーパー賞」(すぐれたノンフィクション作品にあたえられる英国の権威ある文学賞)を受賞した前作『シューベルトの「冬の旅」』(小社刊)に続いて世に問う音楽論。ジェンダー、人種、死をめぐり、モンテヴェルディ、シューベルト、シューマン、ラヴェル、ブリテンなどの作品を考察し、音楽の「隠された歴史」にせまる! 

◎本書に登場する音楽作品モンテヴェルディ『タンクレディとクロリンダの戦い』
シューベルト『冬の旅』
シューマン『女の愛と生涯』
ラヴェル『マダガスカル島民の歌』
ブリテン『カーリュー・リヴァー』『戦争レクイエム』『ヴェネツィアに死す』ほか

<音源>

Ian’s An die ferne Gelibte
アンコール終わりの2曲
アンコール3曲

イアン・ボストリッジ、シューベルト  大阪公演

(評・音楽)イアン・ボストリッジ、シューベルト――約束の地へVol.5 影ある歌声、もたらす芳醇さ 有料記事文化・芸能評 2024年1月25日 16時30分

演奏曲目  郷愁 D456/あこがれ D879/戸外にて D880/あなたと二人きりでいると D866-2/さすらい人が月によせて D870/臨終を告げる鐘 D871/真珠D466/みずからの意志で沈む D700/怒れるディアナに D707/とらわれた狩人の歌 D843/ノーマンの歌 D846/さすらい人 D493/ヒッポリートの歌 D890/リュートによせて D905/わがピアノに D342/小川のほとりの若者 D300/オオカミくんが釣りをする D525/眠りの歌 D527/友たちへ D654/緑のなかの歌 D917/孤独な男 D800/夕映えのなかで D799

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Mozartの原曲より2.5音も低く、速度も90%にして私用の歌音源を作った。5-6時間以上かかったけど、歌いたい気持ちが盛り上がった!(労作)さあ、歌おう!  die Sehnsucht 憧れをいだいて!Mit Sehnsucht!「白鳥の歌」鳩の使いより)

♪Das Veilchen ♪

2:37 Das Veilchen, low and slow w/Lyrics

Score (半音高い)

Ein Veilchen auf der Wiese stand,
gebückt in sich und unbekannt;
es war ein herzigs Veilchen.
Da kam ein’ junge Schäferin
mit leichtem Schritt und munterm Sinn
daher, daher,
die Wiese her und sang. 
Ach! denkt das Veilchen, wär’ ich nur
die schönste Blume der Natur,
ach, nur ein kleines Weilchen,
bis mich das Liebchen abgepflückt
und an dem Busen matt gedrückt,
ach, nur, ach nur
ein Viertelstündchen lang!
Ach, aber ach! Das Mädchen kam
und nicht in acht das Veilchen nahm,
ertrat das arme Veilchen.
Es sank und starb, und freut’ sich noch:
und sterb’ ich denn, so sterb’ ich doch
durch sie, durch sie,
zu ihren Füßen doch!
<repeat>
Das arme Veilchen!
Es war ein herzigs Veilchen.

2021/5 /9 concert

2021/5 /9 concert
20210508 発表会直前の練習
病気後初の高音挑戦 2024/1/15

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1月  2月  3月   (1/9「Haiku集 2014-2024」 ) (2/6 Nakano先生「共鳴句」)   (朝日俳壇2月)  (俳句「定型句」教本)

<春の季語> 春睦月  立春  早春  春浅し  余寒  春寒  春めく  雨水  二月尽  仲春  如月   啓蟄  春分  彼岸  春社  春の日  春光  春の空  春の雲  春の月  朧  朧月 春の星  春の闇 東風  春一番  風光る  春疾風  霾  春雨  春時雨  菜種梅雨  春の雪   斑雪   雪の果   春の霙  春の霰  春の虹  春雷  霞  陽炎  春陰  花曇 蜃気楼  逃水  春の山  春泥  残雪  木の根  雪崩  雪解  凍解  薄氷  氷解く  流氷  鞦韆  春の風邪  朝寝  春眠  春の夢  春愁

お正月を飾ってくれた花たち)
◆ 千両と万両飾り’24
◆ 薔薇パンジーハイビスカスのお正月
◆ 権現の山にこそあれ藪ツバキ
◆ 鎌倉の庭からひょっこりロドレイア

1/9 「Haiku集 2014-2024」を作った(こちら

2/6 Nakano先生からの「共鳴句」

  • 2017/4/6 🌸孫と来て神田川辺の花見かな
  • 🌸鎌倉や寺をめぐれば花いかだ(Simon)・・妙法寺で
  • 🌸✩ 掲示板の番号指しつ孫に春
  • 🌸◇ 交響曲イタリア響く秋の宵
  • 🌸鎌倉の庭に香るや金木犀
  • 🌸秋の雲ふわり流れて湾(うみ)青し
  • 🌸背を伸ばし歩いてみたり秋の日に
  • 🌸Even in a wheelchair I felt joy and happiness on that autumn day
  • 🌸”また明日”友と手を振る秋の暮
  • 🌸あの日からはや1年の冬至かな
  • 🌸春近し戸外歩行で陽のもとへ
  • 🌸山裾にポピーが二輪風に揺れ
  • 🌸Daycareの道に真白きハナミズキ
  • 🌸我が歩み励ます友のドレミの歌
  • 🌸降る雨にピアノの音よ溶けてゆけ
  • 🌸三角の笹の葉開き粽食む
  • 🌸陽に映えて金の穂揺らすあわだち草
  • 🌸ミズヒキのちいさき花のそっと咲き
  • 🌸冬枯れの山にかそけき日差しあり

2月

2/5 平潟町にも少しだけ雪が降った。

(O先生宛)金沢八景・平潟町は雪がぱらついた程度でしたが、私が通う、円海山のふもとに立地するデイケアは、今週火曜日がお休みになるほど雪が積もったそうです。昨日行きましたら、道路脇にまだ雪が残っていました。

◆ 降る雪に我をうましし母思う
◆ 里山に雪の降る朝我生まる
◆ デイケアへ上る坂道まだら雪(なごり雪) (2/9)
◆ 雪残る山裾に今日春の風
◆ 夕日射す山の斜面に浅き春
2/9 komorebi

2/13 久しぶりに外へ出た。潮の香りが強くて驚いた。

◆ 春の日や戸外の潮の香新しき    
2/13

🌸◆ いこより春は来たるや山遠し  (「良く出来ています」・・湘舎先生4/10)
◆ 春の山雪解け水を野に畑に
◆ 雪解けの水音聴きて春を知る
◆ 雪解けや小川の水もぬるむかな
◆ 雪解けの道に小さき春の跡(乾いた土が見える)
🌸◆ 雪解けの道に小さな土も見ゆ   (○印:湘舎先生 4/10)
ネコヤナギ

里の春「フキノトウ」 ☆ふるさとの思い出は、なぜかすべて雪解けの春から始まります。とりわけ春の花々が懐かしく思い出されます。「春」は若い日の夢と希望の象徴だったからかもしれません。

◆ 春の朝床の背中の暖かさ
◆ 吾子の声聞きつつ昼寝春の午後  3/14
◆ 春の陽に雑木林の明るさよ(明るけし) 3/15
◆ 春の陽や雑木林も光りおり  3/15

3/17 平潟湾に風が吹く

                
◆ 春風や大根の花北に揺れ
◆ 春風に北向く白き花大根

3/22 こもれびの雑木林に春風が吹いていた。

◆ 春風や冬木の林通り抜け
◆ 春風や雑木林の草揺らし

3/15
◆ 春風や青空に花ふたつみつ
◆ 春風に花も咲く日を待ちかねり

高浜虚子「自薦句集(復刻版)」より

朝日俳壇 2月  俳句「定型句」教本

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Das Veilchen 伴奏(YouTube)  Walking March Slow (YouTube)

 <Index> 12/28 my own「理論集」(「定義集」の真似)    12/30 お正月準備・北鎌倉  千両万両南天etc.)  12/31 N響第九  1/1 お正月New Year Greetings!  1/2 Ken &Yohta    1/4 リハ訪問看護開始  1/5 Daycare開始  1/6 ICF Year Plan ’24  1/11 Meeting with Prof.G w/Sylv  1/14 Skypeなど  1/18 自然な歩き方  1/20 Ian Bostridge Concert  1/25 Salon Concert_1(w/two “K”)  1/28 Simonの早大合格戦術  1/29 歩行について  1/31 屋外歩行  2/5 右足外反母趾   2/13 Heim屋外歩行


12/30  12/28夜に年賀状も投函し、30日は休養日。昨日はお正月用のお花を生けた。

12/30 北鎌倉の家:ロドレイアRhodoleiaの花芽がいっぱい!隣家からとんできた「とねりこ」も伸びた。ご近所にできたレストラン、春には行くぞ!

☆紛らわしい樹木;比較

センリョウマンリョウ    ナンテン      トネリコ      クロガネモチ  
センリョウ科センリョウ属、常緑サクラソウ科ヤブコウジ属、常緑メギ科ナンテン属、常緑モクセイ科の落葉樹モチノキ科モチノキ属
千両の実は、葉よりも高い位置にひとつにまとまったようにつく。万両より実が小さい。万両の実は、葉の下に隠れるようにつく。千両よりも少し身が大きい。ブドウのように房状に実をつけるのが大きな特徴「共に練る濃」、「戸に塗る粉」「苦労がなく金持ち」に通じるネーミングから縁起木

12/31 朝は曇り、のち晴れ。平潟湾が明るくなってきた(11:31)。目の前に新しい釣り船が浮いている。歩行はゆったりと開始。まだ左半身の硬さのせいで「やや不調」。でも「寒いときは歩行練習で体温回復」と思いつき、午前中から実施。穏やかな年末だ。少しの歩行も入れて4回歩いて今年もおわり。がんばりました。スープづくりは来年に「延期」となった。午後8時から中村恵理が出演する下野竜也のN響「第九」がある。演奏はFMで聴いたが素晴らしかったので、録画で見るのが楽しみ。紅白は見ない。2023のまとめは「Dataでみる私の”2023″」へ。Happy New Year!

左が新しい船(視界が▲)

下野竜也のN響「第九

素晴らしかった!「ぶらあぼ」のN 響 「第 9」演奏会レビューreview

1/1 私のもとへ最初に届いたNew Year Messageは驚きのSloanさんからだった!以心伝心と思いたい。今年もいいことがありそう! 元日からしっかりリハビリ開始。1/7までSloanさんからMail4通受信,うれしいお正月になった。JohnとのZoomも1/14だ。

<Google 翻訳では私の心は伝わらない!例>

I wish you a wonderful happy and healthy 2024. Beat wishss、Ro…..
I made a year 2023 note last December. In that message, I said that “two surprise visits of my friends, a British friend from Oxford and a friend from Shanghai and many other friends made my life colorful and happier.” As I was in wheelchair, they came visit me.
(年賀状より) 3月英国Oxfordからの友人、11月上海からの友人のSurprise来訪。そのほか友人も多数!車椅子生活ならではの素晴らしい出会いが私の生活を楽しくしてくれました。
(by Google) A friend from Oxford, UK visited in March, and a friend from Shanghai visited Surprise in November. I also have many other friends! The wonderful encounters I had while living in a wheelchair made my life more enjoyable.

龍華寺のお正月 2024/1/1

1/2 (message to Kumi): KenYohtaが来てくれて、良かったです♪♪Yohtaはピアノ弾いてくれました♪あと、私がKenの車で1/19にコンサートに連れてってもらうので、乗り降りの練習、しました♪上手くいきました。今回は若者がいたので、車椅子の階段上げ下げ、私の車椅子押しの練習もさせちゃいました。あとはみんなで、お手玉投げで遊びました。楽しかったです。(それは楽しみですね✨うまくいって良かった!!Yohtaも、いい子ね)・・(me)「能登の人のことを思うと、胸が潰れる思いです。特に高齢の人。寒かったら辛い🥵

1/2 Had good time!”
1/5
1/2 朝焼け

1/2 SloanさんからはまたMailがあり、「2月か9月にHKに行くのでついでに日本へいけるかも」との嬉しいニュース、Ghim:::先生も11日に来てくれる!いいことばかりあり、ベッドの中で「今年の計画」を考えるとにっこりしてしまう。何という幸せ!歩行練習も、もちろん調子が良い。

1/4 Sloanさんから毎日メールが届くうれしいお正月。今日は理学療法士の訪問リハと訪問看護も受けられた。幸せなことだ。歩行は「腿を上げて!」行うことの意味を詳しく教えてもらった。訪問看護では爪切り洗髪までしてもらった。有難い。ちょっと食べ過ぎて体重0.7kg増加 (1/7:元に戻っていた)。1/5 こもれび通所開始。普通に歩けた。こもれび神社おみくじは今年も「大吉」

2023 ICF Review

 

1/6 ICF Year Plan ’24

2024 画像
2023 Review
2024/2/3最終

 ファイルICF Year Plan 2024 Final

1/8 訪問ヘルパーさんによる浴槽入浴実施。去年から2回目だけどかなり上手にすんなり入浴、ゆったりお風呂が楽しめた。スゴイ!

Mishima meal

1/10 リハビリ歩行は以前よりすんなり歩ける気がする。Mrs Nishimは「あら、ちゃんと歩けるのね!背中も曲がってないわよ!」と励ましてくれた。OT Nishikさんは良い目標を設定しリハビリを楽しく確かなものにしてくれる。感謝。Short Stayについて訊いたら「家族の都合で必要なら良い制度だが、リハビリ的には勧めない」とのことだった。こもれびゲームは何度目かの一番だった!

1/11 木曜日午前Ghimire夫妻が来てVolunteeringについての研究についてお手伝いをした。準備などで疲れていて英語があまり出てこなかった。でも、スリランカと恐山旅行の話が面白く、写真がきれいだった!「元気そうに見える」とのこと。うれしい。Sylvianeにはフランス語を教えてもらった。Rodolyiaが咲きそうになった。see this site

そのほかは、恵子さん、嶋田mさんからのLineメッセージも忙しかった理由。

La Temps des serises by Sylv

♪Le Temps Des Cerises 歌詞

1/14 お正月から良いことが続く。Sloanさんからのメール、Ghim夫妻の来訪、K子さんKaz子さんの訪問決定、昨日はPat先生からの電話、今日はJojn,Emilyとの楽しいSkype。歩行がうまくいかないわけがない!1/19はコンサートだし。あとは、Haruちゃんの共通テストがうまくいけば万歳なんだけど。

1/18 明日はIan Bostridgeのコンサートなので、こもれびはお休みにした。だから家歩行をがんばる。午後の歩行で、ちょっとだけ左足の出し方がわかったような気がした。「昔、普通に歩いてた頃はこんな風に足を出してた!」と思い出した気がして喜ぶんだけど、すぐその感覚を忘れる(ずっとは続かないので)。困る。でも、訓練ってこんなことの繰り返しだ。

1/20 ついに実現、夕方のコンサート鑑賞大作戦。こもれびを休んで準備、大成功だった。何といっても演奏会そのものが素晴らしかった。今まで行った演奏会の中でも屈指の見事さ。本当に幸運だった(内容はこちら

。Mrs. Shimさんとお話したり、Kenに連れてってもらったり。。楽しかった。身体と心のリハビリになった。今日は「自然な歩き方」がまだできた! 1/23 まだIanの素晴らしい演奏が耳に残り、夢見心地が継続中。今日は改めてAn die ferne Gelibteの最後の歌唱に感動。すッばらしい!。自然な歩行継続中(動画を見ると、そうでもないけど、一応合格。)

久しぶりの景色1/19
1/19, Ongakudo

1/25 YCU混声の仲良しK子さんとKa子さんが我が家へ来てくれてお喋りと歌の会をした。楽しくないはずがない!今度は夫婦で来てくれると。我が家は「集まる場」として魅力があるのだ。Sloanさんからの長いメールもうれしいことだ。急病のこととAnatole君のsarrogate motherに関するshort filmのこと。どの人にとっても、私との交流/交信が相手に有益であるよう、互いが楽しめ勉強になり励みになる関係を続けたいものだ!<1/25歌の会はこちら> 3人の歌「花」はこちら

letter to Mr. Sloan jan 27: Congratulations on Anatole’s winning of The Pitch Film Fund . I saw his tessor and an interview over the Internet and I met him! He is not only a great film creator, but also a great thinker and an artist, so bright.

I like the film “Our child,” very carefully and beautifully taken, and make us think of many cultural differences. To be honest, I haven’t thought about adoption or surrogation much (or nearly none), as in Japan it is very rare having babies, maybe not allowed, with surrogate mothers. I deeply moved by two women on the film. I understand the situation and understand there feeling and sorrow. I will talk about the film with my 47 years old daughter and her son, 13 (too early?) who will come this Sunday. I am now thinking why it is “Our Child,” not “Your Child?” Do you understand my question?


1/28 ;This is his comment:
Just in response to her question – the longer film that I will be making is about a traditional surrogate mother, so she is in fact the genetic mother of the child. So the title plays on the ambiguity of whose child this is.

1/26 CIF_2024版作成中。1/26Komorebiではスリッパ投げゲームで1位獲得、投げるのが少しうまくなった。

1/28 Simon became taller than me! 彼の今の悪い「お成績」は、「試験ごとに10人抜かしていけば大学入試のころは早稲田に入れるレベルになる」と(大笑い)。今日は横浜に来るので朝6時半には起きて準備したとのこと。遊びが大好き好奇心旺盛パイナップル飴のプレゼントも作ってくれた。

1/29 訪問リハでPTWat女史「歩行、身体機能とも少しずつ良くなっている」とのこと。良かった。自分でも、気分は元気で長時間座って作業もできるし「いい」ように思うけど、時には「どうなんだろう?」と弱気になったりもする。この頃外歩きをしないせいもある。でも、今腿上げ歩行をしっかりやっておけばいざ外へ出たとき「あ、こんなこともできた」と思うはずだと!それを信じて日々頑張るのみ。(1/30 腿上げ歩行良くなる!)

私のところに”押し寄せる”リクエスト”を大事に楽しく過ごそう。K子さんたちの再訪の希望も、Sloanさんからの難しい「Our Child」の話も、Ogaw先生からのblog更新依頼も、Matsuさんからの訪問希望も、うれしいSarahからの訪問予定も、Simonの北鎌倉遠足と久美の友人たちとの2/17-8北鎌倉宿泊(ユズのイベント参加のためとか)希望もみんな私のリハビリへの励ましだと考えよう!うれしいことだ。やることが多すぎるのは!!

1/31 今日のこもれび歩行は「お天気も良いので外へ行ってみましょうか?」「はい!」::外への降り口は難なく突破、外は気持ちよい風、玄関口への上り坂は「ゴルゴダの丘みたい(苦)」、室内歩行のスムーズだったこと!以前より時間がかからずに車椅子に戻れた。

この日のHighlightはShimさんの初ゲーム参加。とても嬉しそうで「阿波踊りと一緒だよ」とのこと。Mrs Shimには「デイケアの人たちはみんな大なり小なり”少々訳あり”の人たちで、それぞれのハンディを超えて楽しんでいるので、誰も(目のお悪いのにすごい)とかは思ってなかったですよ!」と。

2/5 今日は午後から雪が降りそうな寒空。午前のリハでは、右足の外反母趾について相談。歩行練習の思わぬ「敵」が現れた。午後は、寒いのと足の心配が重なり食欲なく布団に入りたかった。1時間して、「こんなことで負けてたまるか!」と起きて「ナニクソ」(久しぶりに声に出して、病院の佐藤さんの振り絞るような励ましの声を思い出した)と言ってみた。久しぶりの左膝がガクガクは、踵を十分つけて歩くことで回避(「集中不足」と言われたので、安心)。12分間いつもの歩行練習敢行。がんばるしかないときは、頑張る!

👈重要!

2/13 今年になって初めてエレベータホールまで降りて外へ出てみた。春の陽気で気持ち良かったから。でも風速7mの強風で、下へ降りてレンガの通路を少し(ほんの10mぐらい)歩いて退散。でも潮風が鼻につんと来て「春だ」と思えた。うれしかった。「あまり歩けなかった」と思うか、「それでも外に出られた!」と思うかは自分次第だ。私は「歩くと歩けるようなる」主義だ。外で写真を撮るのは次回の楽しみにしよう。午後の歩行は、なんだか自然に「普通歩き」になった。「左・右・左・右」1,2,1,2だ。右足の外反母趾はガーゼを使って改善している。工夫も大事。Haru-chanの医学部挑戦も佳境に入ってる。

🌹2023/12/9    12/13    12/15   🌹2024/3/12   4/1

10月のある日ひょっこりやってきた細い枝が、平潟湾の陽光に照らされすくすく育ち、12月9日「秋バラ」の季節を過ぎて、美しいピンクの花を咲かせた。素晴らしく美しくかわいい。ほのかな”ピンク”の芳香もある。来年はどうなるのか知らないけれど、うちに来て咲いてくれてありがとう!

12/13

12/13

2024/3/12 いったん葉を落としたが、春になり葉が出て3月になりついに花芽が!  4/1 開花

🌺「バ~ラが咲い」てほしい!

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1996,7~2,000年ごろ、仕事で良く通った英国大使館。大使館と大使公邸が日本の一等地に堂々たる姿で立ち現れていた。時代の流れで今はその一部が壊され、跡地にマンションが建つという。

いつもこの左の門から入った。構内を歩いておられた Sir David Wright大使に「丸茂さん!」と言われたことがあった。

英大使館跡地から弥生時代の集落 説明会開かずマンション建設へ(毎日新聞の記事)2023/12/4

 東京都千代田区一番町の英国大使館跡地から弥生時代の集落跡が見つかったことが千代田区への取材で分かった。見つかったのは三菱地所レジデンス(東京都)などが再開発を進めている土地で、縄文時代のものも含めこれまでに竪穴住居跡が28棟確認された。ただ、遺跡として現地に残すことは難しい見込みで、調査後に埋め戻されてマンション建設が始まる予定。現地説明会も開かれない。都心における遺跡活用の難しさを改めて浮き彫りにした。

「国民公園皇居外苑半蔵門園地」「以前、大使館で使われていた門柱も受け継いで利用した。」

 大使館の敷地は、1872年から英国に貸与され、2013年の賃料は約8,100万円だった。15年8月、日本は敷地の8割を英国に譲渡し、残りが返還された。(東京新聞)

再開発の候補は超高級マンションだ。立地を生かし、広い間取りの住宅になる場合、1戸あたりの販売価格は数十億円になりそうだ。(不動産新聞)

BIC Project

BIC took in its first tenant—RS Components Ltd.—in 1997. The following January, the centre was formally opened by Tony Blair, then-British prime minister, in a ceremony attended by the British ambassador to Japan, the mayor of Yokohama and the president of Nomura Real Estate.

Meanwhile, BIC is, sadly—to all intents and purposes—defunct. According to Nomura Real Estate, there is but one tenant left in the centre.

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