Haiku Poem, 2024 Apr.-Jun.
4月 5月 6月 (1/9「Haiku集 2014-2024」 ) (2/6 Nakano先生「共鳴句」) (俳句「定型句」教本)
<春の季語> 春の山 春の風 春眠 春の夢 春愁 山 椿 藪椿 白椿 紅椿 八重椿 玉椿 花椿 椿 林 落椿 花盛り 花明り 花影 花朧 花の雨 花の山 花の昼 花
<夏の季語> 夏の季語(きごさい時記)
初夏の季語
- 初夏 夏めく 薫風 新緑 若楓 柿若葉 擬宝珠(ギボウシ)麦の秋 花橘 五月、初夏、立夏、若夏、卯月、夏浅し、夏の朝、薄暑、夏めく、小満、清和、麦の秋 卯月曇、卯の花腐し、木の芽流し、筍流し、茅花流し、走り梅雨、迎へ梅雨、麦の秋風 筍飯、麦飯、柏餅、身欠鰊(みがきにしん)、粽(ちまき)、新茶、矢車、繭、端午、アカシア、あやめ、苺、卯の花、胡瓜の花、桐の花、芍薬、鈴蘭、筍、栃の花、夏蜜柑、薔薇、蕗、茉莉花、蜜柑の花、水木の花、麦、柚の花、ルピナス、若楓、若葉、夏めく、薄暑、麦の秋、若夏、夏浅し、夏の朝 若葉、茨の花、岩千鳥、岩藤、卯の花、浦島草、瓜苗、瓜の花、金雀枝、榎の花、踊子草、風車の花、樫落葉、柏落葉、甘草、木苺、草苺、九輪草、胡桃の花、牛蒡の花、牡丹、椎落葉、椎若葉、馬鈴薯の花、石楠花、新馬鈴薯、石菖、芹の花、
- 門川に 流れ藻絶えぬ 五月かな 河東碧梧桐 五月
- 夏めくや 庭を貫く 滑川 松本たかし 夏めく
- 柏餅 古葉を出づる 白さかな 渡辺水巴 柏餅
- 人々に 四つ角ひろき 薄暑かな 中村草田男 薄暑
- 新茶の香 真昼の眠気 転じたり 小林一茶 新茶
- 雀らも 海かけて飛べ 吹流し 石田波郷 吹流し
- 目には青葉 山ほととぎす 初鰹 山口素堂 初鰹
- 片隅に あやめ咲きたる 門田かな 正岡子規 あやめ
- 豌豆摘み 下田通ひの 船に佇つ 臼田亜浪 豌豆
- いざともに 穂麦喰はん 草枕 松尾芭蕉 麦
★4月
◆ 春の朝咲きたり小さき薔薇一輪 3/30 ◆ 春風にざわめく雑木林かな 4/3 ◆ 夢果たし医学部進学孫に春 ※(中野先生)春爛漫孫医学部に進学し |
◆ デイケアは浴槽からの花見かな 4/10 ◆ 円海の裾野に明るき山桃の花 ※(中野先生)円海の裾野に明るき山桃の花 ◆ 山桃の咲く山裾に集いおり |
◆ 窓からの湾をMAREという子来て ◆ 窓の湾をMAREという子と花の昼(4/13) ※(中野先生)◎窓の海をMAREといふ子と花の昼 ◆ ベランダの花と海にも水を遣り ◆ 花に飽きて自分の顔にも水鉄砲 |
◆ 春の海釣船ゆるり走りおり ◆ 春風や係留舟も西・東 ◆ 稜線の桜並木や色淡し ※添削 稜線に桜並木や色淡く (窓から見える鷹取山の桜) |
4/17-26
4/17 ◆ リハビリの戸外歩行や薫る風 ◆ リハビリの歩みを止めて見る躑躅 ◆ 今日もまた楽しき昼のカレーかな |
4/25 ◆ リハビリの道に香るや花大根 ◆ 花大根そこまで今日は歩きたし |
4/26 ◆ 草刈りの香り懐かし足止めぬ ※(中野先生)草刈りの香り懐かし足を止む ◆ 歩みつつ草の香りに振り向きぬ |
5/10 ◆ 長患いの友戻る日や五月晴 (daycareの仲良しの健康快復を喜ぶ) ◆ デイケアの小さき中庭鯉泳ぐ ※(中野先生)デイケアの小さき中庭鯉のぼり (老人施設でも鯉のぼりは楽しみのひとつ) ◆ 山は今黄緑みどりの段飾り |
5/14 ◆ 繰り返す季節はいつも新しき |
5/22 (5/23生まれの長男の誕生日に寄せて) ◆ 薫風に生まれし吾子はや五十一 ※(中野先生)薫風や吾子も今年で五十一 ◆ A baby was born on a beatiful day in May ’73 |
◆ 山裾につゆ草そっと風に揺れ ◆ 〇 里山にもじずり二輪雨の後 ※(中野先生) |
6/29(Sat) フランス人の母子3人来る
◆ 撫子の(▲紫の)ブーケを抱えてBon Jour ※(中野先生:「鈴蘭の」) ◆ 雨あがり海見て歌うラ・メールやさし |
6/30(Sun) 大船フラワーセンター:正面のスイレン池には白と紅色の水連、ちょうど開花期に入ったハスの花、薔薇園も美しかった。
◆ 〇 睡蓮の白き花びら池の青 ※(中野先生) ◆ 広池に白き睡蓮ぽっと咲き |
◆ 梅雨空にかそけき香りハスの花 ◆ 甘き香は何を伝えんハス咲きぬ ◆ 願わくばこの香りもて彼の国へ |
6/30 北鎌倉の家にヤマボウシの花を見に行く
◆ 鎌倉の庭に今年もヤマボウシ |