9/9 の大発見。楽しみすぎる!音楽堂なら行ける、普通に聴けるよう頑張る!曲目も大好きなSong Series (Cycles)二つ並んでいるではないか!2024/1/19(金)19:00 開演(18:15 開場)

「白鳥の歌 「遥かなる恋人に寄す」

現代最高峰のリート歌手として知られ、世界中の音楽祭やコンサートホール、オペラ劇場で活躍するテノール、イアン・ボストリッジが音楽堂初登場。シューベルト不朽の名曲「白鳥の歌」を中心とした、繊細にして奥深く、美しい詩と歌の世界。

  • ベートーヴェン:「遥かなる恋人に寄す」Ludwig van Beethoven :An die ferne Geliebte op.98  
  • シューベルト:「白鳥の歌Franz Schubert :”Schwanengesang” D957/96
  • Schwanengesang Full Score
  • 車椅子席あり(付添一人無料)、舞台右手前。P は音楽堂へ要予約 045-263-2567
1/13 発見!

a message from Ian on Jan 19 Concert

イアン・ボストリッジ[テノール]
Ian Bostridge, Tenor
世界各地で目覚ましい活躍を続け、ザルツブルク、エディンバラ、ミュンヘン、ウィーン、サンクトペテルブルク、オールドバラ等の音楽祭や、ウィーン・コンツェルトハウス、カーネギー・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、バービカン・センター、ウィグモア・ホール等のコンサートホールに登場。『冬の旅』、『戦争レクイエム』、『イルミナシオン』、『少年の魔法の角笛』、『夏の夜』など。

オペラでも、ベルリン・ドイツ・オペラで《ヴェニスに死す》のアッシェンバッハ、ミラノ・スカラ座で《ねじの回転》のクィント、パリ国立オペラでヘンデルの《イェフタ》、バイエルン国立歌劇場で《ポッペアの戴冠》のネローネと《放蕩児の遍歴》のトム・レイクウェル、ウィーン国立歌劇場で《ドン・ジョヴァンニ》のドン・オッターヴィオ、イングリッシュ・ナショナル・オペラで《魔笛》のタミーノと《セメーレ》のジュピター、ロイヤル・オペラで《テンペスト》のキャリバン等、多くの役どころを演じる。

録音の分野でもグラモフォン賞をはじめ数多くの賞を獲得し、グラミー賞には計15回ノミネートされている。オックスフォード大学で歴史学の博士課程を修了。2004年には大英帝国勲章のひとつであるCBE勲章を受勲。Faber&Faber社より出版した『Schubert’s Winter Journey: Anatomy of an Obsession』(邦訳『シューベルトの「冬の旅」』)は、2016年ダフ・クーパー賞を受賞した。

Introduction

Ian Bostridge’s extraordinary international career has taken him to the foremost concert halls, orchestras and opera houses in the world. Synonymous with the works of Schubert and Britten, his recital career has taken him to the Salzburg, Edinburgh, Munich, Vienna, Aldeburgh and Schwarzenberg Schubertiade Festivals and to the main stages of Carnegie Hall, the Bayerische Staatsoper, La Monnaie and Teatro alla Scala. In opera, Ian has received particular praise for his interpretation of Aschenbach Death in Venice at the Deutsche Oper & Peter Quint The Turn of the Screw for Teatro alla Scala. His recordings have won all the major international record prizes and been nominated for 15 Grammys.

Highlights of the 23/24 season include artistic residencies for the San Francisco Conservatory of Music and as Duo Artist in Residence at LIED Basel with Julius Drake.

Ian Bostridge; “SCHWANENGESANG”;
Schubert: Schwanengesang, D. 957 – Die Taubenpost
ナタリー・シュトウッツマン 「セレナード」 シューベルト 歌曲集「白鳥の歌」 D.957 から
ゲルハルト・ヒュッシュ 「白鳥の歌」 から ”はとの使い” シューベルト D 965A 1963

Ian Bostridge–tenor Antonio Pappano—piano 2009

★Schubert: Schwanengesang, D. 957 – Die Taubenpost · Dietrich Fischer-Dieskau · Gerald Moore

歌曲集 白鳥の歌 D957
 1. 愛の使い / Liebesbotschaft 
2. 戦士の予感 / Kriegers Ahnung
3. 春の憧れ / Frühlingssehnsucht  <Serenadeがない>
4.すみか / Aufenthalt
5. 遠い地にて / In der Ferne 
6. 別れ / Abschied 
7. アトラス / Der Atlas 
8. 彼女の肖像 / Ihr Bild 
9. 漁師の娘 / Das Fischermädchen 
10. 都会 / Die Stadt 
11. 海辺にて / Am Meer 
12. 影法師 / Der Doppelgänger 

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音 1962年
全曲一覧
1.恋の使い
2.戦士の予感
3.春の憧れ
4.セレナーデ
5.わが住処
6.はるかな地で
7.別れ
8.アトラス
9.かの女の肖像
10.漁師の娘
11.都市
12.海辺で
13.ドッペルゲンガー(生き霊)
14.鳩の使い
Schubert: Schwanengesang, D. 957 | Julian Prégardien

0:00 7. Abschied
4:20 6. In der Ferne
12:10 4. Ständchen
16:05 3. frühlingssehnsucht
20:06 2. Kriegers Ahnung
26:15 1. Liebesbotschaft
29:35 5. Aufenthalt

Schwanengesang, D. 957: I. Liebesbotschaft

Baritone Vocals: Matthias Goerne Piano: Christoph Eschenbach Composer: Franz Schubert

Schubert: Schwanengesang D. 957 – Piano Sonata D. 960 19 本の動画

シューベルト 《愛の使い》 Liebesbotschaft  歌曲集「白鳥の歌」より【白鳥の歌/字幕で聴く歌曲】ペーター・シュライアー歌唱

Heinrich Friedrich Ludwig Rellstab (1799-1860)ドイツの詩人、音楽評論家。

第1曲 「恋の使い」(Liebesbotschaft)
L・レルシュタープ詩
實吉晴夫邦詩
G(ト長調)2/4拍子、
75小節。

銀色に光る小川 
あの娘の家に急ぐ
おまえは僕の使い 
便りを届けてくれ
庭に咲いた草花は 
あの娘の胸の粧い
真紅に燃えるバラの花を 
涼しい流れに浸そうよ
真紅に燃えるバラの花を 
小川の流れで咲かそうよ
岸であの娘がまどろみに 
僕を想って沈めば
やさしく慰めてくれよ 
僕はすぐに帰ると
やさしく慰めてくれ 
僕はすぐに帰るから

赤い夕陽が沈めば 
あの娘の子守り歌
せせらぎを聞かせてやれ 
恋の夢を見せろ
恋の夢を見せてやれ
第5曲
「わが住処」
(Aufenthalt)
L・レルシュタープ詩
實吉晴夫邦詩

荒波、うなる森、
岩場がわが住処
荒波が、うなる森が、
岩肌がわが住処
重なる波のように、
絶え間なく押し寄せる
わが涙
尽きることなく
絶え間なくあふれてる
森の樹をゆるがせる
吹きすさぶ風のように
心に隙間風が
絶え間なく吹いて来る
心の寒い夜風が
むき出しの岩肌は
とこしえに変わらぬ
苦しみだ
時を経てもいつまでも
変わらない
荒波、うなる森
岩肌がわが住処
荒波が、うなる森が
岩肌が、
荒波とうなる森が
わが住処
第9曲
「かの女の肖像」
(Ihr Bild)

H・ハイネ詩
實吉晴夫邦詩

夢にみたあの娘の絵すがたが
いつの間にやら 
命を受けて口もとに 
ほほえみ浮かべた

二つのひとみに涙が光る
ぼくの目にも涙が浮かぶ
信じられないよ 
君がいないなんて!

【歌詞訳2】
僕は暗い夢の中で
彼女の肖像を見つめていた
すると、愛しい彼女の顔が
そっと息づきはじめた
彼女の口もとには
微笑みが浮かんだ
そして、
憂いの涙を流すかのように
彼女の二つの瞳が光り輝いた
僕の涙もまた
頬を伝わった
ああ、信じられない
君を失ったということが

第13曲
「ドッペルゲンガー(生き霊)」
(Der Doppelgänger)
H・ハイネ詩
實吉晴夫邦詩

夜更けの 町は静か

この家に住んでいたあの娘は
とうの昔 去って

同じ場所に残る家

人のいる空を見つめて
手を握り 苦しそう

寒気が身体を襲う

月明かりに私の顔

生き霊よ 青い鬼よ!

なぜこの私の昔の苦い恋を
もう一度繰り返すか?
第2曲
「戦士の予感」
(Kriegers Ahnung)
L・レルシュタープ詩
實吉晴夫邦詩
c(ハ短調)3/4拍子、
122小節。

周りを囲む戦の仲間
胸が重くなる
戦のただ中にいても
焦がれる心

幾度も夢に見た
あの娘の胸あの娘の胸
炉端に火が燃えて
腕の中に眠るあの娘

かがり火が燃えて
武器を照らす
独り寝になれて
寂しさに耐えて
涙に袖を濡らす
袖を濡らす

おお、希望を捨てるな
いつかまた逢える
戦い抜け

やがて私も安らかに
眠る
君もお休み
君もお休み!
おお、希望を捨てるな
いつかまた逢える
戦い抜け やがて私も
やすらかに眠る
君もお休み
君もお休み!」
第6曲
「はるかな地で」
(In der Ferne)
L・レルシュタープ詩
實吉晴夫邦詩

世を捨てて逃げる人は 異国をまわり国を忘れ
親を憎み 
友を捨てて 
幸せにはめぐりあわないで滅ぶばかり

恋にやつれ目には涙 
つきぬ思い

故郷は遠く胸に秘めて
愚痴も言わず 星を見上げ
希望もむなしく 
倒れるばかり
そよぐ風に波が立てば
日の光が
つかの間かがやく

でも光は すぐに消えた
世捨て人の心からの挨拶をおくろう
そよぐ風に波がたてば
日の光がつかのま差して
すぐに消えて 
傷を残した

心をこめた別れのことば
挨拶をおくろう
第10曲
「漁師の娘」
(Der Fischermädchen)
H・ハイネ詩
實吉晴夫邦詩

美しい娘 小舟を捨て
私のそばへ来て 
手に手をとろうよ
そこに腰を下ろして
手に手を取ろうよ
ふたりは幸せ

顔を胸に当てて抱きしめれば
荒い海よりもずっと楽だろう
荒い海に毎日もまれている君

ここでやすめよ
この心も海と同じだ
嵐も津波も避けられないけれど
深い海の底に
真珠が眠る 真珠が眠る

【歌詞訳2】
美しい漁師の娘よ
小舟を岸に着けておくれ
僕のところへ来て座っておくれ
仲良く手を取り合おう

僕の胸に顔をうずめておくれ
恐れることはないよ
君は荒れた海に
いつも身を任せてるじゃないか

僕の心も海と同じく
嵐もあれば潮の満ち引きもある
そして、美しい真珠がたくさん
底に眠っているんだ

Der Doppelgänger
German source: Heinrich Heine

Still ist die Nacht, es ruhen die Gassen,

In diesem Hause wohnte
mein Schatz;

Sie hat schon längst die Stadt verlassen,

Doch steht noch das Haus auf demselben Platz.

Da steht auch ein Mensch und
starrt in die Höhe,

Und ringt die Hände,
vor Schmerzens Gewalt;

Mir graust es, wenn ich sein
Antlitz sehe –
Der Mond zeigt mir meine eigne Gestalt.

Du Doppelgänger! du bleicher Geselle!

Was äffst du nach mein Liebesleid,

Das mich gequält auf dieser Stelle,

So manche Nacht, in alter Zeit?
第3曲
「春の憧れ」
(Frühlings-sehnensucht)
L・レルシュタープ詩
實吉晴夫邦詩


やわらかなそよ風 
花の香もただよう
やわらかなそよ風が 
花の香をただよわせ
身も心もなごませる 
希望に胸をはずませる 
風の道をどこまでも 
香を追って進もうよ 
でも、どこへ?
せせらぎが聞こえる 
谷底へ下ろう
せせらぎは絶え間なく 
谷間まで続いてる
浮く波も足を速め 
水に映る青い空
何が胸を惹きつける 
谷底には何がある
下へ、下へ?

黄金の陽の光 
喜びを知らせる
黄金の陽の光を 
惜しみなく注がれて
幸せを約束する 
やさしく微笑みながら
嬉し涙を誘われ 
思わず頬を濡らした
何故かしら?
緑に囲まれて 
輝く花吹雪
山と森に囲まれ 
白く光る花ばな
何もかも初日を浴びて 
つぼみも芽も顔を出す
命の芽を吹き出して 
すべて願いはかなった
さて、君は?

満たされぬ憧れ 
涙はとめどなく
満たされぬ憧れを 
いつも泣いてごまかす
求めるのはただ一つ 
飢えと渇きを鎮める
君のやさしい微笑み 
それこそほんとうの春
君だけが・・。
第7曲
「別れ」(Abschied)
L・レルシュタープ詩
實吉晴夫邦詩

さらば! 明るい街角 
馬はひづめ打ち鳴らし 
最後の合図を待っている
悲しい顔はみせない
別れるときも同じだ 
別れる時も同じだ
さらば明るい町角
庭木の緑よ
川に沿って馬を飛ばし
別れのうたをくちづさむ
悲しい歌は歌わない
別れるときも歌わない
別れるときも同じだ 
さらば緑の庭木よ 
さらばやさしいギャルたちよ 
花の香りがただよう 
家の窓から見送る
いつものように手をふるが
まわれ右はしないぞ 
二度と戻りはしない
さらば やさしいギャルたちよ
 夕日も沈むとき さらば!
金色の星がまたたく
夜空の星に導かれ 
この世の果てを旅する
行く手を照らす 
守り神 
さらば! 
夕日は沈んでゆく 
窓辺のあかりよ
人恋しく照る光たち 
夜人を待っている
でも今日は寄らずに行こう
たとえ今日が最後の
別れの日と決まっても
さらば 窓辺のあかりよ
さらば 星たちよ
窓のほのかなあかりが 
星のかわりをしてくれる
ここで休ことはできない 
ついてきても ムダだ 
ここで休めはしない 
ついてきても ムダだ
さらば 星たちよ さらば!
第11曲
「都市」
(Die Stadt)

H・ハイネ詩
實吉晴夫邦詩

遠くの隅に 霧にかすんで
町の姿が現れてきた

なまぬるい風 
灰色の水路
かなしげに進む

船の船頭
ふたたび 
夕日が姿を見せた

照らし出される
別れの現場


【歌詞訳2】

遠い地平線の彼方に
霧にかすんで見えてきた

塔のある街の
夕闇に包まれた姿が
湿った風が波立たせている

灰色の水路の水を
悲しげな調子で
船頭は小舟を漕いでいる

太陽がふたたび昇り
地上を照らす

そして、あの場所を見せてくれる
最愛のひとを失った
あの場所を



















第14曲
「鳩の使い」
(Die Taubenpost)
J・G・ザイドル
<x實吉晴夫>邦詩

【歌詞訳】

私は一羽の伝書鳩を雇っている
その鳩は、献身的かつ忠実で
決して行き先を間違えないし
行き先を通り過ぎてしまうこともない

鳩は毎日、何千回と
お目当ての場所へと出かけていく
たくさんの大切な場所を通り
私の恋人の家へとたどり着く

そこで鳩は、窓からこっそり覗いて
彼女の眼差しや足取りをうかがう
冗談めかして彼女に挨拶をして
そして、彼女の返事と一緒に帰ってくる

もう手紙を書く必要はない
涙そのものを鳩に託そう

おお、鳩は涙すら届けてくれる
鳩は私に尽くしたがっているのだ

昼も夜も、起きてるときも、
夢の中でも鳩にとっては同じことだ

さすらい、彷徨ってさえいれば
鳩は満ち足りているのだ

鳩は、疲れも弱りもしない
道はいつも新鮮だ

誘うことも、プレゼントも必要ない
鳩は私にとても忠実だ

だから、私は鳩を胸に抱く
素晴らしい返事を得られると確信して
その鳩の名前は”憧れ”
知っているかい?
忠実な気質の伝書鳩を

第4曲
「セレナーデ」
(Ständchen)
L・レルシュタープ詩
d(ニ短調)3/4拍子、
Mässig(ほどよいテンポで)

人気ない真夜中に、
きみを呼ぶ
静かな町角に出ておいで!
ささやく梢に月の光、
月の光 人に見られても、
気にはするな、
気にはするな!
ナイチンゲールの鳴く
声も、きみを呼ぶ
やるせないこの恋を
歌ってる
鳥も知っている
恋の悩み、胸の痛み
銀色の声で胸をゆすり、ハートを刺す
心があるなら
聞いてくれ!
震えて待つぼくを、
迎えてくれ、
迎えてくれ!やさしく
第8曲
「アトラス」
(Der Atlas)
H・ハイネ詩
實吉晴夫邦詩


かわいそうなアトラス
かわいそうなアトラス
この世のすべての苦しみを
ひとりで担うのだ

背負いきれなくて
胸が押しつぶされても
自ら選んだ道だ
はかりしれぬ愛を求め
はかり知れない不幸に落ちる
みずからまいた種だ

かわいそうなアトラス
かわいそうなアトラス
この世の苦しみをひとり
担っていこう
この世のすべての罪を!


※「アトラス」というのは、
ギリシャ神話で大神ゼウス
に逆らった罰として、この
地球を両肩で永久に支えて
いるように命ぜられた巨人
の名前。コウカサスの頂き
に鎖で繋がれて内臓を鷲
の嘴で食い荒らされる、
という罰を受けた
プロメテウスと双璧を為す
英雄(半神)。


第12曲
「海辺で」
(Am Meer)

H・ハイネ詩
實吉晴夫邦詩

海の沖の方まで夕映えに照らされて
二人は漁師の小屋に黙って座りこんだ

濃い霧 上げ潮 カモメが群れ飛ぶ
君の目からあふれる涙がこぼれて
君の手をぬらした

私はひざまずいて君の白い手から涙をすすった

あれ以来やせ細り死ぬほど焦がれる
あの哀れな女が 涙で毒を盛ったのだ

【歌詞訳】
海は遥か彼方まで輝いている
夕暮れの光に照らされて
私たちは静かな漁師小屋のそばに座っていた
黙って二人だけで座っていた
霧が立ちこめて水かさが増した
カモメがあちこち飛び交い
愛する君の目から
涙がこぼれ落ちた
涙が君の手の上に落ちるのを見て
私はひざまずいた
私は君の白い手をとって
その涙を飲み干した
あの時以来
私の体は蝕まれ心は彼女への憧れとともに死んでゆく
あの不幸な女に私は毒されてしまった
彼女の涙に私は毒されてしまった




Sie wird nicht müd,sie wird nicht matt,
Der Weg ist stets ihr neu;
Sie braucht nicht Lockung,braucht nicht Lohn,
Die Taub’ ist so mir treu!

Drum heg ich sie auch so treu an der Brust,
Versichert des schönsten Gewinns;
Sie heißt – die Sehnsucht! Kennt ihr sie? –
Die Botin treuen Sinns.

She never grows tired or faint,
the route is always fresh to her;
she needs no enticement or reward,
so true is this pigeon to me.

I cherish her as truly in my heart,
certain of the fairest prize;
her name is – Longing! Do you know her?
The messenger of constancy.


ヨーハン・ガブリエル・
ザイドル(Johann Gabriel
Seidl, 1804年6月21日
ウィーン 1875年7月18日
)は、オーストリアの
考古学者、専門誌執筆家、
詩人、劇作家。
ハイドン作曲による国歌
『オーストリア皇帝讃歌』
はフランツ・ヨーゼフ1世
の治世になって歌詞が
1854年に書き換えられた
が、その作詞を担当

Der Doppelgänger

German source: Heinrich Heine
Still ist die Nacht, es ruhen die Gassen,
In diesem Hause wohnte mein Schatz;
Sie hat schon längst die Stadt verlassen,
Doch steht noch das Haus auf demselben Platz.
Da steht auch ein Mensch und starrt in die Höhe,
Und ringt die Hände, vor Schmerzens Gewalt;
Mir graust es, wenn ich sein Antlitz sehe –
Der Mond zeigt mir meine eigne Gestalt.
Du Doppelgänger! du bleicher Geselle!
Was äffst du nach mein Liebesleid,
Das mich gequält auf dieser Stelle,
So manche Nacht, in alter Zeit?
English © Richard Wigmore
The night is still, the streets are at rest;
in this house lived my sweetheart.
She has long since left the town,
but the house still stands on the selfsame spot.

A man stands there too, staring up,
and wringing his hands in anguish;
I shudder when I see his face –
the moon shows me my own form!
You wraith, pallid companion,
why do you ape the pain of my love
which tormented me on this very spot,
so many a night, in days long past?
夜のしじま、寝静まる路地、
この家に昔あの人が住んでいた。
とうにこの町を去ったのに、
家は今も同じ場所に立っている。

そこに男がひとり、家を見上げて
悩ましげに手をもんでいる。
(両手をよじっている)

その顔を見てぞっとする―
月明かりに見えるのはわが姿。

わが分身よ、青ざめた友よ!
(青ざめたもう一人の私よ)
なぜ私の恋の苦しみを真似るのか、

この場所で、その昔、幾夜も
私を悩ませたあの(愛の)
苦しみを。
 (訳:船津 建)

Der Doppelgänger

「遥かなる恋人に寄す」

ふきのとうホール レジデントアーティスト 小菅優コンサートシリーズ Vol. 2 

ドイツ歌曲の夕べ ミヒャエラ・ゼーリンガー (メゾ・ソプラノ)
2019年12月7日 プログラムノートより

ベートーヴェンの死後、彼の引き出しの中に二つの女性のミニチュアの肖像画と、郵送することなく保管されていた手紙が発見されました。「私の天使、私のすべて、私自身よ」と始まる「不滅の恋人」の名で知られているこの熱烈なラヴレターが誰への手紙なのか、今まで何人もの研究者によって解明しようとされてきました。特にこの作品「遥かなる恋人に」は、そのベートーヴェンの相手へのメッセージなのではないかと言われ続けてきました。

ベートーヴェンはたくさんの歌曲を残しましたが、この作品は6つの歌が絶え間なく続けて歌われる連作歌曲となっています。作詩は当時医学生だったヤイテレスという21歳の若い青年で、遠く離れる愛する人への憧れが、美しく切ない自然の描写とともに語られています。その景色と季節の中を旅しながら、様々な感情が滲み出てきて、最後の曲(6番)「この歌を聴いてくれ、愛する君のために歌ったこの歌を」では慰めのようなメロディで歌われ、「そして君は僕の歌を歌う」で初めて相手側を想像します。(この最後のテーマはシューマンも妻クララへの気持ちを表しているピアノソロのための「幻想曲 Op. 17」で使っています。)このクライマックスの後、ピアノでまた最初のテーマに戻り、輪廻転生するようなラストで終わります。最後まで憧れが続くが掴むことのできない愛。この切ない心境は、ベートーヴェン自身の恋を表しているのでしょうか。

Beethoven : An die Ferne Geliebte, op.98 (English subtitles)Dietrich Fischer-Dieskau and Gerald Moore

想い出の写真2016,7

An die Ferne Geliebte   

私の関連サイト:   加耒徹Toru Kaku ”詩人の恋”  My Favorite (classical) songs  Ianさんの音楽はYouTubeで・・・  Violin, N響大宮さんの室内楽コンサート……こんなにあった!私がこの曲をどれだけ好きか

1.
Auf dem Hügel sitz ich spähend
In das blaue Nebelland,
Nach den fernen Triften sehend,
Wo ich dich, Geliebte, fand.
Weit bin ich von dir geschieden,
Trennend liegen Berg und Tal
Zwischen uns und unserm Frieden,
Unserm Glück und unsrer Qual.

Ach, den Blick kannst du nicht sehen,
Der zu dir so glühend eilt,
Und die Seufzer, sie verwehen
In dem Raume, der uns teilt.
Will denn nichts mehr zu dir dringen,
Nichts der Liebe Bote sein?
Singen will ich, Lieder singen,
Die dir klagen meine Pein!
Denn vor Liebesklang entweichet
Jeder Raum und jede Zeit,
Und ein liebend Herz erreichet
Was ein liebend Herz geweiht!
​​
2.
Wo die Berge so blau
Aus dem nebligen Grau
Schauen herein,
Wo die Sonne verglüht,
Wo die Wolke umzieht,
Möchte ich sein!
Möchte ich sein!
Dort im ruhigen Tal
Schweigen Schmerzen und Qual.
Wo im Gestein
Still die Primel dort sinnt,
Weht so leise der Wind,
Möchte ich sein!
Möchte ich sein!
Hin zum sinnigen Wald
Drängt mich Liebesgewalt,
Innere Pein,
Innere Pein.
Ach, mich zög’s nicht von hier,
Könnt ich, Traute, bei dir
Ewiglich sein!
Ewiglich sein!
​​
3.​
Leichte Segler in den Höhen,
Und du, Bächlein klein und schmal,
Könnt mein Liebchen ihr erspähen,
Grüßt sie mir viel tausendmal.
Seht ihr, Wolken, sie dann gehen
Sinnend in dem stillen Tal,
Laßt mein Bild vor ihr entstehen
In dem luft’gen Himmelssaal.
Wird sie an den Büschen stehen,
Die nun herbstlich falb und kahl.
Klagt ihr, wie mir ist geschehen,
Klagt ihr, Vöglein, meine Qual.

Stille Weste, bringt im Wehen
Hin zu meiner Herzenswahl
Meine Seufzer, die vergehen
Wie der Sonne letzter Strahl.
Flüstr’ ihr zu mein Liebesflehen,
Laß sie, Bächlein klein und schmal,
Treu in deinen Wogen sehen
Meine Tränen ohne Zahl!
ohne Zahl!
​​
4.​
Diese Wolken in den Höhen,
Dieser Vöglein muntrer Zug,
Werden dich, o Huldin, sehen.
Nehmt mich mit im leichten Flug!
Diese Weste werden spielen
Scherzend dir um Wang’ und Brust,
In den seidnen Locken wühlen.
Teilt ich mit euch diese Lust!

Hin zu dir von jenen Hügeln
Emsig dieses Bächlein eilt.
Wird ihr Bild sich in dir spiegeln,
Fließ zurück dann unverweilt!
Fließ zurück dann unverweilt!
Ja unverweilt!
​​
5.​
Es kehret der Maien,
Es blühet die Au,
Die Lüfte, sie wehen
So milde, so lau,
Geschwätzig die Bäche nun rinnen.
Die Schwalbe, die kehret
Zum wirtlichen Dach,
Sie baut sich so emsig
Ihr bräutlich Gemach,
Die Liebe soll wohnen da drinnen,
Die Liebe soll wohnen da drinnen.

Sie bringt sich geschäftig
Von kreuz und von Quer
Manch weicheres Stück
Zu dem Brautbett hieher,
Manch wärmendes Stück für die Kleinen.
Nun wohnen die Gatten
Beisammen so treu,
Was Winter geschieden,
Verband nun der Mai,
Was liebet, das weiß er zu einen,
Was liebet, das weiß er zu einen.
Es kehret der Maien,
Es blühet die Au.
Die Lüfte, sie wehen
So milde, so lau;
Nur ich kann nicht ziehen von hinnen.
Wenn alles, was liebet,
Der Frühling vereint,
Nur unserer Liebe
Kein Frühling erscheint,
Und Tränen sind all ihr Gewinnen,
Und Tränen sind all ihr Gewinnen,
Ja all ihr Gewinnen.
​​
6.
Nimm sie hin denn, diese Lieder,
Die ich dir, Geliebte, sang,
Singe sie dann abends wieder
Zu der Laute süßem Klang!
Wenn das Dämmrungsrot dann ziehet
Nach dem stillen blauen See,
Und sein letzter Strahl verglühet
Hinter jener Bergeshöh;

Und du singst, und du singst,
was ich gesungen,
Was mir aus der vollen Brust
Ohne Kunstgepräng erklungen,
Nur der Sehnsucht sich bewußt,
Nur, nur der Sehnsucht sich bewußt:
Dann vor diesen Liedern weichet
Was geschieden uns so weit,
Und ein liebend Herz erreichet
Was ein liebend Herz geweiht!
Und ein liebend Herz erreichet
Was ein liebend, ein liebend,
Ein liebend Herz geweiht.

Dann, dann vor diesen Liedern weichet,
Was geschieden uns so weit,
Und ein liebend Herz erreichet,
Was ein liebend Herz,
Ein liebend Herz geweiht,
Was, was ein liebend,
Liebend Herz geweiht(聖別された)!
1
On a hillside I sit gazing
at the blue and hazy land,
thinking of the distant meadows,
where we wandered hand in hand
Now so far from you beloved,
hills and valleys lie between
us and our devotion,
and our joys and all our pain.

Ah, you cannot see the longing,
which is burning in my eyes,
and my sighs are widely scattered
in the space that between us lies.
Then will nothing ever reach you,
can loves messenger not say?
Will you hear my songs lamenting,
songs of anguish and dismay!
And yet time and distance vanish
to the strains of lover’s songs,
and a loving heart can reach out
where a loving heart belongs.
​​
2.
Where the mountains so blue
from the grey mists arise,
that’s what I see.
Where the sun fades from view,
where the clouds sail the skies,
there I would be!
there I would be!
In the valley of peace
pain and sorrow will cease,
and in the rocks
silent primroses know,
where the soft breezes blow,
there would I go!
there would I go!
To the dark brooding wood,
urged by love’s violent mood
feeling my pain,
feeling my pain.
Ah! it’s here I would bide,
if she were by my side,
mine to remain!
mine to remain!
​​
3.
Light clouds sailing in the heavens,
little streamlet fast and free,
greet my sweetheart if you see her,
many thousand times from me.
Then o clouds, if you should see her,
walking sadly in the vale,
let my image rise before her
in the air through which you sail.
If you see her in the garden,
now that Autumn pales the leaves,
tell her little birds my troubles,
tell her how my heart still grieves.

Calm west wind bring on your breezes,
send them to my heart’s desire,
and my sighing soon will vanish
like the sunset’s dying fire.
Whisper all my love beseeching
little streamlet as you go,
and upon your rippling surface,
countless tears to her will flow,
Countless tears.
​​
4.
All the clouds on high above me,
merry birds that fill the sky,
if you see my gracious dear one,
take me with you as you fly.
Oh west wind so gladly playing
round her cheeks and breasts divine
in her silken hair to nestle,
could such joy be also mine.

From the hills the busy stream
is flowing quickly on its way,
should you catch her sweet reflection,
flow back here without delay,
flow back here without delay,
without delay.
​​
5.
The Maytime is here
with the meadows in bloom,
the mild breezes blow
with a fragrant perfume,
and babbling the streamlets are flowing.
The swallow returns
to the roof she knows best,
and eagerly fashions
the soft bridle nest,
for there shall love be dwelling,
for there shall love be dwelling.

They criss-cross the sky
as they fly overhead
to gather soft down
for a new bridal bed,
to give needed warmth for the young ones.
She’s paired to her mate
In a faithful display,
what winter divided
is joined now by May,
as all things by love are united,
as all things by love are united.
The Maytime is here
with the meadows in bloom,
the mild breezes blow
with a fragrant perfume.
Why then do I have to remain here?
When Spring has united
the faithful and true,
then why has the Spring
not returned me to you,
rewarding us only with weeping,
rewarding us only with weeping,
yes only with weeping.
​​
6.
Take then, take these songs I’m singing,
share in them the love I found,
sing them In the quiet evening
to the lute’s sweet sound.
When the twilight glow has faded
on the lake so blue, so still.
As its last dim rays are shaded,
as it sinks behind the hill.

And you sing, and you sing
the songs I’m singing,
from a full and simple heart,
from a heart that knows such longing,
conscious only of its love.
Love, only longing, only love.
Then before us all Is yielding
to the sound of lover’s songs,
and a loving heart can reach out
where a loving heart belongs,
and a loving heart can reach out
where a loving heart, my heart,
where a loving heart belongs.

Then, then all yields to our devotion,
to the sound of lover’s songs,
and a loving heart can reach out
to a loving heart,
to where a heart belongs.
Where, where a loving,
loving heart belongs.

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夕暮れの情緒 K523 Abendempfindung: ここに出しておいて、時々見るのだ!

0868 Magdalena Kožená – Abendempfindung K 523 Mozart 2006
Mozart: Abendempfindung, K. 523 b1個
Abendempfindung Mozart ACCOMPANIMENT
in F major

Abend ist’s, die Sonne ist verschwunden,
Und der Mond strahlt Silberglanz;
So entflieh’n des Lebens schönste Stunden,
Flieh’n vorüber wie im Tanz!
Bald entflieht des Lebens bunte Szene,
Und der Vorhang rollt herab.
Aus ist unser Spiel! Des Freundes Träne
Fließet schon auf unser Grab.

もう夕暮れだ、日が沈んでいき 月は銀色の光を放っている
こうして人生の最上の時も 踊りの列のように過ぎ去っていくのだ

もうすぐ人生の色とりどりの情景も消え 舞台に幕が降りてくるのだろう
ぼくらの芝居は終わったのだ!友人たちの涙が もうぼくらの墓の上にそそがれる

Score https://www.mutopiaproject.org/ftp/MozartWA/KV523/k523/k523-a4.pdf

8/12 リハビリのモットー「私の仕事はリハビリです。」「ナニクソ!」「歩かないと歩けなくなる。」は変わりなく、夏をほぼ元気に乗り切れるかな?と思う日々。今日は”杖は持っているけど使わないで”歩いてみた!意外にも思ったよりすんなり歩けた。

8/12 「自分で歩行」   8/11-13孫の夏休み  8/16 甲子園vsこもれびピアノ  8/16 転倒  8/21転倒その後   8/28 転倒その後2(Yohta,Aiden)  8/31 Visit of Naoko  9/5 右手ピアノ用楽譜  9/9 Concert on Jan 19   9/13 転倒からの快復  9/19「1か月長生き」理論  9/22 Wonderful to have a dream

8/12「自力歩行」(FB message to Barb Aug.13) My rehabilitation has been going well, despite of this terrible weather, I became able to walk without cane for a while, maybe within 5 mins. It happened yesterday. So I wondered whether I can walk today. And I found it was OK.

(Message to Ken Aug 13)ところで、昨日の歩行練習の時、杖を使わないで歩いたら、アラ不思議、かなり歩けた!念のため杖は持って歩いたけど。今朝もちょっとやったけど、歩けた。これからどうするかはリハの先生に訊いてからだけど、歩いてる時は、何だかフツーで、右足の次は左足、みたいな、、、、でした♪

8/14 「杖なし歩行」で喜んでいたが、PTさんに「それはそれでいいけど、杖を使っての筋トレ歩行も必要だと言われて「やっぱり、そう簡単にはいかないんだ」と納得。脚を伸ばして蹴る動作を忘れないように!

8/11,13は、Mari,Simon達が2回もHakkeiに来てくれてCalifornia広島・呉の話で大賑わい。楽しい夏休みになった。

鎌倉の珊瑚樹の実
私の住む部屋

8/16  戸外歩行。杖なし歩行については特にコメントなし。女性の友人たちは「スゴイ」と喜んでくれたけど。 

デイケア・ピアノ。今日は地元KO高校が出場する甲子園野球中継で練習ができなかった。小さい音でそーっと弾いてたのに近くにいた野球好き男子から「うるさい‼️💢」と怒鳴られて退散。スタッフMotさん、Shirさん、Fujiさんなどがとりなしたり状況説明に来てくれたりしたが、納得はしていない。「高校野球中継って、デイケアのプログラムなんですか?」と、正論❓をはいた私は、わがまま?野球中継を見ていたのはTVのそばの男子5人ほどと職員(💢)。女性は音は聞いてても画面を見ているいた人なし。

8/16 甲子園とピアノのことを不愉快に思いつつ歩行していたら、ふわっと後ろ向きに!転倒!した。びっくり。ただし、音もたてずすーっと倒れた。倒れてるとき、「あれーっ、倒れる、どうしよう?」と思った。尾てい骨の周りが少し痛み、左ひざが少しガクガクしそうになるけど、ほぼ無事。起き上がりは、床に寝たまましばし考え、トイレのバーのところまで這って移動、助けを借りて1回で起き上がれた。事故発生時のリカバリーの練習になった。 8/17 ひっそり、仕事など。<to Sarah: To be honest, I fell down in my house for the first time since my stroke, at this moment I have no pain, unbelievable 😅, except minor pain in my left knee. Maybe better for me to see you 27th. Recently I was excited as I could walk without cane for a while. So I should be very careful for a while.

8/18 17日朝から昼ごろ首から肩の筋肉が凝って痛くなり「むち打ち?」と思ったが約1日でほぼ回復。左ひざはまだアブナイ。歩行の意欲出ない(危険)。日常生活はほぼ同じようにできるようになった。今日のこもれびは「休み」にした。甲子園は「休養日」なのでピアノは弾けたかもしれないが、こもれびピアノは面倒だからもうやめたいと思う。リハビリも多分ムリだし、家からの階段昇降が難しい!

外は猛暑の快晴、景色は最高!

8/21 信頼するWatPTに診てもらい転倒とその後の症状が大事ではなかったことがわかり、安心した。今後むち打ちの心配はあるらしいので気をつけよう。

Kumi’s rose

身体的・精神的Damageは大きいけど、やってしまったことは後戻りできない。心を平静に持ち「まだ1週間も経っていない」のだから、長期戦で回復を目指すだけだ。

8/22 今日も歩行は恐る恐る。。でも、少しずつ良くなってきた。ゆっくりやるしかない!Simonが箱根の写真を送ってきてくれた、なんてうれしい。「Miss Black Power」の話をした。

taken by S

Hakone Open Air Museum 2020

8/23こもれび」参戦成功!階段昇降はやや苦戦、なんとか征服。リハビリ歩行も苦戦、でも「よく歩かれましたよ」とPTOnodさんのやさしい励まし。ピアノは体力の問題と心のわだかまりと例の人がいるので休戦。男子でも「野球より音楽のほうが好きだ」と言ってくれたKise氏、ありがとう。Mr Shimには思い切り経緯などを説明。「わかった」と言ってもらえて安心。いい友達だ!行動は慎重に慎重に行こうと改めて思った。8/23TV観戦者5人。夕方、婿殿がお土産を持って来訪、いい人だ!ありがとう。こんないい人たちに囲まれて何の不満などあるものか。しっかり、着実に。「歩かないと歩けなくなる」「ナニクソ」だ!

8/26 いつまで続くのかこの猛暑。(Ogaw先生へのmailより:リハビリは調子が良いと思うと、思わぬセットバックがあったりします。2週間ほど前、自宅内での歩行練習ですが、杖を使わずに、結構歩けましたので 喜んでいたのですが、そのあとうっかりちょっとした失敗があり、今はそこから 回復の途中です。リハビリの先生から、「◎◎さん。身体は問題ないけど、メン タルのリハビリが必要みたいですね」と今日、言われました。私が”メンタルが弱い”と言うと、みんなに笑われそうです。でも、私もフツーの人、「私もたまには弱気になるんだ」と、自分でも笑いそうになりました。)8/26 私:「膝が少し腫れているみたい。」OT氏「別に問題ない。脚の力が80%ぐらいかな?」。気をつけながらも「動く」ことだ!

8/28 気をつけながらも「動く」のは難しく、リハビリは低調。でも気力は回復。8/27 Aiden vs Yohtaの楽しい出会いがあった。

9/1 東北大、半導体・バイオで世界照準 大学ファンド第1号大学 2023年9月1日 17:35 [日経]文部科学省は1日、大学の研究力を高めるための10兆円規模の大学ファンドの初の支援対象候補に東北大を選んだと発表した。巨額支援をもとに成長分野である半導体や材料科学、バイオ分野などを伸ばし、スタートアップを8倍の1500社に増やす計画が評価された。世界最高水準の研究大学をつくる構想が本格的に動き出す。大学ファンドは文部科学省が「国際卓越研究大学」に選んだ数校をファンドの運用益で支援する制度だ。「国際卓越研究大学」について

8/31 昔からの仲良しの、とても好きな人が訪ねてきてくれた。何という幸せ。話したいことが多すぎる。膝のこと、リハのこと、仕事のこと、家族のこと、老後のこと・・・・。また、次に話せばいい! 不思議なことにこのごろKomorebi で不満に思ってたことが消えた!

9/1 のこもれびは、リハビリ歩行で外へ出て歩けたし、ピアノは17分ゆっくり弾けたし、新しく来た人に「ピアノいいね。もっとやってよ」と言ってもらえたし、卓球ゲームも楽しくいい日だった。

9/5  8/16のしりもち事故は、80%以上回復。9/3ウェブの更新をしてあちらはこれで「引退」することにした。(やったー!)代わりにピアノ楽譜作成(実施)、手の運動、立位運動、顔の運動(これからもっとしよう)。今日の傑作・労作はこちらSchubert – Ständchenの楽譜)

9/4のベランダ

9/9 こわごわ歩行が続き弱気になることもあったこの頃。「歩けたんだから、またできるようになる」と励ましてもらい、ようやく調子が整ってきた。Audibleでなら大好きな奈良の観光旅行ガイドを気楽に聴いていたら、いい思い出はいっぱいなのに、反対に「もう行けないんだ!」と悲観的にもなった。

でも、2年先に歩けるようになったら「車椅子ツアーに参加しよう」と前向きに考えてたら、いいことがあった。Ian Bostridgeさんが県立音楽堂でSchubert の「白鳥の歌」を演奏するとのNews。1/19を目指して準備しよう!Ian Bostridge A life in music by the Guadian

9/13 これまでで一番ハードだった北側ドアから戸外へ出て玄関から入る」コースに”復帰”を果たした。OT.N氏の断固とした態度と励ましに依る。有難い。今日は人数が少なめで快適な環境だった。9/15 この日も人数少な目、でもEnglish S氏がshort stay入所で来られ、なんとMrs. Sに遭遇。何という奇遇・幸運。良い日だった!

9/19 左足に軸を移動して歩くのがようやく怖くなくなっってきた。約1か月。1か月を無駄にした。でも、考えを変えれば「そうだ、1か月長生きすればいいんだ!」(介護ヘルパーMisさんとの9/18会話)

(私の日常。支離滅裂?9/16-19)★ Blog1 September 16 Salon ★ Blob2 The Bay View in Sept.18, 2023 ★ Blog3 御霊神社祭禮とお面 ★ Blog4 Sept. 17 Montpelier Talk  ★ Blog5 「フランス語の基礎」

I love Vermont!

9/22 少しずつ涼しくなり空も海も秋色になる。Vermontは今日から””だ。今日もKomorebiは人が少なめ、好きな人ばかりで楽しかった。特筆すべきはMr. Shimが「血液の交換(意味イマイチ不明)とかで視力を取り戻すことが夢」と教えてくれたこと。このことは他人には話せない。素晴らしい夢だ。私の舞台で歌う夢”よりずっと大きくて遠くて素晴らしい。このように夢見ることができる人を心から尊敬する!かけがえのない友人だ。

この夏我が家に咲いているのに気づいた小さくてかわいい花 American Blue

American Blue

Evolvulus pilosus

by Flower database

  • flower name American Blue
  • Scientific name Evolvulus pilosus
  • AliasAmerican Blue, アメリカン・ブルー, エボルブルス・ピロサス, Evolvulus, dwarf morning glories
  • Place of origin Central America such as Brazil
  • Place of flowering Garden, Potted flower
  • Flowering season April, May, June, July, August, September, October
  • Language of flowers Overflowing thoughts

<Data Source>   kagiken (どのくらい正確かは調べていない)  ※下でチェック

flower-db-logoかぎけん花図鑑 Copyright © 2023 Science & Technology Inst., Co. All Rights Reserved

かぎけん花図鑑 Wiki広島大学デジタル自然史博物館

セツブンソウ
(節分草、学名:Eranthis pinnatifida)は、日本原産で、キンポウゲ科セツブンソウ属の耐寒性多年草(球根植物)。石灰岩地帯で落葉樹林帯の斜面に自生します。セツブンソウという名前は、旧暦の節分に開花することに由来。

早春に、直立した茎先端部に位置した総苞葉の中心から花茎を伸ばし、白い五弁花を1個付けます。これは、実際には花弁ではなく、萼です。

実際の花は白い萼の中央にありますが、花弁が退化しており、先端が2又に分かれた黄色い蜜腺になっています。
花弁の内側には青紫色の葯をつけた雄蕊が取り囲みます。花の中央に薄紅色をした雌蕊が突き出ます。全草に毒が有ります。

属名の「Eranthis」は、ラテン語で、「er(春)+anthos(花)」で、「春の花」という意味です。
種小名の「pinnatifida」は「羽状分裂の」の意味で、総苞片状の葉に由来します。 
                                            
セツブンソウ(節分草、Eranthis pinnatifida)、キンポウゲ科セツブンソウ属多年草[5][6]。漢名には菟葵

地下に球状で径0.8-1.5cmの暗褐色をした塊茎があり、下からひげを出す。
は高さ10-30cmになり、その上方に2個の茎葉が無柄で輪生する。
は長さ2-2.5cm、幅3-5.5cmになり、深く羽状に切れ込み、裂片は広線形となる。根出葉は単生し、葉柄は長さ7-15cm、五角状円形で長さ幅ともに1-5cmになり、3全裂し、さらに羽状に欠刻する[5][6][7]
花期は2-4月。は茎先に単生し、白色で径2-2.5cmになる。花柄は茎葉から出て長さ0.5-1cmになり、細かい絨毛がある。花弁に見えるのは花弁状の萼片で、ふつう5個。花弁は5-10個あり、先端は2裂し、黄色から橙黄色の蜜腺になる。雄蕊は多数あり葯は淡紫色になる。雌蕊は2-5個。果実は袋果となり、種子は径2mmになり、褐色で表面はなめらかである[5][6][7]

セツブンソウ 
Shibateranthis pinnatifida (Maxim.) Satake & Okuyama
キンポウゲ科 Ranunculaceae

Shibateranthis pinnatifida (Maxim.) Satake et Okuyama
(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
分類
種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キンポウゲ科 Ranunculaceae > セツブンソウ属 Shibateranthis

解説
吉備高原面で県東部に分布が偏っている.人家の裏・果樹園・墓地など定期的に草刈りが行われるような環境に群生する.日当たりのよい場所では2月上旬から開花し,3月上旬が見ごろ.

セツブンソウShibateranthis pinnatifida (Maxim.) Satake & Okuyamaは節分の頃に開花しはじめるので,その名がある.
キンポウゲ科に属し、その中でクリスマスローズ亜科(Helleboroideae)に位置する。

NHK連続テレビ小説らんまん植物種類一覧

バイカオウレン
ノジギク
ヒメスミレ

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花壇の人からもらったユーカリとニゲラをリヴィングのカウンターの「タペストリー用」ハンガーに飾ってもらった。Ritsukoさんのデザイン案と違うかもしれないけど楽しい。

なかなかシックな色合い、素敵!

そのほかにもドライフラワーを作って飾っている。

友人Kuraさんにもらったブーケから作った

非常用ろうそくの保管場所を兼ねている(!)

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Kumiから「片手で使える道具」の情報。桂三枝(今は”六代目文枝”)風に突っ込みを入れるなら「ごちゃごちゃ言わんと買って持ってこんか!」となる(?)。でも、私のことを考えてくれてありがとう。早速ご好意に甘えて、気が変わらないうちに(!)「注文」しようっと!

No.5(納豆混ぜ),6(爪切り),13 (紙抑え)欲しいなぁ。面白そう。

【 片手でも麻痺側を参加させても「調理・料理」を便利で安全に!!】

脳リハ

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「かねさわ地名抄」より 第26回「阿王ケ台」 文・NPO法人 横濱金澤シティガイド協会

釜利谷東4丁目の丘陵部に広がる阿王台団地と、同3丁目金沢文庫コーポランドの地は、それぞれ西青ヶ台、東青ヶ台と呼ばれていました。 西青ヶ台の地では、1941(昭和16)年に遺跡の発掘調査を、1967(昭和42)年には団地造成の事前調査が行われました。二度の調査で発掘された住居跡の堆積土中に、多量の貝が確認されました。その様子から、廃絶した住居の跡地に貝を廃棄したため貝塚が形成されたことかわかり、青ヶ台貝塚と称されるようになりました。

 また、縄文時代中期の加曽利式土器や釣り針などの骨角器も多数見つかっています(横浜市金沢区青ヶ台貝塚発掘調査概報)。竪穴住居跡や敷石住居跡なども発見されたことで、縄文時代の住民にとって海山の幸に恵まれた居住適地だったことがわかりました。鎌倉時代末期には鎌倉幕府第15代執権金沢貞顕の子で幕府引付衆や評定衆兼官途奉行等を歴任した金沢冬貞(右馬助)の居館「青ヶ台城」があったとされています。

金沢冬貞は、元弘の乱で大活躍した幕府の名将です。『新編武蔵国風土記稿』によると、この居館跡は金沢城とも呼ばれ、深い谷を挟んで東と西の二箇所あり山頂は平坦地で、いかにも城塁を構えた地形であったと記述されています。

資料:横浜市金沢区青ケ台貝塚発掘調査概報 佐野大和, 西田泰民編 [横浜市教育委員会], 1994.5

田んぼはどこだったのだろう?

「広報よこはま」2019/7 かなざわ区版より PDF

海に面した金沢区には約8,000年前から人々が住んでいた跡が残っています。60か所以上の遺跡が知られており、台地の上や海辺につくられた遺跡から崖面に掘りこまれたものまで、地形に応じて、特徴あるさまざまな遺跡がみつかっています。

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ヤマボウシ2023

7月  8月  9月  

7/4 梅雨の合間に歳時記を開いてみた。

◆ 水無月や笹の香りに母思う
◆ 三枚の笹葉で包む粽(ちまき)かな
◆ 🌸三角の笹の葉開き粽食む
2021 Ofuna FC

六月を奇麗な風の吹くことよ  正岡子規

六月の花のさざめく水の上   飯田龍太

六月や身をつつみたる草木染  大石香代子

総帆展帆七月の雲かがやかす  須賀一惠

七月の夜に入る山のくるみの木 嶺 治雄

7/21 暑いけどお風呂は快適・楽しい時間

◆ 夏風呂に山からの風そっと吹き
◆ 山からの風受け風呂には三老女
猛暑も何のその、老女たちはのんびり浴槽でおしゃべりをします。

8/6 Mari is now in San Francisco

◆ Mariのいるサンフランシスコ青い空
◆ ”妹”腕に微笑むMariに陽のやさし
◆ American Blueの小さき花涼し
◆ 沖縄の花も避難の酷暑かな
◆ 暑さにもめげず「左・右」前進だ!

9/19 NHK Drama”らんまん” より「 「この雪の消(け)残る時にいざ行かな」(徳永)「山橘の実の照るも見む」(万太郎)

 「万葉集」にある大伴家持の歌。「この雪が消えてしまわないうちに、さあ出掛けよう。ヤブコウジの実が雪に照り輝く様も見よう」(高岡市万葉歴史館の公式サイトから)。

天平勝宝2年(西暦750年)12月の雪の日に詠まれた歌。

– rough meaning: Now, let’s go before this snow disappears. Let’s watch the fruit of the mountain Yamatachibana shine.

参考たのしい万葉集」 「高岡市万歴史館

9/24 酷暑を乗り切りやっと行けた大船フラワーセンター

◆ コスモスを探し走れば赤とんぼ(Simon)
◆ 🌸陽に映えて金の穂揺らすあわだち草
◆ 植物園の隅に一輪彼岸花
◆ 植物園木陰のカフェでピクニック
◆ 芝生広しいっぱいに手を伸ばしおり(子と孫たち)
◆ 青空まで届きそうな樹見上げたり (私・・・)

9/27 こもれび:「そういえば、俳句を忘れていた!」と気づく。

◆ ふとみれば桜葉色づく九月かな
◆ ひとりふたり来なくなる人を思う秋 (寂しい)
Komorebiにて