Haiku Poem, 2024 Jul.(Jun)-Dec.

<季語> 冬の季語(きごさい時記)三冬(冬全体にわたる季語)
【時候】
 凍る 寒し 冴ゆ 霜夜 冬 冬暖 冬の朝 冬の暮 冬の夜 【天文】オリオン 寒昴 北颪 北風 霜 冬霞 冬銀河 冬の雲 冬の空 冬の月 冬の虹 冬の星  【地理】凍土 枯野 冬景色 冬野 冬の海 山眠る

1月

Daycareへの冬の道、よ~く見るとかすかな季節の移り変わりが、、、。

◆ ヤマボウシ赤く芽吹くや冬の道         
◆ 冬の午後山の斜面に陽射しあり

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被団協の受賞は誠に喜ばしく感激しました。昨日のTVでは被団協代表委員・田中煕巳さんの、”アメリカに配慮しすぎた世界および日本政府の原子力政策”に対する歯に衣着せぬ論評が光っていました。Live interviewで田中さんがはっきり言い過ぎるので、interviwerが困っていました。

ノーベル賞ではもう一人、文学賞の韓国人作家漢江さんの受賞に感激しました。私は韓国出身のオペラ歌手の大活躍、ピアニストSeong-Jin Choの演奏が最も好きで、ポップGroupBTSの大ファンでもあります!韓国の文化は興味深いです。(note to Dr.O)

被団協

Announcement of the 2024 Nobel Peace Prize

anouncement: The Norwegian Nobel Committee has decided to award the Nobel Peace Prize for 2024 to the Japanese organisation Nihon Hidankyo. This grassroots movement of atomic bomb survivors from Hiroshima and Nagasaki, also known as Hibakusha, is receiving the Peace Prize for its efforts to achieve a world free of nuclear weapons and for demonstrating through witness testimony that nuclear weapons must never be used again.

 もう一つ、フリドネス氏が取材に強調した点があった。「アルフレッド・ノーベルのビジョンの核心は『個々人』が変化をもたらすことができる、というものです」 目の前に大きな困難があっても、一人ひとりの力によって、世界をより良い方向へと形作ることができる。広島と長崎への原爆投下後、過去80年近く戦争で核兵器が使われなかったことも、被爆者一人ひとりの尽力があったからだ――。 「被爆者たちは間違いなく、過去にも現在にも、変化をもたらしてきた。そしていまでも、それを続けているのです」

 近年のノーベル平和賞を振り返ると、最新の世界情勢を色濃く反映する傾向にあった。では被団協が時代に沿わないかというと、そうではない。フリドネス氏は、核兵器を使わない、使わせないという「強固な世界的規範」が揺らぎつつあるからいまだからこそ、被爆者の声が重要だと説く。 「この授賞は、何十年も声を上げ、自らの体験を語ってきた人びと、時の経過とともに亡くなったすべての人びとに対する評価です。そして、今日まで、彼らが活動を続けてきたことに対する評価でもあります」 とはいえ、世界の安全保障環境は厳しい。核兵器廃絶に向けた道のりは長く、険しい。日本も米国の「核の傘」に守られている。

 核兵器の全廃は非現実的だ――。そんな声にどう反論するか。フリドネス氏は即答した。「核兵器に安全保障を依存する世界でも文明が生き残ることができると考える方が、よほど非現実的ですよ」と。(朝日新聞10/12)

ノーベル賞の被団協委員「核共有ものすごく危惧」 石破首相に電話で 2024年10月12日

 ノーベル平和賞の受賞が決定した日本原水爆被害者団体協議会日本被団協)代表委員の田中熙巳(てるみ)さん(92)に12日、石破茂首相から電話で祝意が伝えられた。米国との核共有や非核三原則の見直しの検討に言及したことのある石破首相に対し、田中さんは「(核兵器廃絶の)先頭に立って欲しい」と訴えた。

 田中さんは12日正午すぎに、埼玉県の自宅前で石破首相からの電話を受けた。首相は冒頭、「おめでとうございます」と語りかけ、小学生の時に被爆後の広島市の映像を視聴し「見るにたえなかった」と自らの体験を紹介した。これに対し田中さんは、石破首相が米国との「核共有」などを検討する必要性に言及してきたことに触れ、「核兵器は持ってもいけない、使ってもいけないと言い続けてきた。我々の言っていることとは反対のことになっていくのかと、ものすごく危惧しておりました」と懸念を伝えた。

 <毎日新聞記事 10/12>首相が言及している米国の核兵器を共同運用する「核共有」について、田中さんは「私は怒り心頭。核の恐ろしさを知っているなら本当に考えなさいと言いたい。会って徹底的に議論してあなたは間違っていると説得したい」と語気を強めた。

10/20 被爆者の姿は、戦争の悲惨な経験を踏まえて平和を発信するという、戦後日本のあり方にもつながっています。 海外が驚く被爆者の姿勢 日本被団協のノーベル賞が与えるインパクト」  asahi newspaper oct 19: full text

「家族にも言わなかった。風邪ひいても原爆症じゃないかな?と・・・」

張本勲さん、「サンモニ」で被団協「ノーベル平和賞」受賞への思いを告白…「亡くなった先人たちにも聞かせてやりたかったです」。来年は被爆80年。被爆体験を語り継ぐことに「悲惨な姿、光景、人間、物。自分の目で見てるし体験しているからね自分の人間が人間を滅ぼす絶対にあってはならないことを100年はおろか、千年先でも人間が生きている間は語り伝えてもらいたいわね」と願っていた。

11/9 梅林氏の核抑止論

韓江さん Han Kang (韓 江朝鮮語: 한강) South Korean writer   新聞記事(朝日毎日mix)   My Korean L Blog

すべての、白いものたちの より

👈翻訳だけど美しい文章なのがわかる。

すべての、白いものたちの (河出文庫)
Kindle 版ハン・ガン, 斎藤真理子

ハン・ガン作品、すでにたくさん訳されていて(そのこと自体もとても素晴らしい、訳者のみなさんに深く感謝!)、どれから読んだらいいかわからない…という方には、個人的には『すべての、白いものたちの』をお勧めしたいです。 詩のように淡く美しく、それでいて強く心をゆさぶる名作です。(岸本佐知子さんお祝いコメント)


  • 暴力に満ちた世界で、希望を想像する 問い続ける作家ハン・ガンさん
    スウェーデン・アカデミーは授賞の理由について、「作品のなかで、過去のトラウマや、目には見えない一連の縛りと向き合い、人間の命のもろさを浮き彫りにした」と説明。「彼女は肉体と精神のつながり、生ける者と死者のつながりに対して独特の意識を持っており、詩的かつ実験的な文体で、現代の散文における革新者となった」とたたえた。

「東洋経済」歴史的トラウマを直視したハン・ガン氏の文学・・10/11)ハン・ガンさんは、世界の舞台で韓国文学の地位を高めた「K文学の旗手」でもある。幼少期の暴力のトラウマで肉食を拒否するようになった女性が徐々に死に近づく過程を描いた代表作「菜食主義者」が2016年、英国ブッカー賞インターナショナル部門を受賞し、韓国文学の新たなマイルストーンを築いた。

 2023年は長編「別れを告げない」でフランスの4大文学賞であるメディチ賞を受賞した。済州4・3事件の悲劇を3人の女性の視点で描いた小説だ。

歴史の悲劇を視点に
 韓国の現代史から題材を取り、そこから死と暴力の問題を直視し、これを詩的な文章に収めた作家と評価される。他にも光州民主化運動の痛みを込めた「少年が来る」をはじめ、「麗水の愛」「私の女の果実」「その冷たい手」「風が吹いて行く」などがある。

2024.11.7 掲載

12/7 授賞式スピーチについての記事

「世界はどうしてこんなに暴力的で苦しいのか」「同時に、世界はどうしてこんなに美しいのか」――。今年のノーベル文学賞に決まった韓国の作家、ハン・ガンさん(54)が7日夕(日本時間8日未明)、ストックホルムで受賞記念講演を行い、自身を執筆に駆り立ててきた「動力」は「この二つの問いの間の緊張と内的な闘争」だったと語った。 Full TEXT(朝日新聞記事:日本語)

Why is the world so violent and painful? 
And yet how can the world be this beautiful?


Where is love?
It is inside my thump-thumping beating chest.
What is love?
It is the gold thread connecting between our hearts.

Full TEXT(lecture note:English)


https://www.youtube.com/live/1Z_co4Flfso?si=QLJBULdYtk7XR9iy

受賞後のインタービュー

10/1ごろ面白いと見つけて面白いと思ってた記事

なぜ韓国ドラマは「深い」のか

(追加) Daron Acemoglu Turkish-American economist

朝日新聞記事

ヨーク大学の恩師Alp先生が、「トルコ人でしかもヨーク大学の出身者だ!」とFBに書いてあったので注目した。

MIT economists Daron Acemoglu and Simon Johnson share Nobel Prize

 経済発展や民主制の研究で世界的に知られるマサチューセッツ工科大学(MIT)のダロン・アセモグル教授(政治経済学)が朝日新聞の取材に応じた。日本の今後については、少子高齢化と激動する国際環境への対応が命運を分けると指摘し、「これまでの安定した統治にプラス面があったことは確かだ」と評価しつつ、課題面として「人々が社会の足元から変化を促そうとする動きが弱い」と指摘した。

 アセモグル氏はトルコ生まれのアルメニアで、経済理論の論文に加え一般向けの書籍も出版し、学界で最も注目されている経済学者の一人。共著に「国家はなぜ衰退するのか」がある。近著「自由の命運」では、自由を守るためには個人や企業の暴走を防ぐ「強い国家」と、国家権力の行き過ぎを抑える「強い社会」とが均衡しながら成長することが必要と訴えている。

A native of Turkey, Acemoglu received his BA in 1989 from the University of York, in England. He earned his master’s degree in 1990 and his PhD in 1992, both from the London School of Economics. He joined the MIT faculty in 1993 and has remained at the Institute ever since. Currently a professor in MIT’s Department of Economics, an affiliate at the MIT Sloan School of Management, and a core member of the Institute for Data, Systems, and Society, Acemoglu has authored or co-authored over 120 peer-reviewed papers and published four books. He has also advised over 60 PhD students at MIT.

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<夏の季語> 夏の季語(きごさい時記)

夏の季語:8月の季語には以下のようなものがあります。

秋出水、盆波 秋され、秋めく、残暑、処暑、新涼、八月、初秋、文、立秋、禾すなはち登る、寒蝉鳴く、鷹鳥を祭る、天地始めて粛す、涼風至る、白露降る

秋の雷、秋の初風、有明、天の川、送りまぜ、御山洗、初嵐、二つ星、盆東風、盆の

九月 葉月 仲秋 秋意 二百十日 秋の朝 秋の昼 秋夕焼 秋の夜 秋の朝 野 分  長き夜  葡 萄  秋の色 南 瓜  さやけし 赤蜻蛉  新 藁  銀 河 秋高し 夜 長  秋の雲 さんま 秋高し 秋 燕 高 潮 秋の潮  胡 桃 天高し 夜 長  秋の雲 天の川  水澄む  唐辛子  秋の潮  ひぐらし 銀 河 秋の野 秋めく  鳳仙花  秋の雲  花 野  山葡萄 虫の音  虫の音  バッハ モーツアルト 白粉花  萩  夕月夜 碇星〈カシオペア〉 草の穂 花 野  秋彼岸  秋の空  虫  野 分  秋 分 曼珠沙華  立 待 鰯 雲  薔薇


秋の海 秋サバ 太刀魚 サンマ イワシ 酒 秋あざみ 吾亦紅 露 粟 桃 梨 葡萄 木犀 鯖雲 芙蓉の実

6月;残り(1)  友人たちとロシア民謡(と証して歌われた歌曲)「道」の勉強。今も続くロシアの侵攻によるウクライナでの戦争。「道」は、ウクライナ東側に広がるヴォルゴグラートの戦場となった草原を歌った歌。

◆ 💮友と歌ロシア語の”道”梅雨の午後  (6/26 サロン) 💮(湘舎先生”共鳴”句)
◆ 友と想うヴォルゴグラートの草原
◆ 💮この夏も果てなき(ブーリャン)草原駆ける兵       💮(湘舎先生”共鳴”句)

7月

◆ 外つ国の子に浴衣着せ夏祭 (7/14)
◆ 世変われどもすいかと駄菓子の夏祭
◆ 💮お囃子を遠くに聞くや夏祭    💮(湘舎先生”共鳴”句)

 7/24 真夏の満月

◆ 夏の夜や満月の影海に映え

9月

◆ 遅咲きの向日葵も頭たれ夏はゆく  (9/4)
◆ 💮秋近しケヤキの下葉色づきぬ   💮(湘舎先生”共鳴”句)
◆ 名も知らぬ鳥も渡りてゆく季節   

★9/14-21

◆ 紅色のぼんぼり散らす千日紅 (9/14)
◆ 💮非熟練移民労働者にも秋   (暑くて苦しい夏も過ぎゆく)  💮(湘舎先生”共鳴”句)
◆ 遠足の幼稚園バス動物園  (9/21 金沢動物園にきれいな色の幼稚園バスが続々と) 

9/25

◆ 三月ぶり庭を歩けば秋の風   久方に庭を歩けば秋の風 (湘舎先生)
◆ 背中押す秋風涼しリハ歩行 

10月

◆ 快晴の工事現場や赤とんぼ (10/2)
◆ 秋空やいつもより遠くまで歩き  (10/11)  いつもより遠く空 (湘舎先生)

11月

◆ わびしげに海辺の岩影吾亦紅 (11/8) 

11/10傘寿のお祝いの会// インターコンチネンタルホテルにて

◆ 秋の午後港眼下の祝い膳 
◆ 久しぶり山下公園銀杏並木  (病気後の外出も久しぶり)
 いつの間にか公園銀杏黄葉(momiji)して (湘舎先生)
◆ 午睡する子らといて秋惜しむ  (お出かけ・介護疲れか、実家で午睡する子供たち・・) 

11/17  11月なのに陽ざし暖か、室温27℃

◆ 海眺む部屋に(秋)呼ぶ小菊かな   (湘舎先生)
◆ ベランダに名残の向日葵日日草               ★ここまで湘舎先生へ報告

★11/20

◆ 秋の午後楽しや友と旅話
◆ 友ありて旅の話や秋の午後

★11/22

◆ 秋深し友より長き便りあり
◆ 稜線の上にぽっかり秋の雲

12月 12/17 At Komorebi SS

◆ 「こもれび」の中庭今年もクリスマス
◆ ひとりして眺めし窓の冬木立
◆ 冬晴れや雑木林に白い雲
◆ 個室にて窓を見やれば冬雑木
◆ 豊穣のブルックナー聴く冬の朝

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私の人生に中で出会ったもっとも面白い魅力的な人のひとり、ミルカ・モラさん。その人が私のことを書いてくれた本が手元に戻ってきた。オーストラリア、メルボルン、パリ、ユダヤ人、画家・artistを思う時いつも彼女を思い出した。kumikoも「ミルカさんに会って愉快だった」という。

Mirka Madeleine Mora (née Zelik) (18 March 1928 – 27 August 2018(aged 90)) was a French-born Australian visual artist and cultural figure who contributed significantly to the development of Australian contemporary art. Her media included drawingpaintingsculpture and mosaic.

フリンダース駅の横にあるMirkaのモザイクの壁画」・・・以前は駅の構内にあったけど・・・

City of Melbourne/@cityofmelbourne
Vale Mirka Mora, a true Melburnian. If you’re one of the one million people walking past Flinders Street station today, please keep a look out for the glorious mural Mirka painted there in 1986.

Mirka Mora(ミルカ・モーア)のThe teacherエキシビション

OKAPPA ノ ススメ

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4月  5月  6月   (1/9「Haiku集 2014-2024」 ) (2/6 Nakano先生「共鳴句」)   (俳句「定型句」教本)


<春の季語> 春の山 春の風  春眠  春の夢  春愁  山 椿   藪椿   白椿   紅椿   八重椿   玉椿   花椿   椿 林   落椿  花盛り   花明り   花影   花朧   花の雨   花の山   花の昼   花

 

<夏の季語> 夏の季語(きごさい時記)

初夏の季語
  • 初夏 夏めく 薫風 新緑 若楓 柿若葉 擬宝珠(ギボウシ)麦の秋 花橘 五月、初夏、立夏、若夏、卯月、夏浅し、夏の朝、薄暑、夏めく、小満、清和、麦の秋  卯月曇、卯の花腐し、木の芽流し、筍流し、茅花流し、走り梅雨、迎へ梅雨、麦の秋風 筍飯、麦飯、柏餅、身欠鰊(みがきにしん)、粽(ちまき)、新茶、矢車、繭、端午、アカシア、あやめ、苺、卯の花、胡瓜の花、桐の花、芍薬、鈴蘭、筍、栃の花、夏蜜柑、薔薇、蕗、茉莉花、蜜柑の花、水木の花、麦、柚の花、ルピナス、若楓、若葉、夏めく、薄暑、麦の秋、若夏、夏浅し、夏の朝 若葉、茨の花、岩千鳥、岩藤、卯の花、浦島草、瓜苗、瓜の花、金雀枝、榎の花、踊子草、風車の花、樫落葉、柏落葉、甘草、木苺、草苺、九輪草、胡桃の花、牛蒡の花、牡丹、椎落葉、椎若葉、馬鈴薯の花、石楠花、新馬鈴薯、石菖、芹の花、
  • 門川に 流れ藻絶えぬ 五月かな    河東碧梧桐 五月
  • 夏めくや 庭を貫く 滑川       松本たかし 夏めく
  • 柏餅 古葉を出づる 白さかな    渡辺水巴 柏餅
  • 人々に 四つ角ひろき 薄暑かな    中村草田男 薄暑
  • 新茶の香 真昼の眠気 転じたり    小林一茶 新茶
  • 雀らも 海かけて飛べ 吹流し     石田波郷 吹流し
  • 目には青葉 山ほととぎす 初鰹    山口素堂 初鰹
  • 片隅に あやめ咲きたる 門田かな   正岡子規 あやめ
  • 豌豆摘み 下田通ひの 船に佇つ    臼田亜浪 豌豆
  • いざともに 穂麦喰はん 草枕     松尾芭蕉 麦

4月

◆ 春の朝咲きたり小さき薔薇一輪   3/30
◆ 春風にざわめく雑木林かな   4/3
◆ 夢果たし医学部進学孫に春  ※(中野先生)春爛漫孫医学部に進学し
◆ デイケアは浴槽からの花見かな   4/10
◆ 円海の裾野に明るき山桃の花  ※(中野先生)円海の裾野明るき山桃の花
◆ 山桃の咲く山裾に集いおり
◆ 窓からの湾をMAREという子来て
◆ 窓の湾をMAREという子と花の昼(4/13) 
         ※(中野先生)◎窓のをMAREとい子と花の昼
◆ ベランダの花と海にも水を遣り
◆ 花に飽きて自分の顔にも水鉄砲
◆ 春の海釣船ゆるり走りおり
◆ 春風や係留舟も西・東
◆ 稜線の桜並木や色淡し   ※添削 稜線桜並木や色淡
 (窓から見える鷹取山の桜)
4/16(火)

4/17-26

4/17
◆ リハビリの戸外歩行や薫る風
◆ リハビリの歩みを止めて見る躑躅
◆ 今日もまた楽しき昼のカレーかな          
4/25
◆ リハビリの道に香るや花大根
◆ 花大根そこまで今日は歩きたし       
4/26
◆ 草刈りの香り懐かし足止めぬ  ※(中野先生)草刈りの香り懐かし足を止む 
◆ 歩みつつ草の香りに振り向きぬ

5月

5/10
◆ 長患いの友戻る日や五月晴 (daycareの仲良しの健康快復を喜ぶ)
◆ デイケアの小さき中庭鯉泳ぐ  ※(中野先生)デイケアの小さき中庭鯉のぼり
 (老人施設でも鯉のぼりは楽しみのひとつ)
◆ 山は今黄緑みどりの段飾り
5/14
◆ 繰り返す季節はいつも新しき
5/22 (5/23生まれの長男の誕生日に寄せて)
◆ 薫風に生まれし吾子はや五十一  ※(中野先生)薫風や吾子も今年で五十一
◆ A baby was born on a beatiful day in May ’73

6/19 「こもれび」デイケアにて

◆ 山裾につゆ草そっと風に揺れ
◆ 〇 里山にもじずり二輪雨の後  ※(中野先生)

6/29(Sat) フランス人の母子3人来る

撫子の(▲紫の)ブーケを抱えてBon Jour ※(中野先生:「鈴蘭の」)
◆ 雨あがり海見て歌うラ・メールやさし

6/30(Sun) 大船フラワーセンター:正面のスイレン池には白と紅色の水連、ちょうど開花期に入ったハスの花薔薇園も美しかった。

◆ 〇 睡蓮の白き花びら池の青 ※(中野先生)
◆ 広池に白き睡蓮ぽっと咲き
◆ 梅雨空にかそけき香りハスの花
◆ 甘き香は何を伝えんハス咲きぬ
◆ 願わくばこの香りもて彼の国へ

6/30 北鎌倉の家にヤマボウシの花を見に行く

◆ 鎌倉の庭に今年もヤマボウシ

Teaser trailer de The Boy and The Heron — 君たちはどう生きるか subtitulado en inglés (HD)

「君たちはどう生きるか」の意義 

米映画界の最高峰、アカデミー賞を受賞した宮崎駿監督(83)の長編アニメ「君たちはどう生きるか」は、太平洋戦争中に火事で母親を亡くした少年の心の葛藤を描いた。「困難で激動の今の時代に対し、強く問いかける傑作だ」。米国でジブリ作品を研究する第一人者の米タフツ大のスーザン・ネイピア教授 Susan Napier(68)は、世界で戦争が続く中での受賞を「痛切な意義がある」と評した。2001年9月11日の米中枢同時テロ後の価値観の変化を指摘する。「残念だが、世の中はハッピーエンドでは終わらない、善人が勝つとは限らないという大きな警鐘になった」。9.11以降、宮崎監督が描き出す複雑で矛盾に満ちたリアルな世界観が若者を中心に共感を呼んでいるという。

解説
宮崎駿監督が2013年公開の「風立ちぬ」以来10年ぶりに世に送り出した、スタジオジブリの長編アニメーション。「風立ちぬ」公開後に表明した長編作品からの引退を撤回して手がけ、宮崎監督の記憶に残るかつての日本を舞台に、自らの少年時代を重ねた自伝的要素を含むファンタジー。母親を火事で失った少年・眞人(まひと)は父の勝一とともに東京を離れ、「青鷺屋敷」と呼ばれる広大なお屋敷に引っ越してくる。亡き母の妹であり、新たな母親になった夏子に対して複雑な感情を抱き、転校先の学校でも孤立した日々を送る眞人。そんな彼の前にある日、鳥と人間の姿を行き来する不思議な青サギが現れる。その青サギに導かれ、眞人は生と死が渾然一体となった世界に迷い込んでいく

宮崎監督が原作・脚本も務めたオリジナルストーリーで、タイトルは宮崎監督が少年時代に読んだという、吉野源三郎の著書「君たちはどう生きるか」から借りたもの。アメリカでも高い評価を得て、第81回ゴールデングローブ賞では日本作品で初めてアニメーション映画賞を受賞し、第96回アカデミー賞でも宮崎監督作およびジブリ作品として「千と千尋の神隠し」以来となる2度目の長編アニメーション賞受賞という快挙を成し遂げた。2023年製作/124分/G/日本 配給:東宝    (映画.com「オッペンハイマー」) Oppenheimer Official Site(日本語予告編)

米津玄師「地球儀」× 宮﨑駿「君たちはどう生きるか」Kenshi Yonezu – Spinning Globe (Hayao Miyazaki, The Boy and The Heron)
日本語多い! with Toshio Suzuki 

In a ‘vast and limitless world’: the grieving Mahito Maki encounters some ‘beaky interest’ in The Boy and the Heron. by The Guardian


The Boy and the Heron review
– overplotted Miyazaki still delights /This article is more than 2 months old


At 82, the revered director of Spirited Away and My Neighbour Totoro has made his most personal film yet – a sometimes unwieldy tale of a 12-year-old boy coming to terms with his mother’s death

It’s the film that the revered animator and co-founder of Studio Ghibli Hayao Miyazaki came out of retirement to make, and it’s arguably one of his most personal. The Boy and the Heron is a strikingly beautiful, densely detailed fantasy that revisits themes and devices familiar from previous films and ties them together with elements that have a clear autobiographical resonance for the director. The dream logic of the narrative seems to have been born from the untrammelled imagination of a child rather than that of a man in his 80s. The lush orchestral score, by regular Miyazaki collaborator Joe Hisaishi, is shimmering and exultant. All the elements are in place. So it seems almost churlish to note that this is middling Miyazaki at best.

Of course, a mid-level Miyazaki film is still a vastly superior entity to much of the more cynically commercial content served up by Hollywood animation studios. And it’s not as if the seductive spell has been entirely broken. But compared with, say, the beguiling simplicity of My Neighbour Totoro, or the richly realised world of Spirited Away, this sometimes feels heavy going. Some of that trademark Miyazaki magic has been stifled by overplotted, incoherent storytelling and an unwieldy final third act.

The backdrop, for some of the picture at least, before it slips into parallel realms, is early 1940s wartime Japan. The boy of the title is 12-year-old Mahito (voiced by Soma Santoki in the Japanese original version and Luca Padovan in the impressive English-language dub). Shortly before the main action takes place, Mahito loses his mother in a hospital fire after a bombing raid on Tokyo. The inferno engulfing the city has a disorientating, impressionistic quality that’s distinct from the precise visual style of the rest of the film, and this striking image of a burning city is one that Miyazaki has cited as one of his earliest childhood memories.

Mahito’s father is the boss of a factory that manufactures fighter planes (as was the director’s own father). He remarries, to his late wife’s younger sister Natsuko (Yoshino Kimura/Gemma Chan), and the still grieving Mahito is forced to relocate from Tokyo to the country estate where his mother and Natsuko both grew up. It’s a curious, cavernous place, populated by a staff of bickering, ancient crones; it comes with a lake and a bricked-up, semi-derelict tower in its grounds.It also has another resident: an insolent grey heron (Masaki Suda/Robert Pattinson) that seems to be taking a particular beaky interest in Mahito.

At the goading behest of the heron, Mahito enters the forbidden tower and finds himself drawn into a netherworld where timelines are knitted together and the infrastructure of the whole domain is controlled by some kind of high-stakes Jenga game. Fellow inhabitants of this world include Kiriko (Kô Shibasaki/Florence Pugh), a dashing sailor and fisherwoman who is skilled in magic, and the fire maiden Himi (Aimyon/Karen Fukuhara), as well as Mahito’s new stepmother, Natsuko, and a community of giant man-eating parakeets.For a director who is so famously preoccupied with the idea of flight, Miyazaki reveals an unexpectedly complicated relationship with birds in this picture. In addition to the monstrous parakeets that eye Mahito greedily, cutlery at the ready, there is also a flock of pelicans that feed on gentle floating creatures called the Warawara. And then there’s the heron, which soon loses its elegant avian form and morphs into one of Miyazaki’s less lovely creations, a wart-encrusted, goblin-like henchman in service to the ruler of this magic kingdom – an ageing wizard who, it turns out, has a connection to Mahito’s family. Ultimately, family – even a fractured, imperfect family scarred by loss – is elevated, forming the central spine of this picture, as it does in so many of Miyazaki’s movies.

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宮芳平画文集 野の花として生くる。が届いた。何の装いもなく野の花や自然なるもの、自分の生と絵への憧れ、美術教師としての喜び悩みをつづった画文集。ミレーになろうとし、ゴッホやセザンヌにも見えるような絵をひたすら描いた。美しい画集だ。(Yoshihei Miya: 1893-1971, age77)  2011:「路傍の聖者ー宮芳平展」


雪解くる頃
「川の縁を通る時に 水の匂がしました  都会の人よ 水の匂を知っているか  いい匂です すがすがしい匂です  この匂がすると 春が来るのです ・・・」「雪解くる頃」

練馬美術館で見た「自画像」

「地面に落ちた草の種が、そこから芽を出し生え出るように、俺も自分が置かれた場所から芽を出し生え出る、そこがあまりいヽ地面で奈かったとしたところで、それが何としやう、芋の種は決してそこから動かない・・・」

自画像

「路傍の聖者ー宮芳平展」2011

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