聴くたびに歌うたびに胸がいっぱいになる歌だ。

日本の歌曲「母」

<歌はアルト小川明子さん>


ふるさとの山のあけくれ
みどりのかどにたちぬれて
いつまでもわれまちたまふ
母はかなしも
幾山河とほくさかりぬ
ふるさとのみどりのかどに
いまもなほわれまつらんか
母はとほしも

  小松耕輔さん(1884-1966)(へぇ、こんな人だったんだ)


 作詞者は竹久夢二(1884-1934)です。「夢二式美人」と言われる、長いまつげに大きな夢見るような瞳、少し憂いを含んでいて、首の長い腺病質的な独特の美人画を描いて、多くのファンを獲得した、抒情派の画家です。
 夢二は画家として有名ですが、文学の造詣も深く、多くの随筆や童話も創作し、英米の古いわらべうたの訳詞もしているれっきとした詩人でもありました。夢二の詩「宵待草」は、多忠亮(おおの・ただすけ)によって曲を付けられて1917年に発表され、広く世間で愛唱されました。
 この「母」は、夢二が故郷・岡山の母を偲んで作った詩です。
 作曲者は小松耕輔(1884-1966)です。東京音楽学校(現・東京芸術大学)出身で、長く学習院の音楽教官を務めました。日本人初のオペラ作品「羽衣」(1906年)を発表したほか、主に歌曲の作曲を手がけました。また、日本で初めて合唱コンクールを開催するなど、合唱活動にも尽力しました。
 小松は上記の詩「母」に、1919年、35歳の時に曲をつけました。感傷的な中にも温かみのある柔らかな3拍子の曲です。元は独唱曲ですが、女声合唱でもよく歌われます。(asapykadanさんBlogより)

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椰子の実

名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実一つ
『椰子の実(やしのみ)』は、1936年に発表された日本の歌曲。作詞:島崎藤村、作曲:大中寅二。

 

【歌詞】 椰子の実
名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ
故郷の岸を 離れて
汝はそも 波に幾月
旧の木は 生いや茂れる
枝はなお 影をやなせる
われもまた 渚を枕
孤身の 浮寝の旅ぞ
実をとりて 胸にあつれば
新なり 流離の憂
海の日の 沈むを見れば
激り落つ 異郷の涙
思いやる 八重の汐々
いずれの日にか 国に帰らん

 


歌詞の誕生については、柳田國男が愛知県の伊良湖岬 (いらごみさき)に滞在した際の体験が元になっている(写真:伊良湖岬と恋路ヶ浜)。
1898年(明治31年)夏、東京帝国大学2年だった柳田國男は、伊良湖岬の突端で1カ月滞在していた際、海岸に流れ着いた椰子の実を見つけた。
「風の強かった翌朝は黒潮に乗って幾年月の旅の果て、椰子の実が一つ、岬の流れから日本民族の故郷は南洋諸島だと確信した。」
柳田國男は、親友だった島崎藤村にその様子を話し伝えた。藤村はこの話にヒントを得て、椰子の実の漂泊の旅に自分が故郷を離れてさまよう憂いを重ね、歌曲『椰子の実』の詩を詠んだという。

椰子の実(斉唱)(ト長調)

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砂山(童謡)
海は荒海 向こうは佐渡よ

日本の童謡/北原白秋が新潟の寄居浜から見た日本海の荒波

「海は荒海 向こうは佐渡よ」の歌い出しで知られる北原白秋作詞による童謡『砂山』。日本海を望む新潟市中央区の海岸・寄居浜の荒涼とした情景が歌詞に歌い込まれているという。

 

 

 
 
作詞:北原白秋、作曲:山田耕筰
1 海は荒海 向こうは佐渡よ
  すずめ啼け啼け もう日はくれた
  みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ
2 暮れりゃ砂山 汐鳴ばかり

  すずめちりぢり また風荒れる
  みんなちりぢり もう誰も見えぬ
3 かえろかえろよ 茱萸原わけて

  すずめさよなら さよならあした
  海よさよなら さよならあした

 
夏茱萸 (なつぐみ) Silverberry

「茱萸原」の画像検索結果

 

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セレナード(セレナーデ)
シューベルト(Franz Peter Schubert/1797–1828)『セレナード(セレナーデ)』は、シューベルト歌曲集『白鳥の歌 Schwanengesang』(D957)第4曲。
4. Ständchenセレナーデ

Leise flehen meine Lieder
Durch Nacht zu dir;
In die stillen Hain hernieder,
Liebchen, komm zu mir!

Flüsternd schlanke Wipfel rauschen
In des Mondes Licht;
Des Verräters feindlich Lauschen
Fürchte, holde, nicht.

Hörst die Nachtigallen schlagen?
Ach! sie flehen dich,
Mit der Töne süßen Klagen
Flehen sie für mich.

Sie verstehn des Busens Sehnen,
Kennen Liebesschmerz,
Rühren mit den Silbertönen
Jedes weiche Herz.

Laß auch die Brust bewegen
Liebchen, höre mich!
Bebend harr' ich dir entgegen!
Komm, beglücke mich!
Nathalie Stutzmann – Ständchen – Schubert D. 957

Tokyo 2006
Play List : https://www.youtube.com/playlist?list…
Nathalie Stutzmann (1965 – )
Piano:Inger Södergren (1947 – )

This version is in C minor, suitable for low/medium voices.

(1音低い、日本語訳あり)

Belle Sérénade de Schubert bien interprétée …

Julian Prégardien Born in Frankfurt

Piano accompaniment of “Ständchen” (Serenade), one of the songs from the cycle Schwanengesang D957 by Franz Schubert (1797-1828).

Leise flehen meine Lieder
Durch die Nacht zu dir;
In den stillen Hain hernieder,
Liebchen, komm zu mir!
私の歌がそっと願いを込める
夜をつうじて 君に
静かな森に下りてきて
愛しい人よ、私のもとに来てくれ!
leise 小さい、静かな、かすかな
flehen 嘆願する Lied 歌
durch 英:through
still 静かな、穏やかな Hain 小さな森
hernieder 下へ
Liebchen 恋しい人、かわいい人
Flüsternd schlanke Wipfel rauschen
In des Mondes Licht;
Des Verräters feindlich Lauschen
Fürchte, Holde, nicht.
細い枝先がささやくように
音を立てている
月の光の中で
裏切者が敵意を持って
聞き耳を立てていることを
怖がらないで、かわいい人よ
flüstern ささやく schlank ほっそりした
Wipfel 梢(枝の先)
rauschen ざわざわと音を立てる
Verräter 裏切者
feindlich 敵意のある、敵の
lauschen 耳を傾ける、盗み聞きする
fürchten 恐れる、心配する
Holde かわいい人
Hörst die Nachtigallen schlagen?
Ach! sie flehen dich,
Mit der Töne süßen Klagen
Flehen sie für mich.
ナイチンゲールが鳴くのが
聞こえるよね
ああ!彼らも君にお願いを
している
甘く心に訴える音色で
彼らは私のためにお願いしている
hören 聞く、聞こえる
Nachtigall ナイチンゲール(鳥)
schlagen 打つ、鳴く
flehen 嘆願する、懇願する
Ton 音、響き
süß 甘い、心地よい Klage 嘆き、訴え
Sie verstehn des Busens Sehnen,
Kennen Liebesschmerz,
Rühren mit den Silbertönen
Jedes weiche Herz.
彼ら(ナイチンゲール)は
胸のあこがれがわかるんだ
愛の痛みを知っているんだ
彼らは銀色の音色で心を動かす
皆の優しい心を
verstehen 理解する、わかる
Busen 胸、気持ち
sehnen あこがれる kennen 知っている
rühren 感動させる、胸を打つ
Silbertönen
jeder 英:each,every
weiche 柔らかい、優しい
Laß auch dir die Brust bewegen,
Liebchen, höre mich!
Bebend harr’ ich dir entgegen!
Komm, beglücke mich!
君も心を開いてほしい
愛しい人よ、
私の言うことを聞いてくれ!
震えながら私は君を
待ち焦がれているんだ!
来てくれ、私を幸せにしてくれ!
auch ~もまた Brust 胸
bewegen 動かす、心を動かす
Liebchen 恋しい人、かわいい人
hören 聞く、聞こえる
beben 揺れる、震える
harren 待ち焦がれる
entgegen ~に向かって
beglücken 喜ばせる、幸福にする
セレナーデ、歌ってみました。(2021/12/7)
Diction がなってないと言われたので注意して歌ってみた (2021/12/19)

セレナーデという言葉は「平穏な」という意味のラテン語serenus(セレーヌス)がドイツ語に派生したもので、イタリア語ではserenata(セレナータ)、フランス語ではsérénade(セレナード)と呼ばれます。このラテン語は、英語で同じく「平穏な」を意味する形容詞、sereneの祖先でもあります。ドイツ語では特にこうして窓の下に立って誰かのために歌う曲のことをStändchenともいいます。Stand(立っている)に、親しみを表す-chenがくっ付いて出来た言葉で、直訳すると「突っ立っているヤツ」という感じです。大井駿

Heidenröslein – Franz Schubert

  Private piano伴奏

   
   
   

Sah ein Knab’ ein Röslein stehn,
Röslein auf der Heiden,
war so jung und morgenschön,
lief er schnell, es nah zu sehn,
sah’s mit vielen Freuden.
Röslein, Röslein, Röslein rot,
Röslein auf der Heiden.
少年が見つけた小さな野ばら
とても若々しく美しい
すぐに駆け寄り間近で見れば
喜びに満ち溢れる
バラよ赤いバラよ野中のバラ
Knabe sprach: “Ich breche dich,
Röslein auf der Heiden!”
Röslein sprach: “Ich steche dich,
dass du ewig denkst an mich,
und ich will’s nicht leiden.”
Röslein, Röslein, Röslein rot,
Röslein auf der Heiden.
少年は言った 「君を折るよ」
野ばらは言った「ならば貴方を刺します   いつも私を思い出してくれるように   私は苦しんだりはしません」
バラよ赤いバラよ野中のバラ
Und der wilde Knabe brach
‘s Röslein auf der Heiden;
Röslein wehrte sich und stach,
half ihm doch kein Weh und Ach,
musst’ es eben leiden.
Röslein, Röslein, Röslein rot,
Röslein auf der Heiden.
少年は野バラを折った
野バラは抵抗して彼を刺した
傷みや嘆きも彼には効かず
野バラはただ耐えるばかり
バラよ赤いバラよ野中のバラ

このバラが「その野バラ」のようです。

[ra]から

  F dur(Aから)楽譜はこちら

 

Waltraud Meier 17/24 Heidenröslein , D 257  (半音低い)
Heidenröslein 野ばら シューベルト F-dur ピアノ伴奏
シューベルト 野ばら (Heidenröslein)
186,225 回視聴 •2013/11/23

野ばら Heideröslein Op 3 3 D 257 Franz Peter Schubert:
半音低い(E dur 音はA minorから)発音練習

【ドイツ語朗読】野ばら/シューベルト ゲーテ

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このごろPaavo Jarviさんが首席指揮者になってから特に大好きなN響が、ヨーロッパツアーに出た。

つい先日、Paavoさんでのマーラー/交響曲第6番イ短調「悲劇的」(Gustav Mahler Symphony No. 6 a minor “Tragische”)を聴いてきたばかり。誕生日の日だった。あのすばらしい演奏がヨーロッパで響くのかと思うと心が躍る。あの黄色の屋根のベルリンフィルでの練習中の写真に、Violaの佐々木さんが音符のセーターを着ているのも素敵。演奏会の篠塚さんのすばらしいスマイルも素敵。もちろんPaavoさんの、たぶんうれしさと恐れとが混じったような演奏会での表情も特別だ。

 NHK Websiteより
   
   
 佐々木さんのセーターに注目!  

3/1 Twitter より

4h4 hours ago

By  より

TOKYO/JAPAN: Currently in his second season as Chief Conductor of the NHK Symphony Orchestra, Paavo Järvi brings Japan’s leading ensemble on tour to Europe this Spring as a part of the orchestra’s 90th birthday celebrations with concerts at Berlin Philharmonie (28 February), Luxembourg Philharmonie (1 March), Paris Philharmonie (2 March), Amsterdam Concertgebouw (4 March), London Royal Festival Hall (6 March), ViennaKonzerthaus (7 March) and Köln Philharmonie (8 March). Featured repertoire includes Mahler Symphony No. 6 “Tragische”, Shostakovch Symphony No. 10, Toru Takemitsu’s Requiem for Strings (1957), Mozart Violin Concerto No. 3 in G major K.216 and Sibelius Violin Concerto in D minor. Joining them on stage is soloist Janine Jansen (full tour programme below).

“I am extremely excited about bringing the NHK Symphony Orchestra to Europe and also proud to “show off” these musicians because the orchestra is, in my opinion, one of the best ensembles I have ever had the pleasure to conduct” commented Paavo Järvi. “I personally got to know the quality of their playing quite some time ago. It is more than a decade since I conducted them for the first time and, without any exaggeration, there was an immediate sense of being taken aback. The first thing that won me over was their attitude, which is both creative and committed, and then there is the enormous discipline, virtuosity and preparation.

Our relationship was allowed to develop very naturally over a period of time and it has definitely been one of the highlights of my life so far when I was asked to be their Chief Conductor. I feel that we have a very close musical relationship and for some reason, although it must be a rather unusual combination to have a Japanese orchestra and Estonian conductor, there must be something similar in our genes – because somehow there is a clarity in the way we communicate with each other which fits so naturally.

 


ベルリン公演の現地での評価は辛口だったようだ。でも大多数の(特に日本人は)すばらしいと思ったに違いない(確信する!)

 

 

 
 ベルリン
 「ルクセンブルクのフィルハーモニー。なんかデカい家みたいなボックス席があります。」
 
   

「ルクセンブルク公演終演。惜しみない拍手がパーヴォ、ヤンセン、そしてN響に贈られました!」

 

「 ORFがN響ベルリン公演の翌日にウィーン公演を紹介。「完璧なサウンドを聞かせた」」
 
   Au revoir, Paris! Merci 💓♥❤
 パリ(?)
 
 
「パリ公演終了! 超満員のお客さまに迎えられてのコンサート。終演後には大歓声でメンバーに賞賛が贈られ、指揮者にはブラボーに混じって「パーヴォ」の掛け声が! 充実感いっぱいのうちにコンサートを終えることができました。」
 パーヴォさん、フィガロ紙インタヴューより。Q「よく日本のオーケストラは冷たいと言われますが・・」PJ「それはあくまでも見かけの問題です。日本人は非常にエモーショナルで、何も外側には見せないけれども、よく観察すれば、彼等の感動が内側で爆発寸前まで沸騰していることがわかります」
 フィガロインタヴュー続き。Q「彼等の音楽にファンタジーが不足するという批判については?」PJ「まさにそのために私はここにいるのです。確かに日本のオーケストラは正確さと秩序に強迫観念を抱いていますが、響きを開放させるとともに、音楽的柔軟性や反応の俊敏さを高めたいと思っています」
 パリ公演では★5つ!

★★★★★ en public conquis

  
  
「アムステルダムに来ました! 落ち着いた街並みで心が和みます。」

(東京駅のモデルといわれるアムステルダム駅)

 (ゴッホ美術館です、行きました!)
 
 「マエストロパーヴォが、あの長い階段を上り降りしたわけですね!コンセルトヘボウ大成功おめでとうございます☆」
 

「アムステルダム公演終演! ルクセンブルク、パリに続き本日もチケット完売。更に凄みをましたジャニーヌに満場の客席は熱狂し、ショスタコーヴィチの後はスタンディングオベーションでパーヴォとN響を祝福してくれました。次は3/6ロンドンです!」 
   
   コンセルトヘボウの美しい!!内部。何年前だろうか、このコンサートホールでマルタ・アルゲリッチのピアノとアメリカ人Wilson指揮の弦楽曲(だったと思う)を聴いた。

 

オランダのVolkskrant紙も5つ★ NHK Symphony Orchestra brengt laaiend virtuoze Sjostakovitsj さんから

Dirigent Paavo Järvi.
Dirigent Paavo Järvi. © Jean Christophe Uhl

NHK Symphony Orchestra brengt laaiend virtuoze Sjostakovitsj

 Het NHK Symphony Orchestra uit Tokio overrompelt met een laaiend virtuoze Sjostakovitsj. Chef-dirigent Paavo Järvi smokkelt de Japanners naar de wereldtop.

Japanse orkesten, heet het, zijn machines. Ze spelen vlekkeloos, maar zonder gevoel. Een optreden van het NHK Symphony Orchestra in het Amsterdamse Concertgebouw zou dan ook puur voor de statistieken zijn: even klokken hoever Tokio achterloopt op de wereldtop.


 ロンドン公演

Dear friends in London, Many thanks for your generous applause. See you again here, London!

 
 Epic, vibrant, poignant, raw, utterly engrossing Mahler 6 from with . Very stylish hammer playing

Exceptional Mahler 6 from and at tonight. Fabulous playing. Stunning hammerblows!

 

Sensational Mahler 6 with thank you for such amazing playing

 

. The earth moved! Thrilling Mahler 6 – lots of “bells up” woodwind and brass and plenty of cowbell!

 

9h9 hours ago

 パーヴォさんもオケもすごい果敢に攻めてるマーラー6番(テンポも速かった)で、楽しめました。オーボエ&クラリネット、あそこまでベルアップするのは初めて見ました。友人たちの感想も好意的。
今夜は全身応援モードで聴いていた気がするw なのでたぶん私はひいき目。でもそれを差し引いても、積極的な一体感が伝わってきた。会場は相当盛り上がっていたこともたしかだし、私のまわりの英人・フィンランド人・韓国人からは、日本のオケだからどうこう、っていう声は聞かれなかった。
 

Congratulations on a spellbinding concert tonight; haunting and masterful

Superb concert by conducted by in

 
ロンドン公演のレビューはこちら  ロンドン公演のページ
 Londonの武満、マーラーでは、Violaの佐々木さん、Violinの篠崎さんの評価が高かったです!
 
 

13h13 hours ago


ヨーロッパ公演2017
(ルクセンブルク[ルクセンブルク])
2017年3月1日(水) 8:00pm フィルハーモニー・ルクセンブルク, 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ,  ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン,  シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47, ショスタコーヴィチ/交響曲 第10番 ホ短調 作品93,
 (パリ[フランス])
2017年3月2日(木) 8:30pm  フィルハーモニー・ド・パリ ,指揮:パーヴォ・ヤルヴィ,  ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン,  シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47, ショスタコーヴィチ/交響曲 第10番 ホ短調 作品93
 (アムステルダム[オランダ])

2017年3月4日(土) 8:15pm,  コンセルトヘボウ, 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ, ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン, シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47, ショスタコーヴィチ/交響曲 第10番 ホ短調 作品93

2017年3月6日(月) 7:30pm, ロイヤル・フェスティヴァル・ホール, 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ,武満 徹/弦楽のためのレクイエム(1957), マーラー/交響曲 第6番 イ短調「悲劇的」

2017年3月7日(火) 7:30pm, ウィーン・コンツェルトハウス, 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ,  ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン,  シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47, ショスタコーヴィチ/交響曲 第10番 ホ短調 作品93

2017年3月8日(水) 8:00pm, ケルン・フィルハーモニー, 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ, ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン,  モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216,  マーラー/交響曲 第6番 イ短調「悲劇的」

 

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The Tokyo-based NHK Symphony Orchestra can trace its origins to 1926. With a change of name, it has been supported since 1951 by Nippon Hoso Kyokai (the Japan Broadcasting Corporation) and was out in full force for Maher 6 – of the 114 musicians listed all appear to be indigenous – and beforehand it was the strings that introduced Requiem (1957) by Tokyo-born Toru Takemitsu (1930-96).

Short Requiem may be (just under ten minutes), but from the barest of sounds something solemn and emotionally agitated emerges, always exquisitely composed and somewhat Bartókian in expression. Whether refined or when becoming more angular, whatever was required, the NHK players, with chief conductor Paavo Järvi, had every expressive phrase and nuance mastered, not least concertmaster Fuminori Maro Shinozaki, whose solo contributions were ineffably divine (as they would also be in the Mahler).

(中略)Indeed one the hallmarks of this reading was its volatility, an unease that also informed the Andante, harps unusually highlighted and graced by eloquent woodwind and horn solos, and here less of an oasis of contentment and ecstasy and more a sleepless night in search of an unfound paradise; and such an approach made the attachment to the vast Finale all the more inherent.

From the strangeness of the opening measures Järvi then made sure that the hero of Mahler’s music was resolute to succeed, and that equally he didn’t stand a chance against the forces of evil, so that when the hammer-blows arrived (just the two, Mahler excised the third for superstitious reasons) they were of tremendous impact and also mirrored Mahler’s instructions: “Kurzer, mächtig, aber dumpf hallender Schlag von nicht metallischem Charakter” – Short, mighty, but dull in resonance, with a non-metallic character.

There were moments of glorious affirmation along the tortuous journey but the ultimate snuffing-out of valour was made inevitable; “Tragic” indeed. The trombone-dominated threnody was baleful, then the malice of Fate’s domination was hit home with the viciousness and exactness of a guillotine, and the long silence that followed told of musicians and audience collectively caught up in something special.

ガーディアン紙の評点は★★★★

Guardian review of the NHK Symphony Orchestra (最初の部分だけ)。。。そのうち無料で読めるようになったら追加!

The Tokyo orchestra’s swashbuckling performance of Mahler’s sixth was fabulously disciplined, crisp and purposeful, if a little too driven

Brisk approach … Paavo Järvi

 

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2・26(日)牛込箪笥区民ホール。名前が素敵。その昔「箪笥職人」がすんでたんだろうな!

「箪笥」と聞くと、引き出しのある「タンス」を思い浮かべますが、この、箪笥町の「箪笥」は、“家具”ではなく、“武器”に関係するものです。
江戸時代、箪笥町の辺りには、幕府の武器をつかさどる具足奉行・弓矢鑓奉行組同心の拝領屋敷がありました。幕府の武器を総称して、「箪笥」と呼んだことから、正徳3年(1713)年、町奉行支配となった際、町が起立し、牛込御箪笥町となりました。
東京都公文書館」資料より

 YCU混声合唱団メンバーが3人参加していました。  新都心合唱団の演奏はGoodでした。

 「あちら」の広島大学OBコーラスの方はもしかしたら、いない方が良かった??  でも、楽しそうに演奏していました。
 松原さんの指揮です。
 伊藤整の「雪明りの歌」に思わず
ジーンとしました。素敵な詩です。
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