至福の時 2020年06月20日
松岡あさひさん(My favorite)

ベートーヴェン『遥かなる恋人に寄せて』
シューマン 『詩人の恋』

<加来さんメッセージ>   これまでも、そしてこれからも私のライフワークとしていきたい大好きなドイツリートを調布で歌いました。 歌手として舞台に立っていると、ごく、ごく稀に、全身に力がみなぎり、全ての邪念を取り払え、頭のてっぺんから足の先まで高い集中力に満たされる瞬間が訪れる事があります。18日はまさにその時でした。

多くの人に見られているという感謝を胸におさめながらも、演奏中は全ての感情を音楽そのものに込める事が出来た、音楽家にとってご褒美のような幸せな時間。歌手でいて本当に良かったと思えた時間でした。

(チケット購入メールでのメッセージ)加來徹様 昨日のBCJのコンサート拝見しました。素晴らしかったです。特にベートーベンの An die ferne geliebteが良かったです。「美しい5月」の歌声も素晴らしく大変好調でいらしたと思いました。ドイツリートの美しさを改めて発見しました。

[@CIMF2020 Archives] Toru Kaku Online Baritone Recital
画像

7/31再度公開された!!

[24:00] 『遥かなる恋人に寄す』
[40:45] 『詩人の恋』
[1:15:30] 「献呈」


加藤浩子さんのブログより https://plaza.rakuten.co.jp/casahiroko/diary/202006230000/ テレビのクラシック番組というのも昔からありますが、スタジオ録音というのは、正直音響的には期待できないことがほとんどでした。まあ、こんなものかな、という感じ。最近、スタジオからストリーミング中継のコンサートというのも始まり、課金したりしていますが、まあやっぱりスタジオだな〜というものが大半です。それを、「調布国際音楽祭」は覆した。最初から、「家」で最高の音楽を体験できる設計がされていたのです。

 まず会場の音響が素晴らしい。調布市にある「くすのきホール」というのがメインの会場だったのですが、とても音響がいいのです。お客さんが入っていない分、余計クリアな響きです。
 アーティストの方々も、その空間を楽しんでいるようでした。久しぶりに演奏できる感慨と、いい会場で演奏できる感動。その二つを味わっている方が多かった。
 シューマンとベートーヴェンのリートを歌った加耒徹さんのリサイタルなど、その二つからくる喜びがひしひしと伝わってきました。
 カメラワークもとてもよく、息遣いや表情を通してアーティストを身近に感じることができました。一対一でアーティストと向き合っている気持ちになれたのです。生のコンサートではなかなかこうはいきません。普段は「ナマ派」を自称している私なのですが、これはこれで集中できていいな、と実感しました。コンサートを嫌い、自宅でマイペースで音楽を楽しんでいるオーディオ派の気持ちがちょっぴりわかった気がします。オーディオには疎いし、自宅で「音だけ」を楽しむのは普段はあまりやらないのですが、このような映像があるなら自宅で鑑賞してもいい。そう思ったのも、これが一番重要なのだと思いますが、内容が大変充実していたからです。プログラムも良かったし、演奏のレベルも高かった。抑揚をすごく付けて歌う人もいるけど、家耒さんの端正な歌い方が、よりシューマンの曲の良さを引き出しているように感じる

(Youtubeサイトにはコメントがたくさん)★ディスカウで聴き慣れていたけれど、つくづく上手なお二方だなぁと、、、、。 ★ ハイネとシューマンと加耒さんが、もはや一体と化している。★ 詩人の恋、正統派で上品なドイツリートの歌い方とシューマンの精神世界の美しさと相まって素晴らしいです!! ★ ​日本人のバリトンでここまで甘く美しい声の持ち主は本当に稀です ★ ピアノもすごく歌っていて素敵 ★今までの加耒さんのコンサートも素晴らしかったけれど、今夜はベストパフォーマンス! ★素晴らしい演奏者に、素晴らしい心遣いの映像と音響 (ほぼ同感。でもディースカウと比較するのはちょっと??) 【 私の感想】好調、ドイツ語が美しい、鍛錬された肉体から響く素晴らしい声・音、楽しそう、自信をもって歌っている。 Gifted beautiful voice!

An die ferne geliebte
DichterLiebe 12:35
DichterLiebe 12:35 ~
[プロフィール]
加耒徹(バリトン)  Toru Kaku, baritone

福岡県出身。東京藝術大学大学院修士課程を首席で修了。大学院アカンサス賞受賞。二期会オペラ研修所を総代で修了。最優秀賞および川崎靜子賞受賞。第20回友愛ドイツ歌曲コンクール第2位。日本歌曲賞、日本リヒャルト・シュトラウス協会賞受賞。2014年シャネル・ピグマリオン・デイズアーティスト。バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバーとして「マタイ受難曲」「メサイア」などの公演にはソリストとして出演。オラトリオのソリストとして数多くのコンサートに出演する他、歌曲の演奏にも定評があり幅広いレパートリーを持つ。オペラでの活躍もめざましく、15年日生劇場『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、二期会『ジューリオ・チェーザレ』アキッラ、16年二期会『ナクソス島のアリアドネ』ハルレキン、18年『フィガロの結婚』伯爵、日生劇場ファミリーフェスティヴァル「アラジンと魔法のヴァイオリン」王子、NISSAY OPERA2019『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ、19年二期会『金閣寺』鶴川など、多くの作品に出演。18-19日本フィル&サントリーホール《とっておきアフタヌーン》ではナビゲーターとして出演。CD【Kaku Toru Début】【加耒徹×ドイツ歌曲】をリリース。NHK-FM【リサイタルノヴァ】出演。Jリーグ「アビスパ福岡」の熱狂的サポーターとして、スタジアムイベントにも出演している。女声合唱団「サーナ・テクセレ」音楽監督。洗足学園音楽大学非常勤講師。二期会会員。

松岡あさひ(ピアノ) Asahi Matsuoka, piano

ドイツ・デュッセルドルフにて作曲家の両親のもとに生まれ、幼少よりピアノ、作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部作曲科首席卒業。同時にアカンサス音楽賞、同声会賞受賞。同大学院音楽研究科修士課程作曲専攻修了。2011年奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位。12年より、文化庁新進芸術家海外研修員として、ドイツ・シュトゥットガルト音楽演劇大学に留学し、作曲のほかオルガン演奏法を学ぶ。作曲家としてはピアノ、オルガン、チェンバロを含む鍵盤楽器のための作品、歌曲、オペラ、合唱曲を含む声楽のための作品を中心に多数の委嘱を受け活動しており、日本国外でもドイツを主とするヨーロッパ各地で作品が演奏されている。また、バリトンの加耒徹氏の伴奏者を務めるほか、声楽を中心とする分野の伴奏者としても、多くの演奏家の信頼を得ている。これまでに作曲を佐藤眞、北村昭、松下功、小鍛冶邦隆、C.J.Walterの各氏に、ピアノを岡原慎也、森正、秦はるひ、R.Wassmuth、K.Schildeの各氏に、チェンバロを大塚直哉氏に、オルガンをM.Schuster氏に師事。現在、東京藝術大学演奏藝術センター特任准教授。日本ドイツリート協会会員。

オペラ・ガラ・コンサート~世界オペラ歌唱コンクール「NEUE STIMMEN 新しい声」の歌手たちを迎えて  日時2015年4月29日(水)

開演:15:00 会場神奈川県 |横須賀芸術劇場 出演指揮―現田茂夫 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 幸田浩子 鈴木玲奈(以上S) 脇園彩Ms イ・ミョンヒュンT 加耒徹Br 岩崎里衣(司会) 曲目●モーツァルト…歌劇《フィガロの結婚》より「私がため息をついている間に」「恋とはどんなものかしら」●ヴェルディ…歌劇《リゴレット》第3幕より「美しい愛らしい乙女よ」●グノー…歌劇《ロメオとジュリエット》より「私は夢に生きたい」●プッチーニ…歌劇《ラ・ボエーム》より「冷たき手を」 他 

↑ この時横須賀で美声のバリトン発見し、その後オバサンの「追っかけ」に。いまでは「あ、また来てる」と認識してもらっている。


(7/8追加)ヘンデル/歌劇『ロデリンダ』より Georg Friedrich Händel Opera Rodelinda HWV19 “Tirannia gli diede il regno” “Tirannia gli diede il regno” Händel/Opera Rodelinda HWV19

ドラマチック加来さん

8/9 追加:好調が続く加来さん。マタイ受難曲は行きたかったけど、初台は無理だった。どこかで放映されることを望んでいる。

Nr.65 Arie – Bass 第 65 曲(バス)

Mache dich, mein Herze, rein, Ich will Jesum selbst begraben. Denn er soll nunmehr in mir für und für

おのれを潔めよ、私の心よイエスを私の心の内のお墓に葬ろう。彼は今や私の心の内で永遠に

Dietrich F.D.


8/15からのプライベートコンサートでの写真

久しぶりに歌の友人2人とランチして、そのあとアジサイの咲く神社を散策。少し雨のぱらつく梅雨のひととき、ゆったりと楽しい時間があった。

瀬戸神社らしい、境内に咲くあじさい

大輪のあじさい

 アジサイのまわりにギボウシが配置されていた。

♪ Quand le bien-aimé reviendra_2 ’24


発音
Quand le bien-aimé reviendra
Près de sa languissante amie,
Le printemps alors renaîtra,
L’herbe sera toujours fleurie.
Mais je regarde,
Hélas, hélas!
Le bien-aimé ne revient pas.
When the beloved will return
Near his languid だるい friend,
Spring will be reborn,
The grass will always be in bloom.
But I look,
Alas, alas!
The beloved does not return.
Oiseaux, vous chanterez bien mieux
Quand du bien-aimé la voix tendre
Vous peindra ses transports, ses feux
Car c’est à lui de vous l’apprendre.
Mais j’écoute.
Hélas, hélas!
Le bien-aimé ne chante pas.
Birds, you will sing much better
When the beloved’s tender voice
You will paint its transport, its lights
Because it is up to him to teach you.
But I listen.
Alas, alas!
The beloved does not sing.
Écho que j’ai laissé cent fois
De mes regrets, de ma tristesse
Il revient, peut-être sa voix
Te demande aussi sa maîtresse
Paix! il appelle.
Hélas, hélas!
Le bien-aimé n’appelle pas.
Echo that I left a hundred times
From my regrets, from my sadness
He comes back, maybe his voice
Also ask you his mistress
Peace! he calls.
Alas, alas!
The beloved does not call.
最愛の人が帰ってきたら
彼女の気だるい友人の近くで、
そして春は生まれ変わる、
草はいつも花を咲かせます。
でも、見てみると、
ああ、ああ!
最愛の人は帰ってこない。

鳥たちよ、あなたはもっと上手に歌うでしょう
愛する人の優しい声が聞こえたら
あなたはその輸送手段や火災を描くでしょう
あなたに教えるかどうかは彼次第だからです。
しかし、私は聞きます。
ああ、ああ!
愛する人は歌わない。

百回残した残響
私の後悔のこと、私の悲しみのこと
彼が戻ってくる、おそらく彼の声
愛人も求めます
平和!彼は呼びかけます。
ああ、ああ!
最愛の人は呼びかけはしません。



Quand le .by Stephanie d’Oustrac
Quand le .…by me 20200616
7/15 lesson中
https://musescore.com/user/102315/scores/492691
第3ステージ歌唱
Yosemite Class
Voice Now
Top Pageへ

<Resta in pace, idolo mio by Cimarosa >

Giuseppina Grassini as Orazia in Cimarosa's Gli Orazi.jpg
Gli Orazi e i Curiazi | Daniela Dessì

心安らかでいておくれ、いとしい女よ Cimarosa  (from opera GLI ORAZI E I CURIAZI)

Resta in pace, idolo mio
Non scordar a chi sei sposa:
Stay in peace, my idol
Don’t forget who you are married to:
Qualche lagrima pietosa
Non negare al tuo fedel.
Some pitiful tears
Don’t deny your loyalist.
Mirella Golinelli


Yosemite Class
Voice Now
Top Pageへ

作曲者不明の古い歌曲。19世紀のイタリアの音楽学者アレッサンドロ・パリゾッティが17~18世紀のオペラや宗教曲のアリアを編曲・編集した「Arie antiche」を基礎として声楽家・音楽評論家・作曲家の畑中良輔が監修、様々な作曲家のイタリア語声楽作品を収録した「イタリア歌曲集」に掲載されています。


Renata Tebaldi

冒頭のCon spirito という表示は「生き生きと」「元気に」ぐらいの意味。4分の3拍子で、中世の教会旋法のような響きがします。つまり現代の長調や短調とはちょっと違った感じがするんです。この曲の場合、楽譜上はg-Moll(高声用)で書かれていますが、第6音のesがしばしばeになり、終止音の伴奏部もピカルディ風に第3音のbがhになります。短調とも長調とも言い難い、木漏れ日のような陰影が古典的な味わいを醸し出しています。


O leggiadri occhi belli,
occhi miei cari,
vivi raggi del ciel sereni e chiari,
poiché tanto bramate
di vedermi languire,
di vedermi morire,
occhi belli che adoro,
mirate ch’io moro.
ああ、愛らしく美しい瞳、
いとしい瞳、 生き生きと
光を放つ、澄んだ明るい
天の光よ そんなに見た
いのか、 私がやつれ果
て 死んでしまうのを。
憧れの美しい瞳よ、
それなら、私が死ぬの
を見るがいい。
O serene mie luci, o luci amate,
tanto crude al mio Amor quanto
spietate,
poiché tanto godete
della fiamma ch’io sento,
del mio grave tormento,
deh miratemi un poco
e gioite al mio foco.
おお、晴れやかな光、おお
愛する瞳、 お前は私の愛
に対して何と残酷だろう。
そんなに楽しいのか、
私の感じる熱い想いと
私の深い苦しみが。
それなら、少しは私の方を
見て、 炎が私を焦がすのを
喜ぶがいい。
Yosemite Class
Voice Now
Top Pageへ


O leggiadri Occhi Belli ああ愛らしく美しい瞳 作曲者不詳
Resta in pace, idolo mio 心安らかでいておくれ、いとしい女よ Cimarosa  (from opera GLI ORAZI E I CURIAZI)
Quel soave e bel diletto” (Leonora) 甘くすばらしい喜びが.
Quand le bien-aime reviedra  When the beloved will return
Il faut, helas!
(Les riens d’amour) · Elisa Morelli

O leggiadri Occhi Belli ああ愛らしく美しい瞳 As-dur 

O leggiadri Occhi Belli p12
※ 2
Il est parti! (暗い)
*

Artist: David Schrader Artist: Patrice Michaels Composer: Felice Blangini



Clotilde Diekmann, soprano Henner Kahlert, theorbo in A Concert at Heilig Kreuz Grötzingen (Germany), 18th November 2012

Ortan Vivienne – Francesco Cavalli – Affé, mi fate ridere
*

Cimarosa: “Resta in pace, idolo mio”
*
“Quel soave e bel diletto” (Leonora)


“Quel soave e bel diletto” (Leonora)


Quand le bien-aime reviendra Patrice Michaels
DALAYRAC “Quand le bien-aimé reviendra”
Bella porta di rubini · Elisabetta Pallucchi
‘Segui, Segui Dolente Core’ by Andrea Falconieri
「悩む心よ追うがいい」

Nathalie Stutzmann

“Lungi Lungi amor da me” (Orch. Delaforge)

Lungi,lungi e amor da me / Le violette
최혜리 향상음악회 (계원예고1-1학기.4월)
Piangero la sorte mia. Händel. M. Kozena. Giulio Cesare


Piangerò la sorte mia, sì crudele e tanto ria, finché vita in petto avrò. Ma poi morta d’ogn’intorno il tiranno e notte e giorno fatta spettro agiterò. _______ Lloraré mi suerte tan cruel y tan dura, mientras tenga vida y aliento. Pero, muerta, mi espectro rondará por todas partes aterrorizando al tirano noche y día. _________ I will bemoan my fate so cruel and brutal as long as there is breath left in my body. And when I am dead and become a ghost, I will haunt the tyrant night and day. Georg Friedrich Händel (1685-1759) From Opera Giulio Cesare In Egitto, HWV 17 Act III: Aria “Piangerò la sorte mia” Magdalena Kožená Marc Minkowski & Les Musiciens du Louvre.

森麻季 『ジュリアス・シーザー』から『つらい運命に
涙はあふれ』
Euridice: Gioite al canto mio · Roberto Abbondanza
Vado ben spesso cnagiando loco 私はよく場所を変える 
S.Rosa Yoshinori.IHARA 2011
6 Nouvelles romances: No. 5. (Il faut, helas!)
(Les riens d’amour) · Elisa Morelli
※ 1
Didone abbandonata, Act I: Dirò che fida sei

1: La danza = 踊り / G. Rossini
La gita in gondola = 舟歌 / G. Rossini
L’invito = いざない / G. Rossini
La promessa = 約束 / G. Rossini
La pastorella delle Alpi = アルプスの羊飼の乙女 / G. Rossini
Il rimprovero = 叱責 / G. Rossini
La zingara = ジプシーの女 / G. Donizetti
Ogni sabato avrete il lume acceso = 御燈明を捧げよう / L. Gordigiani
Sognai = 夢 / F. Schira
Vivere e godere = 生と歓楽 / F. Campana
Vorrei cangiarmi in ape = 蜜蜂になって / F. Campana
Il bacio = くちづけ / L. Arditi
Parla! = 語りたまえ / L. Arditi
Ave Maria = アヴェ・マリア / L. Luzzi
Addio! = さらば / P. Tosti
Aprile = 四月 / P. Tosti
Ancora! = 今ひとたび / P. Tosti
A sera = 夕べに / P. Tosti
Ave Maria = アヴェ・マリア / P. Tosti
‘A vucchella = かわいい口もと / P. Tosti
Donna, vorrei morir = 女よ,われ死なまほし / P. Tosti
Dopo! = 後悔 / P. Tosti
Ideale = 理想 / P. Tosti
Invano! = いたずらに / P. Tosti
Lungi = 遠くに / P. Tosti
L’ultima canzone = 最後の歌 / P. Tosti
Malia = 魅惑 / P. Tosti
Marechiare = マレキァーレ / P. Tosti
Penso! = 忘れじ / P. Tosti
Non t’amo più = もはや君を慕わず / P. Tosti
Ridonami la calma! = 安けさを返させたまえ / P. Tosti
Ricordati di me = われをしのべよ / P. Tosti
Segreto = 秘めごと / P. Tosti
La serenata = セレナード / P. Tosti
Sogno = 夢 / P. Tosti
Tristezza = 悲しみ / P. Tosti
Vorrei = わが望み
Vorrei morire! = 死なまほし / P. Tosti
Tormento = 懊悩 / P. Tosti
Mattinata = 朝の歌 / R. Leoncavallo
Amorosi miei giorni =楽しかりし日 / S. Donaudy
Spirate pur, spirate = そよ風そよげ / S. Donaudy
2: Dimmi, Amor = 恋人よ,言っておくれ / A. del Leuto
Non posso disperar = 思いを捨てじ / S. de Luca
Amarilli, mia bella = アマリリ麗し / G. Caccini
Lasciatemi morire! = われを見捨てよ / C. Monteverdi
Gioite al canto mio = 喜びもてわが歌を / J. Peri
Vittoria, mio core! = 勝てり,わが心 / G. Carissimi
Tu mancavi a tormentarmi = 苦しめたもうなかれ / A. Cesti
Intorno all’idol mio = あこがれの人に / A. Cesti
Che fiero costume = 雄々しいいで立ちよ / G. Legrenzi
Deh, più a me non v’ascondete = ああ,もうわたしから姿を隠さないで / G.M. Bononcini
Dormi, bella, dormi tu? = 眠っているのか,美しい人よ / G.B. Bassani
Posate, dormite = おやすみ,お眠り / G.B. Bassani
Pietà, Signore = 主よ,あわれみたまえ / A. Stradella
Ragion sempre addita = いつの日もやさしさ / A. Stradella
Tu lo sai = あなたは知る / G. Torelli
Sento nel core = 胸の悲しみ / A. Scarlatti
Le violette = すみれ / A. Scarlatti
Già il sole dal Gange = ガンジス川に陽はのぼり / A. Scarlatti
O cessate di piagarmi = わたしを苦しめないで / A. Scarlatti
Se Florindo è fedele = フロリンドが誠実なら / A. Scarlatti
Se tu della mia morte = 汝が手によりて / A. Scarlatti
Chi vuole innamorarsi = 恋をしたいなら / A. Scarlatti
Son tutta duolo = わたしは悩みに満ちて / A. Scarlatti
Spesso vibra per suo gioco = 目かくしをした子どもが / A. Scarlatti
Su, venite a consiglio = いざや来よ,心よ / A. Scarlatti
All’acquisto di gloria = われらが栄誉を / A. Scarlatti
Pur dicesti, o bocca bella = 美しいくちびるよ / A. Lotti
Caro laccio, dolce nodo = 愛らしい罠,優しい絆 / F. Gasparini
Lasciar d’amarti = 恋心苦しく / F. Gasparini
Sebben, crudele = たとえつれなくとも / A. Caldara
Come raggio di sol = 陽の光が / A. Caldara
Selve amiche = 心地よい森 / A. Caldara
Per la gloria d’adorarvi = 恋ゆえにわが心きみを / G.B. Bononcini
Un certo non so che = 何かわからないものが / A. Vivaldi
Danza, danza, fanciulla gentile = 踊れ,優しい娘よ / F. Durante
Vergin, tutto amor = 愛にみちた処女よ / F. Durante
Ah! mio cor = ああ恋は / G.F. Händel
Lascia ch’io pianga = 涙の流れるままに / G.F. Händel
Affanni del pensier = 苦しい思いよ / G.F. Händel
Quella fiamma che m’accende = わたしを燃え立たせるあの炎 / B. Marcello
Stizzoso, mio stizzoso = おこりんぼさん,わたしのおこりんぼさん / G.B. Pergolesi
Se tu m’ami = わたしを愛しているなら / G.B. Pergolesi
Ombra cara, amorosa = 想いこがれるいとしい影よ / T. Traetta
O notte, o Dea del mistero = おお夜よ,神秘の女神よ / N. Piccinni
Chi vuol la zingarella = ジプシー娘に御用はどなた / G. Paisiello
Nel cor più non mi sento = うつろな心 / G. Paisiello
Il mio ben quando verrà = いとしい人いつ帰る / G. Paisiello
Ahi! sola quand’io vivea = ああ,ただひとり / L. Cherubini
Chi vuol comprar la bella calandrina = かわいらしいひばり / N. Jommelli
3: Amor, ch’attendi? = 愛の神よ,何を待っているのです / G. Caccini
Tu ch’ai le penne Amore = 翼をもつ愛の神よ / G. Caccini
Se bel rio = もし美しい小川が / R. Rontani
In un fiorito prato = 花咲ける野で / C. Moteverdi
Se l’aura spira = そよ風吹けば / G. Frescobaldi
Bella porta di rubini = 紅の美しい扉よ / A. Falconieri
O bellisimi capelli = ああ,限りなく美しい髪 / A. Falconieri
Segui,, dolente core = 悩む心よ,追うがいい / A. Falconieri
Occietti amati = いとしい瞳よ / A. Falconieri
O leggiadri occhi belli = ああ愛らしく美しい瞳 / Anonimo
Affè, mi fate ridere = ほんとうにわたしを笑わせる / F. Cavalli
Delizie contente, che l’alma beate = 満ち足りた喜びよ / F. Cavalli
Piangete, ohimè, piangete = 泣け,ああ,泣け / G. Carissimi
Begli occhi, mercè! = 美しい瞳よ,慈悲を / A.F. Tenaglia
Quando sarà quel dì = その日はいつのことか / A.F. Tenaglia
E quando ve n’andate = いつお発ちですか / A.F. Tenaglia
Vado ben spesso cangiando loco = わたしはよく場所を変える / S. Rosa
Star vicino = そばにいることは / S. Rosa
Se nel ben sempre incostante = もし幸せのなかに / A. Stradella
Vieni, Alidoro = 来て下さい,アリドーロ / A. Cesti
Toglietemi la vita ancor = わたしの命もお取りください / A. Scarlatti
Se delitto è l’adorarti = あなたを愛するのが過ちなら / A. Scarlatti
Tu lo sai = あなたは知っている / A. Scarlatti
Se non fossero gli stenti = 悩みや苦しみがなかったら / G.A. Perti
Augellin vado e canoro = 優雅で歌の巧みな鳥よ / F. Gasparini
Piango, gemo = わたしは泣きうめき / A. Vivaldi
Sen corre l’agnelletta = 小羊は駆けめぐり / D.N. Sarro
Qual farfalletta amante = 恋するちょうちょうのように / D. Scarlatti
Alma del core = 心のなかの魂である女よ / A. Caldara
Largo (Ombra mai fu) = ラルゴ(オンブラ・マイ・フ) / G.F. Händel
Sì, bella mercede = こんなすばらしい報いが / L. Vinci
Se il ciel mi divide = 天がわたしを隔てるなら / N. Piccinni
O del mio dolce ardor = いとしい恋人よ / C.W. Gluck
Nina = ニーナ / V. Ciampi
La verginella come la rosa = ばらのような処女 / F. Bertoni
Dirò che fida sei = あなたは誠実だと思います / T. Traetta
Lungi dal caro bene = いとしい女から遠く離れて / G. Sarti
Piacer d’amor = 愛の喜び / J.P.A. Martini
Donne vaghe = 愛らしい女たちよ / G. Paisiello
Resta in pace, idol mio = 心安らかでいておくれ,いとしい女よ / D. Cimarosa
Nel lasciarti, o prence amato = ああ,いとしい王子様 / D. Cimarosa
Bel Nume che adoro = わたしが賛える美しい神よ / D. Cimarosa
Quel soave e bel diletto = 甘くすばらしい喜びが / D. Cimarosa
Ridente la calma : KV 152 (210a) = 楽しい安らぎが / W.A. Mozart
Un moto di gioia : KV 579 = 喜びの衝動を / W.A. Mozart
Caro mio ben = カロ・ミオ・ベン / G. Giordani  閉じる
Yosemite Class
Voice Now
Top Pageへ

加藤周一(知の巨人と呼ばれた)作詞になる名曲さくら横ちょう。中村恵理さんも歌ったし、最近では加来徹さんもYouTubeで歌っている。みんなで英訳してみようという話がでたので、ふるさとのあのサクラを思いながら訳してみた。Pat先生は「良い」と言ってくださった。自分では65%ぐらいのいい出来だと思う。

It took two hours to translate.

春の宵 さくらが咲くと
花ばかり さくら横ちょう
想い出す 恋の昨日(きのう)
君は もうここにいないと
ああ いつも 花の女王
ほほえんだ 夢のふるさと
春の宵 さくらが咲くと
花ばかり さくら横ちょう
会い見る時は なかろう
「その後どう」「しばらくねえ」と
言ったって
はじまらないと 心得て
花でも 見よう
春の宵 さくらが咲くと
花ばかり さくら横ちょう

この詩については、「羊の歌」にそのいきさつを書いている。 『八幡宮から学校までの道には、両側に桜が植えられていた。その桜は老木で、春には素晴らしい花をつけた。桜横町とよばれたその道には、住宅の間にまじって、いくつかの商店もあり、そこで子供たちは、鉛筆や雑記帳を買い、学校の早く終った時には、戯れながら暇をつぶしていた。(略)桜横町には、男の子も、女の子も、文房具屋のおかみさんも、自転車で通るそば屋の小僧も、郵便配達もいたのである。学校に近かったから、道玄坂などとはちがって、半ば校庭の延長のようでもあり、しかし校庭とはちがって、町の生活ともつながっていた。私は二つの世界が交り、子供と大人が同居し、未知なるものが身近かなるものに適度の刺戟をあたえるその桜横町のひとときを好んでいた。』 その横町の住宅に、同じ小学校に通う娘がいた。「大柄で、華かで、私にはかぎりなく美しいと思われたが」一度も言葉を交わしたことがなかった。「女王のようにいつも崇拝者たちを身の廻りにあつめているその娘を、私は遠くから眺め」「二人きりになることができたらどんなによいだろうか、と空想していた。」
 その桜横町を、彼は「いくさの最中に、何度か」想い出した。それを、「十六世紀フランスに流行したロンデルの韻を借りて」作ったのがこの作品である。

さくら横丁 Sakura Yokocho  the lyric translated to English by Tomoko Nago

spring night  when cherry trees blossom
flowers everywhere  cherry street

I remember the love of yesterday you are no longer here

always queen of the flowers,  smiling in the home of dreams

spring night  when cherry trees blossom
flowers everywhere  cherry street

the time will never come  to see you again
“how have you been,  it has been so long”

I know there is no use to talk this way,
I may as well look at the flowers

spring night  when cherry trees blossom
flowers everywhere  cherry street

Top Pageへ

ONLINEの音楽活動が盛んだ。コーラスやオーケストラ、1人から150人まで。いろんな人が歌ったり演奏したりしている。こちらは国境の壁を越えてつながることができる。考えようではこちらの方が将来性がある?

素晴らしい演奏もあれば、アマチュアの楽しそうな演奏、クラシックからジャズ・ポップスまで何でもあり。おもしろそうなものをピックアップしてみた。いつまで残るのだろう?

Here Comes The Sun – Camden Voices (self-isolation/virtual choir cover)

True Colors – Camden Voices (self-isolation/virtual choir cover)

Longest Time – Quarantine Edition

民衆の歌 / Do You Hear The People Sing ? – Les Miserables –

(笑える)Coronavirus Rhapsody


Ave verum corpus (a capella) バリトン:加耒徹が1人で4声