N響ゲルネ&ヤルヴィ2019.
マーラーの子どもの魔法の角笛をマティアス・ゲルネが演奏し、パーヴォさんが指揮するとなればいい席を確保して行くしかない! のその日。ゲルネの深く柔らかく厳かな美声がホールに響いたとたん、「何という幸運」と思った。”Bald gras’ ich an Necher, bald gras’ ich an Rhei; (ある時はネッカー川の草を刈り、ある時はライン川の草を刈る)、そして中盤の「原光」Urlicht のすばらしい完成された音楽、姿勢。美声は言うまでもないが、大きな体を使っての、緻密な、時に激情を噴出させ、顔を紅潮させる演奏、聴く人の心に入り込んでくる力強い表現力。どれをとっても大変魅力的な演奏だった。4度のカーテンコールも納得。今回は「パドヴァの聖アントニウス」もあり興味深く、Revelge の迫力、悲しい響き、そして終曲 Der Tamboursg’ sell (少年鼓手)での柔らかい暗い低音 Gute Nacht が心に沁みた。 d第2部のニルセンの交響曲第2番は思いがけず大変すばらしい曲で、しかも良い演奏だった!!
上の写真はTwitterから借りました。
梅雨空の少し雨模様、涼しい日、NHKホール(NHKの番組は✖だけどホールとN響は大好きだ。でも今日はヴィオラの佐々木さんと、ヴァイオリンの大宮さんがいなかった。(大変残念)
今日は原宿駅から代々木公園の縁を通り、グラウンドの大イベントの群衆をかき分けてNHKホールにたどり着いた。
演奏が終わっての帰り道、渋谷駅へ公園通りを下ると街路が盆栽庭園になっていた!
◆令和の憲法記念日
元号が変わって10連休。今日は憲法記念日だ。70年余の長命はそれなりの理由がある。その平和を希求する先見性と、人権という個人にとってもっとも重要な普遍的価値を核とする日本人になじみ親しまれてきた憲法だ。
憲法記念日のイベントが開かれているかと思うけど、TVはGWの混雑とか、どうでもよいことばかり報道している。「危ない」のか、「平和」なのか?
国会の復権に取り組もう(毎日新聞)
2019年5月3日
憲法は国の背骨と言われる。日本国憲法が施行から72年の時を刻み、姿を変えずに令和の時代へとたどり着いたのは、基本的によくできた憲法であるからだろう。ただし、憲法典そのものが修正なしの長寿を保っているからといって、現実の国家運営が健全だということにはならない。大事なのはむろん現実の姿だ。国民の代表が集う国会は、絶えず憲法について論じ、その価値体系に磨きをかける努力が求められる。安倍晋三首相が政権に復帰して6年半になる。歴代で最も改憲志向の強い首相は「改憲勢力」の拡張に執念を燃やし、選挙でそれなりに勝利してきた。それでも衆参両院の憲法審査会は停滞したままだ。Read More →
春の円覚寺, 2019
鎌倉段葛のサクラ,2019
2年前に植え代えられやっと少しずつ、まだ細くて頼りないけど、大きくなった段葛のさくら。歌のレッスンのあと車から撮影。散歩の時間はとれなかったけど、渋滞してたので(!)かなり楽しめました。
何だかまだ頼りない咲き方、でも美しい
◆改元「令和」(わっ!すぐ変換される!)
4月1日午前、作業をしながらいLive放送をInternetで見ていた。”れいわ”という心地よい響きが耳に入った。Anとか Shinとかだったらどうするのか、と思っていたので、ホッとした。
近代民主主義国家での、特定個人による国民生活の「分割」っていいのかな?問題を拾ってみた。
内田樹と政治学者三谷太一郎氏の興味深い論考(特に三谷論考が良い!)
4/10頃ともなると、Abeの「改元」までも私物化した態度への批判や、無理やりこじつけたような「解説」への学者からの反論なども掲載されるようになってきた。
夕照橋のサクラと野島の風景,’19
すぐ近くのサクラの景勝地(ちょっと大げさ)野島へ掛かる夕照橋のたもとのサクラ。平潟湾へかかるソメイヨシノの、誰も見る人もない風情が好きでいつも観に行く。今年は咲くのが早いことろもあるので行ってみたらまだ2分咲きぐらいだった。どこから撮っても野島が入っているのに、あとで気づいた!