どうしてるかなぁと気になる人たち。東京に(一人は東北!)に住む孫たち。時々連絡できるのは上の3人。一番下のかわいい子はスマホなし。アンパンマンとドラえもんが好きなママ大好き甘えん坊なれど、今日のテーマは「西部戦線異状なし」に心を動かされたのか、その話だった。大きくなったのね!

Simon:「西部戦線異状なし」。ひとりの青年が学校で、あのぅ、「お国のために戦争に行け」と言われて、で、その青年が戦場へ行って戦っていると、親友を失ってしまいました。

一回ぃ休戦があったのでその時に学校へ戻りました。すると先生は相変わらず「お国のために働け」とだけ言っていました・・・。青年はそれを聞いて「友を亡くしてから、死ぬから。戦争はそんなものじゃない。」と叫んでしまいました。

休戦が終わって青年は戦場へ帰りました。戦場に青い蝶が舞い降りてきました。青年は、それを取ろうとして走っているときに「ドン」と撃たれ、死亡しました・・・。その日の戦況報告書には「西部戦線異状なし」とだけ書かれていました。

ひとりの青年が死んでも、戦いにはあんまり変わりがないってことだね。(しばらく、考え込むSimon)

 Im Westen nichts Neues 第一次世界大戦西部戦線において、ドイツ軍志願兵パウル・ボイメルが戦場での死と痛み、不安、恐怖、理不尽、怒り、そして虚しさを味わい、やがて戦死するまでを描いた物語。‟長雨の後の晴れた日、戦場は珍しく静かだった。ハーモニカの音が聞こえ、一羽の蝶が飛んできた。塹壕からそっと手を出すポール。その瞬間、敵狙撃兵の弾丸がポールの若い命を吹き消した。” All Quiet on the Western Front

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 日本学術会議問題も時々議論が本筋からそらされることも多く、行方が気になってたところ、11/23から「サクラ」問題が新局面へ。Abeの元側近への検察の任意聴取が始まり、周辺の関係者が不正について語り始めたようだ。前首相らに対する告発状を出していた一人の泉沢章弁護士は「ホテルの明細書が出ているのであれば1000万%アウト」と指摘し、前首相の違法行為は明らかだと主張。

11/24

木村草太先生の説明で使われていた

学術会議の任命拒否問題で菅政権が掘った墓穴とは  Full TEXT

政治絡みのニュースでは、巷では桜を見る会での安倍事務所の関与が明らかになったことが大きく注目されているようだが、実はその背後についこの間まで菅政権にとって喉元に突き刺さった棘のような存在になっていた学術会議の任命拒否問題での進展がある。桜を見る会の問題が表面化する直前の11月5日、参議院予算委員会で今回の学術会議の任命拒否問題をめぐる政府側の主張を根本から打ち崩す証拠が、立憲民主党の小西洋之参院議員から提示された。それは、政府がこれまで学術会議法7条二項が定める学術会議の会員は、会議側からの「推薦に基づいて内閣総理大臣が任命する」とする条文を、首相は推薦された委員を形式的に追認するだけでなく、場合によってはそれを拒絶することもできると主張する根拠のもっとも根幹の部分が、まったく誤りだったことを明確に証明するものだった。

[木村草太の憲法の新手](138)(140) 学術会議の会員任命拒否 侵害された「学問の自律」 FULL TEXT


論理的でない受け答え「首相の器ではない」 上西充子法政大教授

  • 論理的な受け答えになっていない
  • 明らかになった力不足
  • 「ご飯論法」ではなく「壊れたレコード」
  • 私は臨時国会で2度予算委を見に行きましたが、菅さんが何を言うのか、与党の議員たちもシーンとして聞いていました。余裕で聞いているという感じではありません。「変なことを言われたら大変だ」と緊張している感じが伝わってきました。少なくともメディアが多用しがちな「安定した答弁」とか「💢安定した滑り出し」とは全然言えない。  FULL TEXT

(Suがおバカだとみんな思ってるけどなかなか書けない。上西先生がTwitterではっきりとそう言ったのを聞いた。)

 早稲田大学 志田陽子教授

「日本は君主制の国になったのか」 名大・隠岐さや香教授

 ――任命拒否の問題が発覚してから2カ月近くたちました。最初に知った時はどう感じましたか。◆近世フランスのブルボン王朝時代の出来事ではないかと驚きました。それほど異常で前近代的なことが起きたという意味です。FULL TEXT


Choose Life Project での木村教授講演

これは、憲法違反である。 #日本学術会議への人事介入に抗議する Vol.3 12/4

「何も考えていないんだろうな、この人は」国語学者の金田一秀穂さん 12/7

 ◆あまり考えた発言とは思えないですね。その場その場をしのげればいいと思っているんでしょう。(学術会議について)「女性が少ない」とか「私立大所属が少ない」「既得権益」とか、思いついたことをとりあえず言っている感じですね。これらは★中身を伴わない、何の意味もない言葉です。「★何も考えていないんだろうな、この人は」と思いますね。ポリシーがあって言っているわけではないことが分かってしまう。FULL TEXT

なぜ国会報道は政局報道になってしまうのか?求められる「論点に沿った」報道 上西充子 2020.12.10
国会議事堂

与野党攻防」「逃げ切り」「決定打に欠けた」など、なぜ国会報道は対戦ゲームのように報じられるのか。なぜ政局がらみで報じられ、論点に即して報じられないのか。この問題を考えてみたい。(中略)

  論点に注目せずに、まるで対戦ゲームのように国会を見てしまうと、「ゴールを許さなかった」「負けを認めなかった」政府与党の「勝ち」のように見えてしまう。野党はなんとか「敵失」をねらっても、「ダメージ」を与えることに失敗したかのように見えてしまう。‼️客観的な政局報道のように見えて、そのような報じ方は、😡政権側に「余裕」があるように見せ、😡野党側を「無力」であるように見せる報道になってしまう。そのような政治報道は、冒頭に紹介した山崎雅弘氏が語る通り、「論理的な批判の腰を折るという面で『‼️堕落のアシスト役』ですらある」。

FULL TEXT

新型コロナ対策の大失政、会見での語彙の貧困、学術会議への強権発動、自信のなさとそれを(みんなに見抜かれてるのに)隠すような妙な肩肘張りぶりが目に余るSu。支持率が急落し不支持が支持を上回った。12/12

Sugの支持率が下がりすぎて目も当てられない。学者は「記憶力に優れ、正しいことを主張するのを諦めない人」だ!加藤陽子氏の「それでも、日本人は戦争を選んだ」は名著だ。Sugが太刀打ちできるわけがない。12/15

「菅さん、同じことを子どもの前でできますか」 尾木ママが読む対話なき政治のもろさ 毎日新聞 2020年12月15日

教育評論家の尾木直樹さん=東京都武蔵野市で2018年11月15日、長谷川直亮撮影

 非を認めず、論点をずらし、対話を遮断する「菅語」が子どもたちの間で広まったら――。菅義偉首相が国会などで不誠実な答弁や説明を繰り返す中、教育現場への悪影響を心配する声が上がっている。本来模範になるべき国のトップが見せる姿勢に、「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹さんは怒りを込めて問う。「菅さん、同じことを子どもたちの目の前でもできますか」と。

素晴らしい論考が多くまとめて表に; 2020/12/15

「憲法を持ち出すのは
こじつけ」

<浜田邦夫>
科学者へのお仕置きか 
学術会議任命拒否の怪 

元村有紀子
安倍政権下で与えていた
「お墨付き」

尾池、大西、田中>
学術会議「改善」案 by 自民党

日本学術会議

立憲主義とは?

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秋晴れの暖かい陽射しに学生も大学構内を通る人も、つい空を見上げ、イチョウの落ち葉を愛で、カメラを向けている。学生のTwitterには「ヨコイチらしい季節になった」と書いてあった。

学術情報センター近くの桜やモミジの紅葉も始まりました。

理系研究棟のほうもキレイです!

パッサートの方は歌っている人が少なすぎて練習にならない。「春の歌」に変えようかな??

Viens! enfant, la terre s’éveille,
Le soleil rit au gazon vert!
La fleur au calice entr’ouvert
Reçoit les baisers de l’abeille.

Respirons cet air pur!
Environs-nous d’azur!
Là-haut sur la colline
Viens cueillir l’aubepine!
La neige des pommiers
Parfume les sentiers.

Viens! enfant, voici l’hirondelle,
Qui passe en chantant dans les airs;
Ouvre ton âme aux frais concerts
Éclos sous la feuille nouvelle.

Un vent joyeux, là-bas,
Frémit dans les lilas;
C’est la saison bénie,
C’est l’amour, c’est la vie!
Qu’un fleuve de bonheur
Innonde notre coeur.

Viens! enfant, c’est l’heure charmante
Où l’on voudrait rêver à deux;
Mêlons nos rêves et nos voeux
Sous cette verdure naissante;

Salut, règne des fleurs,
Des parfums, des couleurs!
Les suaves haleines
Voltigent sur les plaines;
Le coeur épanoui
Se perd dans l’infini!
おいで子どもよ 大地は目覚め
太陽が緑の芝に微笑みかける
花はそのつぼみを半分開いて
ミツバチの口づけを受けている

この澄んだ空気を吸いこもう!
そして青い空に酔うとしよう
丘の向こうのあの遠くへ
さんざしを取りにいこうよ
雪のように白いリンゴの花が
小径に香りを漂わしている

おいで子どもよ ほらツバメだ
大空を歌いながら飛んでいく
きみの心を爽やかな歌声で開いてよ
若葉の下で湧いてくるこの調べで

向こうではいたずらな風が
リラの花の中をそよぐ
今は祝福された季節
これぞ愛!これぞ人生!
幸福の波が
ぼくらの心を満たす時だ

おいで子どもよ 今は素敵な時
ふたりで夢を見るとき
この萌え出でる緑の下で
ぼくらの夢と誓いを語り合おう

ようこそ 花たちの世界
香りと色どりの世界へ
柔らかい吐息が
ひらひらと野原を漂い
開かれた心は
限りない世界へと広がっていく

グノー歌曲集でのフェリシティ・ロットのソプラノの歌が絶妙の魅力を示しています。

★1.Chanson de printemps ✿Bruno LAPLANTE

Chanson de printemps 春の歌

★2. Chanson de printemps ✿Elly Ameling · Rudolf Jansen
✿ Florence Tanzilli
Chanson de printemps · Michèle Losie
春の歌、ピアノ演奏からの伴奏、3節
Pronunciation by Ali
Come, child, the earth’s awakening,
The sun is smiling on the green grass!
With its calyx half-opened
The flower receives the bee’s kiss.
Let us breathe this pure air! 
Let us get drunk on the blue sky! 
Up there on the hill
Come let us gather hawthorn!
The snow of apple-trees
Fills the paths with fragrance. 

Come, child, there’s the swallow
Singing on the wing,
Open your soul to the fresh strains
Bursting from beneath young leaves.
A joyful wind over there
Rustles in the lilac,
It is the blest season,
It is love, it is life!
Let a stream of rapture
Flood our hearts!
Come, child,
it is the charmed hour,
When we would
dream together,
Let us mingle our dreams
and our vows
Beneath this greening foliage.
Hail to the kingdom of flowers,
Of scent and colour!
Gentle breezes
Move over the plains,
The radiant heart
Loses itself in infinity! 





Translation © Richard Stokes,
from A French Song
Companion (Oxford, 2000)

Frauenliebe und Leben op. 42 Liederzyklus nach Gedichten von Adelbert von Chamisso歌曲集『女の愛と生涯』 作品42 アデルベルト・フォン・シャミッソーの詩による連作歌曲集 Nr.4 Du Ring an meinem Finger わたしの指の指輪よ

Magdalena Kožená 
Sop. Hyunju Park, 소프라노 박현주 in Passau 2014
Du Ring an meinem Finger
Adelbert von Chamisso

Du Ring an meinem Finger,
Mein goldenes Ringelein,
Ich drücke dich fromm an die Lippen,
Dich fromm (an die Lippen)
an das Herze mein.

Ich hatt ihn ausgeträumet,
Der Kindheit friedlich schönen Traum,
Ich fand allein mich, verloren
Im öden, unendlichen Raum.

Du Ring an meinem Finger
Da hast du mich erst belehrt,
Hast meinem Blick erschlossen
Des Lebens unendlichen, tiefen Wert.

Ich will ihm dienen, ihm leben,
Ihm angehören ganz,
Hin selber mich geben und finden
Verklärt mich (und finden
Verklärt mich) in seinem Glanz.

Du Ring an meinem Finger,
Mein goldenes Ringelein,
Ich drücke dich fromm an die Lippen,
Dich fromm (an die Lippen)
an das Herze mein.
You ring on my finger


You ring on my finger,
My golden little ring,
I press you devoutly to my lips,
To my heart.


I had finished dreaming
Childhood’s peaceful dream,
I found myself alone, forlorn
In boundless desolation.


You ring on my finger,
You first taught me,
Opened my eyes
To life’s deep eternal worth.


I shall serve him, live for him,
Belong to him wholly,
Yield to him and find
Myself transfigured in his light.


You ring on my finger,
My golden little ring,
I press you devoutly to my lips,
To my heart.
황수미 Sumi Hwang – R.Schumann : 여인의 사랑과 생애(Frauenliebe Und Leben)

황수미 Sumi Hwangさんの歌唱:好き

こちらにも

Jessye Norman
Edith Wiens

ドイツ語発音記号

an/~に、身につけて
drücken/身体を押しつける
dich/君に、お前に
fromm/敬虔な、忠実な
Lippen/唇
Herz/心 
(下へ)
da/そこに、その時、
erst/第1の、最初の
belehren/教える、分からせる
Blick/視線、眼差し
erschliessen/開発する、推定する
Leben/生命、生涯、人生、生活
tief/深い Wert/価値
haben/持っている(英:have)
ihn/彼を、それを
austräumen/夢を見終わる
Kindheit/幼年時代、子供の頃
friedlich/平和な、穏やかな
finden/見つける、思う
allein/一人きりで、ただ~だけ
verlieren/なくす、失う、見失う
im/in+dem
öde/退屈な、味気ない
unendlich/無限の、果てしない
Raum/部屋、場所
wollen/~するつもりだ、~と主張する
ihm/彼に、それに
dienen/仕える、役に立つ
leben/生きている、暮らす
angehören/所属している、 一員である
ganz/完全に、すっかり
hin/あちらへ、~に向かって
selber/自分自身
geben/渡す、与える
verklären/晴れやかにする、輝かせる
seinem/彼の、その
Glanz/輝き、栄光

「女の愛と生涯」が作曲されたのはクララとの結婚を勝ち取ったまさに1840年のこと。長い苦難の末にようやく愛するローベルトと結ばれることを喜ぶクララの姿だけではなく、戦いの末に訪れた幸福をかみしめるシューマン自身の姿が「ワタシ」に重なり合う。楽譜を見ると、「私の指の指輪よ」は、ピアノの旋律と歌の旋律がほとんど一致し、和音は最低限に抑えられている。ピアノと女声という二つの声が寄り添うように同じメロディーを歌う。ごてごてした和音の飾りはなく、ピアノの奏でる内声は、まるで陽に当たってぽた、ぽたと地面に落ちていく雪解け水のようにに、それまでのわだかまり(ヴィークとの確執)を溶かしていく。

“今の歌声は” 歌劇《セビリアの理髪師》”Una voce poco fa” from …

ロッシーニ : Rossini, Gioachino Antonio http://www.piano.or.jp/enc/composers/… 「今の歌声は」(歌劇『セヴィリアの理髪師』より) : “Una voce poco fa”(from 《Barbiere di Sivigliar》)

『今の歌声は Una voce poco fa』は、ロッシーニ作曲のオペラ『セビリアの理髪師』第1幕第2場で、リンドーロ(伯爵)の求愛を受け入れたヒロインのロジーナが歌う恋のアリア。

Una voce poco fà
qui nel cor mi risuonò
Il mio cor ferito è già
e Lindor fu che il piagò.
今の歌声は
心の中に響きわたり
私の心は
リンドーロに射抜かれた
Si, Lindoro mio sarà,
Lo giurai,la vincerò.
Il tutto ricuserà,
io l’ingegno aguzzerò
Alla fin s’accheterà
e contenta io resterò…
Si, Lindoro mio sarà
lo giurai, la vincerò
そうよリンドーロはわたしのもの
必ず手に入れてみせる
バルトロが許さないけど
知恵を絞ってうまくやってみせる
そうよリンドーロはわたしのもの
必ず手に入れてみせる
Io sono docile, son rispettosa.
sono ubbediente, dolce, amorosa,
mi lascio reggere, mi fo guidar.
私は素直で礼儀正しい
従順で優しい 愛情も深い
言われるがままに尽くしてみせる
Ma se mi toccano dov’è il mio debole,
Sarò una vipera,
e cento trappole prima di cedere
farò giocar
けどもし弱みに付け込まれたら
私は毒蛇になって 敵が降参するまで
たくさんの罠で懲らしめてやるわ
“Sumi Jo & Andrea Bocelli Duo Concert”, Japan, 2000

Mezzo

Kathleen Battle
Voice Now 
Yosemite Class
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Karine Deshayes; “Una voce poco fa”; IL BARBIERE DI SIVIGLIA;

MIT DEINEN BLAUEN AUGEN (1906) OP. 56 NO.4

Poet

Heinrich Heine

Mit deinen blauen Augen

Heinrich HeineMit deinen blauen AugenSiehst du mich lieblich an,Da ward mir so träumend zu Sinne,Daß ich nicht sprechen kann.An deinen blauen AugenGedenk’ ich allerwärts:Ein Meer von blauen GedankenErgießt sich über mein Herz.

With your blue eyes

English Translation © Richard StokesWith your blue eyesYou gently look at me,It seemed to me so like a dream,That now I cannot speak.I recall your blue eyesEverywhere:—A sea of azure thoughtsPours over my heart.


Mit deinen blauen Augen   Op.56-4 TrV 220  
  Sechs Lieder 
きみの青い瞳で  
     6つの歌曲 

詩: ハイネ (Heinrich Heine,1797-1856) ドイツ 
    Neue Gedichte – Neuer Frühling(新詩集-新しい春 1844) 18 Mit deinen blauen Augen 

曲: シュトラウス,リヒャルト (Richard Strauss,1864-1949) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Mit deinen blauen Augen
Siehst du mich lieblich an,
Da ward mir so träumend zu Sinne,
Daß ich nicht sprechen kann.

An deinen blauen Augen
Gedenk’ ich allerwärts:
Ein Meer von blauen Gedanken
Ergießt sich über mein Herz.
きみの青い瞳で
きみはぼくを愛らしく見てる
するとぼくの心の中はもう夢見心地
それは言葉にできないほどだ

きみの青い瞳のことを
ぼくはどこでも考えているのだ
青い思いの海が
ぼくの心からあふれ出る 

いかにもシューマンが曲をつけていそうなハイネの詩、詩集「新しい春」の中の一篇です。しかしこの音楽はシュトラウスでなければ書けなかったであろうと思えるような濃密なもの。シュトラウスはハイネの詩の中でもあまりこういったベタベタの恋歌でないものを好んで曲を付けていることが多いので、この味わいは貴重です。


「詩人の恋」歌えないだろうか!←なんという大それた考え(2024/12/11)

DICHTERLIEBE (1840) OP. 48

Songs in this series

Dichterliebe Op.48, Karaoke, Complete, With Lyrics, for high voice, R.Sc…

Im wunderschönen Monat Mai

Heinrich Heine

Im wunderschönen Monat Mai, Als alle Knospen sprangen, Da ist in meinem Herzen Die Liebe aufgegangen. Im wunderschönen Monat Mai, Als alle Vögel sangen, Da hab’ ich ihr gestanden Mein Sehnen und Verlangen.

In the wondrous month of May

In the wondrous month of May, When all the buds burst into bloom, Then it was that in my heart Love began to burgeon. In the wondrous month of May, When all the birds were singing, Then it was I confessed to her My longing and desire.

Aus meinen Tränen sprießen

Aus meinen Tränen spriessen Viel blühende Blumen hervor, Und meine Seufzer werden Ein Nachtigallenchor. Und wenn du mich lieb hast, Kindchen, Schenk’ ich dir die Blumen all’, Und vor deinem Fenster soll klingen Das Lied der Nachtigall.

From my tears there will spring

From my tears there will spring Many blossoming flowers, And my sighs shall become A chorus of nightingales. And if you love me, child, I’ll give you all the flowers, And at your window shall sound The nightingale’s song.

Die Rose, die Lilie, die Taube, die Sonne

Die Rose, die Lilie, die Taube, die Sonne, Die liebt’ ich einst alle in Liebeswonne. Ich lieb’ sie nicht mehr, ich liebe alleine Die Kleine, die Feine, die Reine, die Eine; Sie selber, aller Liebe Wonne, Ist Rose und Lilie und Taube und Sonne.

Rose, Lily, Dove, Sun

Rose, lily, dove, sun, I loved them all once in the bliss of love. I love them no more, I only love She who is small, fine, pure, rare; She, most blissful of all loves, Is rose and lily and dove and sun.

Ich grolle nicht

Ich grolle nicht, und wenn das Herz auch bricht, Ewig verlor’nes Lieb! ich grolle nicht. Wie du auch strahlst in Diamantenpracht, Es fällt kein Strahl in deines Herzens Nacht. Das weiss ich längst. Ich sah dich ja im Traume, Und sah die Nacht in deines Herzens Raume, Und sah die Schlang’, die dir am Herzen frisst, Ich sah, mein Lieb, wie sehr du elend bist. Ich grolle nicht.

I bear no grudge

I bear no grudge, though my heart is breaking, O love forever lost! I bear no grudge. However you gleam in diamond splendour, No ray falls in the night of your heart. I’ve known that long. For I saw you in my dreams, And saw the night within your heart, And saw the serpent gnawing at your heart; I saw, my love, how pitiful you are. I bear no grudge.

Und wüßten’s die Blumen, die kleinen

Und wüssten’s die Blumen, die kleinen, Wie tief verwundet mein Herz, Sie würden mit mir weinen, Zu heilen meinen Schmerz. Und wüssten’s die Nachtigallen, Wie ich so traurig und krank, Sie liessen fröhlich erschallen Erquickenden Gesang. Und wüssten sie mein Wehe, Die goldenen Sternelein, Sie kämen aus ihrer Höhe, Und sprächen Trost mir ein. Sie alle können’s nicht wissen, Nur eine kennt meinen Schmerz: Sie hat ja selbst zerrissen, Zerrissen mir das Herz.

If the little flowers knew

If the little flowers knew How deeply my heart is hurt, They would weep with me To heal my pain. If the nightingales knew How sad I am and sick, They would joyfully make the air Ring with refreshing song.

https://www.oxfordlieder.co.uk/song/153

Myrtenの次の歌候補

Nr.1 Wiedmung献詞F.Rückert
  3 Der Nußbaumくるみの木J.Mosen
  7 Die Lotusblumeはすの花H.Heine
 9 Lied der Suleikaズライカの歌J.W.v.Goethe
 11 Lied der Braut I花嫁の歌ⅠF.Rückert
 17 Venetianische Lied Iヴェネツィアの歌ⅠTh.Moore
 23 Im Westen西方にR.Burns