‟西部戦線異状なし” with Simon
どうしてるかなぁと気になる人たち。東京に(一人は東北!)に住む孫たち。時々連絡できるのは上の3人。一番下のかわいい子はスマホなし。アンパンマンとドラえもんが好きなママ大好き甘えん坊なれど、今日のテーマは「西部戦線異状なし」に心を動かされたのか、その話だった。大きくなったのね!
Simon:「西部戦線異状なし」。ひとりの青年が学校で、あのぅ、「お国のために戦争に行け」と言われて、で、その青年が戦場へ行って戦っていると、親友を失ってしまいました。
一回ぃ休戦があったのでその時に学校へ戻りました。すると先生は相変わらず「お国のために働け」とだけ言っていました・・・。青年はそれを聞いて「友を亡くしてから、死ぬから。戦争はそんなものじゃない。」と叫んでしまいました。
休戦が終わって青年は戦場へ帰りました。戦場に青い蝶が舞い降りてきました。青年は、それを取ろうとして走っているときに「ドン」と撃たれ、死亡しました・・・。その日の戦況報告書には「西部戦線異状なし」とだけ書かれていました。
ひとりの青年が死んでも、戦いにはあんまり変わりがないってことだね。(しばらく、考え込むSimon)
Im Westen nichts Neues 第一次世界大戦の西部戦線において、ドイツ軍の志願兵パウル・ボイメルが戦場での死と痛み、不安、恐怖、理不尽、怒り、そして虚しさを味わい、やがて戦死するまでを描いた物語。‟長雨の後の晴れた日、戦場は珍しく静かだった。ハーモニカの音が聞こえ、一羽の蝶が飛んできた。塹壕からそっと手を出すポール。その瞬間、敵狙撃兵の弾丸がポールの若い命を吹き消した。” All Quiet on the Western Front