♪シャンソン&タンゴ

Komorebi Karaokeで歌えそうな曲:「演歌」/「歌謡曲」撲滅運動に賛成したい私の、これから歌える歌は?

Il pleut sur la route    ★日本語歌詞

Score with French lylics
小雨降る径 Il pleut sur la route 金子由香利
Il Pleut Sur La Route / 小雨降る径:ギター 楽譜
Tino Rossi – Il pleut sur la route (Tango) – 1935
訳詞:坂口淳 作曲:H. ヒンメル 新井俊稀 
淡谷のり子”小雨降る径”1961年。935年ごろに作曲されたコンチネンタル・タンゴの代表曲。
Il pleut sur la route 小雨降る径
Tino Rossi     ティノ・ロッシ

Il pleut sur la route...  
Le cœur en déroute 
Dans la nuit j'écoute 
Le bruit de tes pas...
  径に雨は降り…
  心は乱れ
  夜の闇のなか耳を澄ませる
  君の足音に…

Mais rien ne résonne
Et mon corps frissonne
L'espoir s'envole déjà
Ne viendrais-tu pas ?
  だが何も聞こえず
  身体はうち震え
  望みはすでに消え去る
  君は来てくれないのか?

Dehors... le vent, la pluie...
Pourtant, si tu m'aimes
Tu viendras quand même
Cette nuit
  外では…風が、雨が…
  だが、もし君が僕を愛してるのなら
  それでも君は来るさ  今宵

Il pleut sur la route
Dans la nuit j'écoute
A chaque bruit mon cœur bat
Ne viendras-tu pas ?
  径に雨は降り
  夜の闇のなか耳を澄ませる
  どんな物音にも胸が高鳴る
  君は来ないのか?

L'orage est partout 
Dans un ciel de boue
Mais l'amour se rit de tout
Il a dit ce soir 
Pour la recevoir
Chez moi tout chante l'espoir... 
  泥のように濁った空から
  雷雨があちこちに降りそそぐ
  だがわが愛は何も意に介さず
  今宵だと言った
  あの人を迎え入れるために
  わが胸の裡に希望の歌が鳴り響く…

Dehors... le vent, la pluie...
Pourtant, si tu m'aimes
Tu viendras quand même
Cette nuit
  外では…風が、雨が…
  だが、もし君が僕を愛してるのなら
  それでも君は来るさ 今宵

Il pleut sur la route
Dans la nuit j'écoute
A chaque bruit mon cœur bat
Ne viendras-tu pas ?
  径に雨は降り
  夜の闇のなか耳を澄ませる
  どんな物音にも胸が高鳴る
  君は来ないのか?
Il pleut sur la route – Tino ROSSI – KARAOKÉ
小雨降る径    金子由香利

静かな雨 並木の雨
あなたを待つ胸に降る
流れる唄 懐かしい唄
夢をささやく あのメロディー

いつの日にか また逢い見ん
あふれ来るは涙
静かな雨 並木の雨
痛む心にしのび泣く

日本語詞:不詳
小雨けむる 夜の街に  ともしび消え われ一人
胸はふるえ 心みだれ  むなし望みを いだきつつ
  いかに嵐 吹きすさぶとも  今宵こそはと きみを待つ
  耳に慣れた あの足音  夜のちまたに たたずみて

心までぬれそぼち 切なさあふれ 面影を偲びては 涙さしぐむ

小雨けむる 夜の街に  ともしび消え われ一人
胸はふるえ 心みだれ  むなし望みを いだきつつ
  いかに嵐 吹きすさぶとも  今宵こそはと きみを待つ
  耳に慣れた あの足音  夜のちまたに たたずみて

Parlez-moi d’amour

リュシエンヌ・ボワイエ「聞かせてよ愛の言葉をParlez-moi d’amour」

1930年に作詞・作曲されたリュシエンヌ・ボワイエの「聞かせてよ愛の言葉を」。あの武満徹が戦時下中学生(14歳)の時に聴いて衝撃を受け、作曲の道へ進むきっかけとなったのがまさにこのレコードであることは、つとに有名。

「それは、当時、私たちが接していた音楽というものと、まるで違うもの、軍歌とはまるで違う別のしかも甘美な音楽でありました。それを聴いて、こんな素晴らしい音楽がこの世にあったのかと思いました。そのことが終戦になってからも忘れられなくて、音楽に自分の関心が集中してきました。武満徹「私の受けた音楽教育」」

楽譜

 

聞かせてよ、愛の言葉を 

優しく囁いて あなたの美しいお話
聞き飽きたりなんかしない 何度でも繰り返して
その至福の言葉を 愛してると

知っているでしょ 私が心の底では信じてないのを
それでもまだ聞きたいの 愛撫するあなたの声で
私の大好きな言葉を
私は美しいお話に動揺し 心ならずもそれを信じたくなる

聞かせてよ、愛の言葉を 優しく囁いて あなたの美しいお話
聞き飽きたりなんかしない 何度でも繰り返して
その至福の言葉を 愛してると

甘いささやきが、私の心をときめかす
空想上の生き物(シメール)を信じなかったら ときに人生はつらいもの
でも安心させてくれる誓いの言葉を聞けば 悲しみは薄らぎ
口づけで心の傷は癒やされる

(第一節 繰り返し)

【 Parlez moi d’Amour】歌詞朗読と解説
Lucienne Boyer–Parlez moi D’amour, Rare TV; her last appearance at the Olympia in Paris in 1974.

雅哉さんが推すシャンソンの名曲

  • シャルル・トレネ Charles Trenet が歌う「ラ・メール ( La mer ) 」←「海」のこと。
  • エディット・ピアフが歌う「ばら色の人生 ( La Vie en rose )」「水に流して ( Non, je ne regrette rien )」「群衆 ( La Foule )」「パダム・パダム ( Padam padam )」
  • イヴ・モンタンが歌う「枯葉 ( Les Feuilles mortes )」「パリの空の下 ( Sous le ciel de Paris )」
  • ミレイユ・マチュー Mireille Mathieu が歌う「パリは燃えているか ( Paris en colère )」←同名映画の主題曲に歌詞を付けたもの。直訳すると「怒れるパリ」。Spotifyではこちら
  • 加藤登紀子が歌う「さくらんぼの実る頃」←パリ・コミューン時代の流行歌。宮崎駿監督『紅の豚』で使用された(こちら)。
  • ジャン・アヌイ(詞)フランシス・プーランク(曲)「愛の小径( Les chemins de l’amour )」ジェシー・ノーマンの歌唱でどうぞ(こちら)。

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