1. 経過 2. 若草hp外科 3. 市大整形外科(10/31) 4.市大整形外科_2(11/14) 5. 市大整形外科_3(11/28)
年 | 月 日 | できごと | メモ | その他の病院通院など |
2024 | 8/15 | 腹部の腫れ自覚 | May 20-Jul 25 補装具調整’24 | |
8/19 | 腹部の腫れWatanabePTに相談 (筋肉の緊張、または直腸の先端に便が固まっている) <8/19メモ:こちら> | |||
?8/5? | 8/26Memo:「3週間前はお通じがあって解決した」・・・不正確;実際は8/15 | Aug 22~29 EyeClinic受診 ’24 | ||
8/26 | 筋肉の使いすぎか、便秘か。林PTにも訪問診療の岩澤医師にも状況と診断不能。必要ならCT検査となった。3?週間前はお通じがあって解決したが。。。。(不正確) | |||
8/31 | ふくらみが少しずつ小さくなっているように思う。が、「わからない」が実際のところ。 | |||
9/2 | 市川看護師:腸ではない。骨の周りの筋肉が腫れているように思える。CTスキャンをするように。はれの大きさ7cm x 8cm (※ポコリより、平べったい感じになった ) | ベッドで腹部指圧でチェック。腹部以外異常なし。 | ||
9/8 | 大きさ、硬さ変わらず。気にしないようにしている。体調普通、気分良好。 | |||
9/9 | 岩澤先生チーム診察。内臓ではないので様子を見て外科でCTを取り診断を受けてはどうか。様子は「8/26と同じか、少し横に平らになった感じか」。 | 10月中に診察?木曜午前、事前に訪問診療チームに日時連絡のこと。 | ||
10/17 | 若草病院外科受診(山田先生、武石nur)腹部腫瘤(筋肉の増殖)→YCU受診紹介状⇒10/31受診予約 | (左下を見よ) | ||
10/31 Thurs. | YCUhp 整形外科(中島尚嗣先生)受診。触診「大きいね。」 MRI 診断後必要があれば生検・手術なども。経過観察もある。体はどんどん動かして良い。患部は触っても問題ない(が触る必要もないでしょ)。病歴、家族の病歴など。。。 | 11/7 MRI 検査、11/14 再診(YCU) | ||
11/7 Thurs. | MRI 検査 30分ぐらいかかった。息を止めているのがちょっと難しかった。 | 田中mikuちゃんがいた | ||
11/14 Thurs. | YCUhp 整形外科(中島尚嗣先生)再診。「X線の専門家にも診てもらった結果デスモイド腫瘍では?」★針生検実施(上手、痛み無し)普通に(しっかり)運動してよい。 | 診察メモ(下) | ||
11/16 Sat. | 11/15: こもれびで入浴の時針生検の傷口を診てもらった。剝がしたガーゼに1cmほどの丸い血の模様。皮膚は赤っぽい針の痕と周りに1cmほどの青っぽい内出血があったが「動いて大丈夫」とのことだった。看護師さんが傷口をそばにあったほくろと間違えて、そちらにOne touch padを貼ったほどだった(笑)。11/15 daycareリハ歩行実施、11/16 自宅歩行訓練再開 | |||
11/18 Mon. | 昨日(11/17)から、筋肉を普通通り動かすせいか、腫れの部分を触る(なでる)とかすかな柔らかい痛みがある。あまり触らないようにしている。(市川看護師さん:検査の影響とか、気にしなくてよい。) | |||
11/28 Thurs. | MRIの検査結果:デスモイド腫瘍。ただしActive Servaillanceでいく。「小さくなるかもしれない」とも。普通に生活してよいとのことなので安心。定期的に検査していくことになった。・・「気にしないで楽しくいきます。」のように言ったら「それだけPositiveなら大丈夫」とのこと。4月から異動されるらしいのが残念。 | 診察メモ(下) |
2. 10/17★若草病院外科受診(山田先生、武石nur)腹部腫瘤(筋肉の増殖)→YCU受診紹介状⇒10/31受診予約
3. 10/31★市大整形外科(中島尚嗣先生)受診。触診「大きいね。」 ★MRI 診断後必要があれば生検・手術なども。経過観察もある。体はどんどん動かして良い。患部は触っても問題ない(が触る必要もないでしょ)。病歴、家族の病歴など。。。 あとは、皮膚を抓って痛みの感覚がどれだけあるか確かめていた。 11/7 MRI 検査、11/14 再診(YCU)
4. 11/14 YCUhp 整形外科(中島尚嗣先生)再診。「X線の専門家にも診てもらった結果デスモイド腫瘍の可能性あり」★針生検実施(上手、痛み無し)普通に(しっかり)運動してよい。2週間後を待つことにしよう。
🌸5. 11/28YCUhp 整形外科(中島尚嗣先生)再々診。
デスモイド腫瘍。ただしActive Servaillanceでいく。「小さくなるかもしれない」とも。普通に生活してよいとのことなので安心。定期的に検査していくことになった。次は2/27(木)
★デスモイド腫瘍(desmoid tumor 国立がん研究センター)はデスモイド型線維腫症(desmoid-type fibromatosis)ともいわれる腫瘍性疾患です。デスモイド腫瘍は局所浸潤性は強いものの、遠隔転移を起こすことがないことから、WHO分類においては、良性と悪性の「中間群」の軟部腫瘍に分類されています。
★★<生成 AI> は試験運用中デスモイド腫瘍は、組織学的には良性の線維増殖性腫瘍ですが、生物学的態度は悪性に近い性質を有するため、良性と悪性の間に位置する中間型悪性腫瘍に分類されています。デスモイド腫瘍の特徴は次のとおりです。孤発性と家族性に分けられ、孤発性は全体の90%前後を占める。局所浸潤性が強く、周囲の臓器が機能不全に陥る場合がある。遠隔転移はしない。発生年齢のピークは40歳で、女性は男性の2~3倍の発生頻度。
デスモイド腫瘍の症状と診断 <希少がんセンターの解説(以下)>
デスモイド腫瘍の症状として、四肢・体幹などに発生した場合では腫瘤の触知の他に腫瘍の圧迫による神経障害や疼痛が出ることがあります。一方腹腔内腫瘍の場合、腹痛や腹部腫瘤、腸管穿孔などの症状を呈することもあります。また頭頸部領域に発生した場合、稀に重要臓器への浸潤や気管閉塞などを生じることで、致死的となることも報告されています。
デスモイド腫瘍の画像診断で最も有用なのはMRIです。その線維成分主体の腫瘍組成から、T1およびT2強調画像において低信号領域を広く認めることが多いですが、多くの場合内部は不均一であり、時にT2で高信号領域を認めることもあります。また腫瘍の活動度と造影効果を持つ領域の割合は相関し、薬物療法の治療効果を反映する可能性も示唆されています。また同様にFDG-PETによるFDGの集積度合いは治療効果の予測に有用であるとの報告もあります。
デスモイド腫瘍の病理診断は、他の軟部腫瘍との鑑別において重要です。通常は針生検によって病理診断が得られることが多いのですが、線維性の悪性軟部腫瘍を否定するために、場合によっては切開生検が必要となることもあります。デスモイド腫瘍は希少疾患であり、針生検の実施および病理診断に関しては、それぞれ軟部腫瘍専門医および軟部腫瘍専門病理医が行うことが望ましいと考えられます。
「軟部腫瘍(四肢や躯幹に発生した“はれもの”“できもの”)」
よくみられる非腫瘍性の腫瘤としては、ガングリオン、類表皮嚢胞(粉瘤)や滑液包炎があり、また、腫瘍性の腫瘤としては脂肪腫や血管腫などがあります。いずれも良性の疾患です。
4) 脂肪腫
脂肪腫は軟らかい皮下にみられる腫瘍が大部分ですが、中には比較的硬い筋肉内の脂肪腫もあります。大きなものは高分化脂肪肉腫(低悪性)のこともあり、区別が必要です。
6) 皮下にできる腫瘤
皮下にできる腫瘤で、可動性がみられても硬い腫瘤は注意が必要で、3cm以上のものは局所麻酔で針生検をする必要があります。ただし、針生検の後は20分間ほどの安静が必要です。後に出血がみられることがあり、もし、悪性であれば広がってしまうことになります。
7)「軟部腫瘍」パンフレット(日本整形外科学会)
軟部腫瘍は悪性でも疼痛がありません。一般の方は痛みがないから、大きくなるまで放置していたという方がよくみられます。これは大きな間違いで、軟部は悪性でも痛みがないのが普通です。パンフレット「整形外科シリーズ20 軟部腫瘍」
臨床所見、CT,MRIなどの画像所見、組織所見の3所見を合わせて診断。
治療:良性の境界明瞭な皮下腫瘍であっても、手術室で止血帯を用いて、神経を損傷しないように行っています。切除に時間のかかる大きな腫瘍は、入院させて行います。
悪性の腫瘍は、全身麻酔や腰椎麻酔をかけ、腫瘍の辺縁より3cm以上離して筋肉や神経・血管を含めて、ときには腫瘍が接している骨や関節も切除しますので、そのままにしておくと術後筋力低下、神経障害、血管障害が出現します。
欠損部を補うために、骨移植、人工関節置換術、神経移植,血管移植、筋・皮弁移植などの組織移植が行われます。(あら、大変!)