1月 2月 3月 (1/9「Haiku集 2014-2024」 ) (2/6 Nakano先生「共鳴句」) (朝日俳壇2月) (俳句「定型句」教本)
<春の季語> 春睦月 立春 早春 春浅し 余寒 春寒 春めく 雨水 二月尽 仲春 如月 啓蟄 春分 彼岸 春社 春の日 春光 春の空 春の雲 春の月 朧 朧月 春の星 春の闇 東風 春一番 風光る 春疾風 霾 春雨 春時雨 菜種梅雨 春の雪 斑雪 雪の果 春の霙 春の霰 春の虹 春雷 霞 陽炎 春陰 花曇 蜃気楼 逃水 春の山 春泥 残雪 木の根 雪崩 雪解 凍解 薄氷 氷解く 流氷 鞦韆 春の風邪 朝寝 春眠 春の夢 春愁
(お正月を飾ってくれた花たち) ◆ 千両と万両飾り’24 ◆ 薔薇パンジーハイビスカスのお正月 ◆ 権現の山にこそあれ藪ツバキ ◆ 鎌倉の庭からひょっこりロドレイア |
1/9 「Haiku集 2014-2024」を作った(こちら)
2/6 Nakano先生からの「共鳴句」
- 2017/4/6 🌸孫と来て神田川辺の花見かな
- 🌸鎌倉や寺をめぐれば花いかだ(Simon)・・妙法寺で
- 🌸✩ 掲示板の番号指しつ孫に春
- 🌸◇ 交響曲イタリア響く秋の宵
- 🌸鎌倉の庭に香るや金木犀
- 🌸秋の雲ふわり流れて湾(うみ)青し
- 🌸背を伸ばし歩いてみたり秋の日に
- 🌸Even in a wheelchair I felt joy and happiness on that autumn day
- 🌸”また明日”友と手を振る秋の暮
- 🌸あの日からはや1年の冬至かな
- 🌸春近し戸外歩行で陽のもとへ
- 🌸山裾にポピーが二輪風に揺れ
- 🌸Daycareの道に真白きハナミズキ
- 🌸我が歩み励ます友のドレミの歌
- 🌸降る雨にピアノの音よ溶けてゆけ
- 🌸三角の笹の葉開き粽食む
- 🌸陽に映えて金の穂揺らすあわだち草
- 🌸ミズヒキのちいさき花のそっと咲き
- 🌸冬枯れの山にかそけき日差しあり
2/5 平潟町にも少しだけ雪が降った。
(O先生宛)金沢八景・平潟町は雪がぱらついた程度でしたが、私が通う、円海山のふもとに立地するデイケアは、今週火曜日がお休みになるほど雪が積もったそうです。昨日行きましたら、道路脇にまだ雪が残っていました。
◆ 降る雪に我をうましし母思う ◆ 里山に雪の降る朝我生まる |
◆ デイケアへ上る坂道まだら雪(なごり雪) (2/9) ◆ 雪残る山裾に今日春の風 ◆ 夕日射す山の斜面に浅き春 |
2/13 久しぶりに外へ出た。潮の香りが強くて驚いた。
◆ 春の日や戸外の潮の香新しき |
2/16 俳人中野湘舎さんから昨日、少しばかりのお礼の品へのお礼としていただいた素敵な俳句。
永き日やあしたも生きてゐるつもり
🌸◆ いづこより春は来たるや山遠し (「良く出来ています」・・湘舎先生4/10) ◆ 春の山雪解け水を野に畑に ◆ 雪解けの水音聴きて春を知る ◆ 雪解けや小川の水もぬるむかな ◆ 雪解けの道に小さき春の跡(乾いた土が見える) 🌸◆ 雪解けの道に小さな土も見ゆ (○印:湘舎先生 4/10) |
里の春「フキノトウ」 ☆ふるさとの思い出は、なぜかすべて雪解けの春から始まります。とりわけ春の花々が懐かしく思い出されます。「春」は若い日の夢と希望の象徴だったからかもしれません。
◆ 春の朝床の背中の暖かさ ◆ 吾子の声聞きつつ昼寝春の午後 3/14 ◆ 春の陽に雑木林の明るさよ(明るけし) 3/15 ◆ 春の陽や雑木林も光りおり 3/15 |
3/17 平潟湾に風が吹く
◆ 春風や大根の花北に揺れ ◆ 春風に北向く白き花大根 |
3/22 こもれびの雑木林に春風が吹いていた。
◆ 春風や冬木の林通り抜け ◆ 春風や雑木林の草揺らし 3/15 ◆ 春風や青空に花ふたつみつ ◆ 春風に花も咲く日を待ちかねり |
高浜虚子「自薦句集(復刻版)」より