◆ 友といて眺めん青き平潟の湾(umi) ◆ 懐かしき歌をうたいて春の午後 ◆ 良き友のいる幸せ海静か |
4/7 入浴しているとき窓の外に見える円海山の山裾を見ると,先週までピンクだった桃の花がすでに葉っぱ色になり、山には雨をもたらす風が時折強く吹いていた。季節が移っていく・・・。
◆ さくら過ぎ円海山に春驟雨 ◆ さくら散り里山は今日嵐なり |
4/11 春の風が吹く平潟湾、ベランダにはいくつもの野の花。運んだものもあればいつからかどこからか来たものもある。
◆ ベランダに野の花咲くやふたつみつ ◆ そっと咲くすみれカタバミほとけのざ ◆ 海の調べ今日の曲はラフマニノフ |
川幅に水が窮屈きんぽうげ (岡本 眸)
水量の増した小さな川。水が溢れるように流れていきます。川のほとりに、鮮やかな黄色の金鳳花が、春の日射しを浴びて輝きます。いきいきと弾むような春の情景です。(季語=金鳳花)
4/21 円海山のすそ野にあるKomorebiは、施設が山裾に広がり野の花がそのまま咲いている。山からの風が涼しく入ってくる。
◆ 🌸山裾にポピーが二輪風に揺れ ◆ 山の端に赤いポピーが風に揺れ ◆ 山からのそよ風ポピーを揺すりをり ◆ 春の風ポピーを揺らし渡りゆく |
4/28 Daycareへの道にハナミズキとヤマボウシが咲く季節
◆ 🌸Daycareの道に真白きハナミズキ ◆ 春風に揺れるや白きハナミズキ ◆ 風に揺れる小さき花よハナミズキ ———————————– ◆ 鎌倉の庭のヤマボウシいつ咲くや ◆ ヤマボウシ咲く水無月は鎌倉へ |
4/28 毎週金曜日にいつも楽しく歌ってくれた「専属歌手」 Hirosさんがもうすぐ施設に移ると聞いて“これも人生”と思う。Hirosさんの好きな歌が「山小屋の灯」だった。4/28は家で大切にされているらしいその歌が入った歌詞集を持ってこられた。
◆ 「山小屋の灯」歌い別れゆく |
5/17 円海山のふもとに薫風が吹き、木々の若葉を揺らしています
◆ 山裾の野に葉を揺らすくるみの木 ◆ 栗の木の若葉を揺らす五月風 |
5/24 このところの歩行訓練はいつも順調とはいかず行きつ戻りつの試行錯誤。戸外をしっかり歩いたのも久しぶりだった。
◆ 戸外へと勇んで足を踏み出しぬ ◆ おぼつかぬ歩みのわれに風すがし ◆ 重い足一歩ずつ前ただ前へ ◆ 🌸我が歩み励ます友のドレミの歌 |
6/9 俳句を作る時間があるKomorebiは、たいていいつも楽しく忙しく俳句を作るのを忘れる。無理矢理(?)作ったのでダメかな?この日はMr.S氏と話をして私のピアノが話題になった。
◆ 🌸降る雨にピアノの音よ溶けてゆけ ◆ ピアノ弾く窓を見やれば紫陽花の青 |
梅を干す真昼小さな母の音 (飯田龍太)
静かな真昼、母が梅を干す小さな音が聞こえています。毎年この時期に繰り返されてきた、そのやさしい音に心が安らぎます。(季語=梅干す)
6/18 ハイム花壇散歩で中庭まで歩き、車椅子を取ってきてもらうまでに作った俳句
◆ 海風を受けてベンチに休みおり ◆ 庭に咲くアジサイ・コスモス・グロリオサ <Gloriosa 和名:キツネユリ(狐百合)> ◆ 中庭のベンチに脚を伸ばしおり |
6/28 Seong-Jin Choさんの東京文京区(Civic Hall)コンサートの日
◆ 東京に行って聴きたしSeong Jin Cho ◆ Cho Seong-Jinのコンサート希望にリハビリへ |
6/30 白鷗会報で白鷗句会の作品を見て作ってみた(ちょっと”力”入れて)。部外者は投稿できないのかな?次回は7/17らしい。誰かに見てもらわないと。とんでもない句ばかり作ってるから・・・。
◆ レース地へ湾を進みゆくヨット二艇 ◆ 狭き湾の釣船すり抜けカヌー走る ◆ 日曜昼前の湾は忙し釣船帰る |