「国の意思」はどこに表れるのか。
衆院法制局は答弁例集の要件に基づき論を立て「国の意思」が時の内閣によって恣意(しい)的に運用されない歯止めについて論点をまとめた。これまで政府が取り上げていなかった要件だった。
国会、行政、司法の三権のうち「国権の最高機関」(憲法41条)であり、「全国民を代表」(同43条)するのが国会だ。衆院法制局が示したペーパーは「意思決定過程に国会(与党及び野党)が『関与』することが求められる」と結論づけた。
戦前の国葬令第3条には、天皇・皇族以外の者は「特旨」により国葬を行うことがあるとの定めがあった。 Full Text
good program 【9月2日(金)報道1930】
▽国葬と国葬儀は違う?“ゴハン論法”で乗り切れるか
▽調査でなく点検…旧統一教会と「関係絶つ」のは可能か
▽税金なのに使途自由…予備費増大の背景
▽過去にはあった自民総務会の“K点越え”とは
シンポジウム「国葬を考える」:2022年9月19日(月・祝)14時〜
1シンポジウム「国葬を考える」 9/19(月祝)14時〜
パネリスト[五十音順・敬称略] 石川健治(東京大学) 片山杜秀(慶應大学) 國分功一郎(東京大学) 白井聡(京都精華大学) 三牧聖子(同志社大) 山口広(弁護士)
もはや国葬ではなく『岸田賞授与式』(木村草太氏)
岸田首相が一貫して説明してきた国葬の定義についての話だ。首相は今回の国葬を「故人(安倍氏)に対する敬意と弔意を国全体として表す儀式」と定義した。首相の言う「国全体」とはそもそも何を指すのか、疑問があるというのだ。国葬が妥当なのか、合憲であるかを論じるには「国葬の名で行う儀式の定義を把握する必要がある」とも言った。
【速報】トルドー首相が安倍元総理の国葬欠席を表明 カナダ公共放送(2022年9月25日)
(ラサール石井9/25)ついにトルドーまで欠席。これが「安倍外交」の実績。世界にばら撒いた60兆円、アベノマスクの500億、国葬の16億、その金で子供の貧困を救い教育を無償化し世界平和に貢献していれば、世界中から死を悼まれる首相になれた 【速報】トルドー首相が安倍元総理の国葬欠席を表明
安倍元総理の国葬に合わせたタイミングでのスウェーデン国営放送の特集。
「メディアでは皆が安倍氏の死を悲しんでいるかのように報道されているが、日本国民は国葬に反対している。その背景には、多くの日本人家庭をメチャクチャにした宗教活動があったのだった」 という出だしで始まる。
「日本社会が裏で統一教会に動かされてきたという事実は、私にとっては別に驚きではありません。だって今まで何十年もずっとそうだったんですもの」 と語る元信者のスウェーデン人(信者だった当時はアメリカ在住)。
後で少し補足しますが、統一教会の影響力はアメリカ社会にも及んでいたそうです。「安倍元総理の銃撃事件の後、政権与党である自民党の379人の内179人が統一教会と関係を持っていた事が判明しました。そして、政治家と統一教会がつながっているのは日本だけではなかったのです」
現職の総理が謝罪に追い込まれた事に関して、 「岸田総理がこんな発言をする事は今までなかった。状況が改善する事を願います。ですが、(現実的には)日本の政治には汚職が付き物という歴史があります。政治家たちはいかなる手段を使ってでも金が欲しいのです。」
「世論調査では日本国民の半数以上が安倍氏の国葬に反対しています。その費用は税金から出ており、125万クローナ(16億円)に及びます。この件に関して、コネチカット大学の歴史学教授のAlexis Dubbenさんにお話を伺います」
「これはまるで戦前のようです。『民主的』とされる日本で、『日本は戦争犯罪などやっていない』と主張する男が国葬される。これはドラキュラを国民的英雄として祭り上げているようなものです。それも国民のお金で」
「日本は未だに海外からの入国を制限している時期だというのに、国葬の時は海外から来賓を招き入れる。このように事件を利用するのは政治家たちの典型的な手口です。そしてこれは危機的状況です」
https://www.svtplay.se/video/36829459/utrikesbyran/utrikesbyran-sasong-6-avsnitt-2?id=e4o4b9V
若者は安倍が好きだった?若者は国葬や自民党を本当に支持したのか 参列した20代記者が抱いた違和感
誰のためだったのか──。9月27日に開かれた安倍晋三元首相の国葬。本誌記者(28)も式場に入り、4時間にわたる儀式を見届けた。国葬を支持する意見が多かった同世代の若者たちの目には、どう映ったのだろうか。テレビの中継やニュースでご覧になった人も多いだろう。「モリ・カケ・桜問題」など負の側面に触れることなどないとはわかっていたが、仲間内でやるべきものを、国を挙げてやっているという感じを強く受けた。