Kaku Toru 第九concert’21

年末の実感があまりないが、今年もあと2週間。第九コンサートに行ってきた。川崎ミューザは初めてだった。加来徹のバス・バリトン、宮里直樹テノール、清水華澄メッツォ、国立歌劇場合唱団の音声は素晴らしかったが、指揮者秋山さんはやや弱く、管楽器奏者の音が揃わなかったりと、ちょっと低調だった。それともあのホールの構造に問題があるのか?演奏者と近い感じは良かったが。それでも生の演奏を聴くのは格別。Violaとコントラバスが美しかった。ホルンとオーボエ、ティンパニとトライアングルの音は??あとは加耒さん が今回のソリストの中で一番背が高かったのでびっくり!ソプラノ安井さんの”待ってる時間も笑顔”が良かった。

ホールについて 

1997席を擁する音楽ホールは、螺旋構造をした客席空間が、中央のステージを360度取り囲むヴィンヤード形式を採用しています。舞台との距離が近く、演奏者の吐息さえも聞こえてきそうな臨場感は、聴衆との一層の一体感を実現。お客様からは、演奏者の表情が手に取るように見え、演奏者からは、お客様の反応が良く判ります。

まるで生き物のように音楽に合わせて姿を変えていく音楽空間。美しいスパイラル形状と最先端の音響システムが織り成す豊潤なる響きは、国内外の指揮者・オーケストラ・音楽家から高く評価され、故・マリス・ヤンソンス氏からは「最愛のホール」と称えられ、同じく世界的指揮者のサー・サイモン・ラトル氏には「世界最高のホールのひとつ」と絶賛されています。また、海外からの視察も多く訪れています。

ホール形式 写真
ヴィンヤード形式 オープンステージ/間口22m、奥行14m、天井高さ22m