「Ma rendi pur contento(喜ばせてあげて)」はヴィンチェンツォ・ベッリーニ(Vincenzo Bellini, 1801年~1835年)によって作曲され、「六つのアリエッタ」の第6曲にあたります。
Ma rendi pur contento della mia bella il cuore, e ti perdono, amore, se lieto il mio non è. | それでも喜びを与えてください 私の美しい人の心に、 そしてお前を許します、愛よ、 もし私の心が楽しまなくとも。 (※il mioの後にcuoreが省略されている) |
Gli affanni suoi pavento più degli affanni miei, perché più vivo in lei di quel ch’io vivo in me. | 私は彼女の苦悩を恐れます 私の苦悩よりも、 なぜなら私は彼女の中で生きているから 私が私の中で生きている以上に。 |
ma/しかし rendere/与える pure/それでも contento/喜び della/di+la mia/私の bella/美しい人(女性) il/(定冠詞) cuore/心 e/そして ti/お前を perdonare/許す se/もし lieto/楽しい mio/私の non/(英語:not) è/(英語:be) | gli/(定冠詞) affanno/苦悩 suoi/彼女の paventare/恐れる、怖がる più/よりも、最も degli/di+gli miei/私の perché/なぜなら vivere/生きる in/中で lei/彼女の più…di quel che~/~より以上に… ch’io/che+io me/私の |
ベッリーニはロッシーニ(同じくイタリアの作曲家)に続くイタリア・オペラ界を代表する作曲家。34年の生涯なんですね…作品を遺すってスゴイことと感じ入ります❤︎ シチリア島のカターニャ出身で 叙情美あふれる旋律から「カターニャのうぐいす」と言われるほどだそうです♪