♪Ma rendi pur contento: Bellini


「Ma rendi pur contento(喜ばせてあげて)」はヴィンチェンツォ・ベッリーニ(Vincenzo Bellini, 1801年~1835年)によって作曲され、「六つのアリエッタ」の第6曲にあたります。

This is from a 1988 Lincoln Center recital with James Levine.


Ma rendi pur contento
della mia bella il cuore,
e ti perdono, amore,
se lieto il mio non è.
それでも喜びを与えてください
私の美しい人の心に、
そしてお前を許します、愛よ、
もし私の心が楽しまなくとも。
(※il mioの後にcuoreが省略されている)
Gli affanni suoi pavento
più degli affanni miei,
perché più vivo in lei
di quel ch’io vivo in me.
私は彼女の苦悩を恐れます
私の苦悩よりも、
なぜなら私は彼女の中で生きているから
私が私の中で生きている以上に。
ma/しかし
rendere/与える
pure/それでも
contento/喜び
della/di+la mia/私の
bella/美しい人(女性)
il/(定冠詞)
cuore/心
e/そして ti/お前を
perdonare/許す
se/もし
lieto/楽しい mio/私の
non/(英語:not)
è/(英語:be)
gli/(定冠詞)
affanno/苦悩
suoi/彼女の
paventare/恐れる、怖がる
più/よりも、最も
degli/di+gli
miei/私の
perché/なぜなら
vivere/生きる
in/中で
lei/彼女の
più…di quel che~/~より以上に…
ch’io/che+io
me/私の

ベッリーニはロッシーニ(同じくイタリアの作曲家)に続くイタリア・オペラ界を代表する作曲家。34年の生涯なんですね…作品を遺すってスゴイことと感じ入ります❤︎ シチリア島のカターニャ出身で 叙情美あふれる旋律から「カターニャのうぐいす」と言われるほどだそうです♪

Belliniさん、ハンサムだった!

練習中(序盤)

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