こどものころ、遠くまで友達とヤマグリを拾いにでかけたものです。私の収穫はいつも少なくて悲しい思いをしました。でもヤマグリは小さくてもとっても甘く、秋の香りがしました。 「風が吹いたら飛び降りるんだ!」クリの兄弟の話 2012年12月13日 小学校1年生のとき、大きな書道展で『特選』をとった時のテキストの初めの部分が、 この「かぜがふいたら とびおりるんだ」でした。 学校の教室にひとり残って、先生の指導で幾日も練習しました。原稿用紙に鉛筆で 「かぜがふいたら・・・・」と一文字ずつゆっくり、ゆっくり、大きな文字で書きました。 その書道展の作品が自分の小学校へ廻ってきたときは、誇らしくてうれしく、今でもよく覚えています。次の年も特選でしたが、どんな文章だったか、そちらの記憶は全くありません。 (あとで母が残したものがありました。こちらだったようです。) このお話の続きは?? クリの兄弟は、クリのお父さんの声に励まされ、ある秋の風の強い晴れた日に、友達と一斉に地上にとびおりました。そして子どもたちに拾われ、喜んでもらったのです。 勇敢なクリの兄弟。自分の運命に逆らわず、だれかに喜んでもらえることがうれしくて、自分をはげまして行動するお話です。 「白い花」メインページへ 2012-12-08