リンゴの花の咲くころ 2012年11月7日 リンゴの花は、その実の華やかな紅とは対照的に、花も白く小さく、あまり気にも留められず咲いていました。 昔、庭の隅に細いリンゴの木が1本ありました。紅玉でしたが、あまり大きい実を付けることはありませんでした。それに、紅くなるのが待ち切れず、まだ青いのに食べていました。 後の日、リンゴの花の美しさと、かぐわしい香りに気付きました。 私のいちばん好きなリンゴは何といっても紅玉。小さい頃、いも煮会の野原でみんなで食べた小さく堅く真赤な紅玉。その時の甘酸っぱい味と真っ青な空。ナナカマドがたわわに実る道を歩いた懐かしい秋の日が心に蘇ります。 「白い花」メインページへ 2012-11-07